ジュスタン・テイラー
「バッハとイタリア」 ~バッハ、ヴィヴァルディ、マルチェッロ~
A.スカルラッティ:アルペッジョ(トッカータ ニ短調より)
J.S.バッハ
:半音階的幻想曲 ニ短調 BWV903
:協奏曲 ニ短調 BWV974(A.マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ニ短調による)
B.マルチェッロ:アダージョ(チェンバロ・ソナタ 第7番 イ短調より)
J.S.バッハ
:アンダンテ(協奏曲 ハ長調 BWVAnh151より)
:トッカータ ホ短調 BWV914
:アレグロより カデンツァ(協奏曲 ハ長調 BWV594より)(ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV208 「ムガール大帝」による)
:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
********** 休憩 **********
J.S.バッハ
:トッカータ(パルティータ 第6番 ホ短調 BWV830より)
:前奏曲(幻想曲)ハ短調 BWV921
:協奏曲 ヘ長調 BWV978(ヴィヴァルディ:調和の霊感 Op.3-3による)
:トッカータ ニ長調 BWV912
A.スカルラッティ:ラルゴ(チェンバロのためのトッカータ 第6番 ト短調より)
J.S.バッハ:協奏曲 ニ長調 BWV972(ヴィヴァルディ:調和の霊感 Op.3-9による)
ジュスタン・テイラー(チェンバロ) ジュスタン・テイラーは、2015年に23歳の若さで、ブルージュ国際古楽コンクール・チェンバロ部門で優勝および聴衆賞ほか2つの特別賞を受賞した。11歳から故郷のアンジェでピアノとチェンバロを学び、その後、パリでチェンバロをオリヴィエ・ボーモン、ブランディーヌ・ラヌーに師事。またピアノをロジェ・ムラロに学んだ。アルファ・レーベルと専属契約を締結し、「ラモーの一族」「フォルクレ父子」など、10以上のレコーディングを行い、これまでにショック賞、グラモフォン誌の“エディターズ・チョイス”などさまざまな賞を受賞。18年にはドイツ・グラモフォンの「バッハ333」シリーズで2枚組のCDをリリースした。ソロ・チェンバロ奏者として近年、パリのフィルハーモニー、ルーヴル美術館、ブリュッセル、ロック・ダンテロン音楽祭、ナントのラ・フォルジュルネ音楽祭、アントワープ、バルセロナ、ロンドン、ルツェルン、ワシントンDCなどで公演を行い、またソリストとして、コンツェルト・ケルン、イール・ド・フランス国立管弦楽団、ワロニー室内管弦楽団、ジュネーヴ室内管弦楽団、マンハイム・フィルハーモニー管弦楽団などと共演している。室内アンサンブル「ル・コンソート」の一員としても活躍を続けており、17年にロワール国際古楽コンクールで優勝したほか、メゾ・ソプラノのエヴァ・ザイシクと共にアルファ・レーベルからリリースしたデビューCDはさまざまな賞を受賞。19年9月にはダンドリューのトリオ・ソナタを集めたCD「Opus1」をリリースした。 |