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Concert  コンサート情報

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クァルテット・インテグラ Vol.2
~シューベルトとウェーベルンⅡ~

2025年123日(水) 19:00開演
全席指定 5,500

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三澤響果(第1ヴァイオリン)
菊野凜太郎(第2ヴァイオリン)
山本一輝(ヴィオラ)
パク・イェウン(チェロ)

勢いが止まらないクァルテット・インテグラのシリーズVol.2。2年連続でウィーンの作曲家シューベルトとウェーベルンを取り上げて、19世紀のロマン派の音楽と20世紀の前衛的な音楽を極める企画の2回目。シューベルトの家族と演奏するための作品に位置づけられている初期の作品第10番と最後の長大な作品第15番をウェーベルンが衝撃的な4分間で繋げます。

 

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プログラム

シューベルト:弦楽四重奏曲 第10番 変ホ長調 Op.125-1, D87
ウェーベルン:弦楽四重奏のための6つのバガテル Op.9

 

********** 休憩 **********

 

シューベルト:弦楽四重奏曲 第15番 ト長調 Op.161, D887

プロフィール

(c)Abby Mahler

クァルテット・インテグラ

2015年に結成されたクァルテット・インテグラは、情熱的な音楽性と緻密なアンサンブルで高い評価を得ている新進気鋭の弦楽四重奏団である。これまでにARDミュンヘン国際音楽コンクール、ウィグモア・ホール国際弦楽四重奏コンクール、バルトーク国際コンクールなどで上位入賞を果たした。レパートリーはハイドンから現代作品まで、クラシック音楽の幅広い時代を網羅している。また、多くの邦人作曲家から作品を献呈されており、現代音楽の紹介にも積極的に取り組んでいる。演奏活動は国内外に広がり、東京の王子ホール、トッパンホール、サントリーホールにおいて定期的にリサイタルを開催している。さらに、第一生命ホール、フィリアホール、宗次ホール、ワキタコルディアホールでは、ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏に取り組んでいる。海外では、これまでにニューヨーク、ロサンゼルス、ボルダー、フランクフルト、バート・テルツ、カゼルタなどで公演を行っており、今後も各地での演奏が予定されている。これまでにラ・ホーヤ・ミュージック・ソサエティ、リノ室内楽フェスティバル、キジアーナ音楽祭、平昌音楽祭、武生国際音楽祭、霧島国際音楽祭などに出演している。また、米国ワシントン州ベリンハムではBellingham Festival of Music の Play It Forward Chamber Residency に2度招かれ、リサイタルや学校訪問を含むアウトリーチ活動を展開した。さらに、新潟・十日町のベルナティオではアンサンブル・イン・レジデンスとして滞在し、数多くの学校でのコンサートおよびリサイタルを行い、地域との深い交流を築いた。アレクサンドル・メルニコフ、オーガスティン・ハーデリッヒ、堤 剛、練木繁夫、オリヴィエ・シャルリエ、エマニュエル・シュトロッセら著名な音楽家との共演も重ねている。磯村和英、山崎伸子、マーティン・ビーヴァー、ジョナサン・ブラウン、クライブ・グリーンスミス、オリバー・ヴィレに師事。桐朋学園大学、サントリー室内楽アカデミー、コルバーン・スクールを経て、25年秋よりハノーファー音楽演劇大学にて研鑽を積み、同時期からフランスのProQuartetにおいてアーティスト・イン・レジデンスを務める予定である。

https://quartetintegra.com

三澤響果(第1ヴァイオリン)

第16回チェコ音楽コンクール第1位。第66回全日本学生音楽コンクール東京大会第2位、全国大会第3位。これまでに佐々木 歩、原田幸一郎に師事。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コースを経て、現在、コルバーン・スクールにてマーティン・ビーヴァーに師事。使用楽器は日本ヴァイオリンから特別貸与された1728年製Alexander Gagliano。


(c)Ryu Matsuda

菊野凜太郎(第2ヴァイオリン)

第66回全日本学生音楽コンクール東京大会第1位。2017年度青山音楽財団奨学生、19・20年明治安田クオリティオブライフ文化財団音楽学生奨学生。これまで向山敦子、森川ちひろ、辰巳明子、マーティン・ビーヴァーに師事。桐朋学園大学を首席で卒業、22年から25年までコルバーン・スクールにレジデンスアーティストとして在籍、修了。

山本一輝(ヴィオラ)

5歳よりヴァイオリンを始め、弦楽四重奏との出会いをきっかけに18歳でヴィオラに転向。クァルテット・インテグラのヴィオラ奏者として、ARDミュンヘン国際音楽コンクール、ウィグモア・ホール国際弦楽四重奏コンクールなどで入賞し、プログラム構成も担当している。ソリストとしてはピアニスト松田 龍と精力的にデュオリサイタルを行い、幅広いレパートリーを取り上げる他、石島正博をはじめとする複数の作曲家から作品を献呈され、強い影響を受けている。また、オーケストラ・アンサンブル金沢および東京フィルハーモニー交響楽団にゲスト首席奏者として招かれ、客演している。**“When she talks” for solo violin(2024)** が東京とロサンゼルスで初演された。桐朋学園大学にてヴィオラを佐々木 亮、室内楽を磯村和英、山崎伸子に、ロサンゼルスのコルバーン・スクールにてヴィオラをタチアナ・マスレンコ、室内楽をマーティン・ビーヴァー、ジョナサン・ブラウン、クライブ・グリーンスミスに師事。2025年秋よりハノーファー音楽演劇大学で研鑽を積み、室内楽をオリバー・ヴィレに師事する予定である。

パク・イェウン(チェロ)

12歳で韓国のクムホ神童コンサート・シリーズでデビュー。5歳からチェロを学び、イェオン・アーツ・スクールにてオ・ジヒョンに学ぶ。14歳でコルバーン・スクールに進み、現在は同音楽院学士課程でクライヴ・グリーンスミスに師事。2023年キジアーナ音楽院にて「ロータリー・クラブ・シエナ」賞を受賞したトリオ・アズーラの創立メンバー。