王子ホール ニューイヤー・スペシャルコンサート
MAROワールド Vol.52 by 篠崎“まろ”史紀&MAROカンパニー
~セレナードの夕べ~
2025年
1月11日(土)17:00 開演
1月12日(日)14:00 開演
全席指定 各8,500円
篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)
MAROカンパニー
石原悠企、倉冨亮太、郷古 廉、小西健太郎、小林壱成、白井 篤、東條太河、福田悠一郎(ヴァイオリン)
佐々木 亮、鈴木康浩、中村翔太郎(ヴィオラ)
佐山裕樹、富岡廉太郎、水野優也(チェロ)
菅沼希望(コントラバス)
篠崎史門(ティンパニ)
モーツァルト:セレナード 第6番 ニ長調 K239 「セレナータ・ノットゥルナ」
フックス:アンダンテ・グラツィオーソとカプリッチョ(弦楽合奏のための) Op.63
********** 休憩 **********
チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 Op.48
篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン) 北九州市出身。NHK交響楽団特別コンサートマスター。愛称 “まろ”。3歳より両親の手ほどきを受け、1981年ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾る。その後ヨーロッパの主要なコンクールで数々の受賞を果たしヨーロッパを中心にソロ、室内楽と幅広く活動。88年帰国後、群響、読響のコンサートマスターを経て、97年N響のコンサートマスターに就任。以来“N響の顔”として国内外で活躍する。2004年より銀座・王子ホールでスタートしたシリーズ『MAROワールド』から弦楽合奏団「MAROカンパニー」が結成され、これらの功績により、「2020年度 第33回 ミュージック・ペンクラブ音楽賞」受賞。その他、79年史上最年少で北九州市民文化賞、01年福岡県文化賞、14年有馬賞受賞。桐朋学園で後進の育成にも力を注いでおり、19年には日本人ヴァイオリニストとしては初めてリスト音楽院より招聘されマスタークラスの指導を行う。WHO国際医学アカデミー・ライフハーモニーサイエンス評議会議員、北九州文化大使。24年4月より九州交響楽団ミュージック・アドヴァイザーに就任。初の絵本「おんがくはまほう」を刊行。使用楽器は1727年製アントニオ・ストラディヴァリウス((株)ミュージック・プラザ 神田侑晃氏より貸与)。 |
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石原悠企(ヴァイオリン) 第9回スウェーデン国際デュオ・コンクール第1位、第2回ベートーヴェン国際室内楽コンクール特別賞、ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2013第1位他、国内外のコンクールにて多数受賞。第36回霧島国際音楽祭にて2つの音楽祭賞と音楽監督賞を受賞。ベルリン芸術大学ヴァイオリン科 学士課程・修士課程を共に最優秀で修了。その後、同大学指揮科に在籍。バイエルン放送交響楽団オーケストラ・アカデミー修了。 |
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倉冨亮太(ヴァイオリン) 東京藝術大学音楽学部弦楽科を首席で卒業。在学中に安宅賞等受賞。同大学修士課程修了。シゲティ国際コンクール入賞。リピッツァー国際コンクール第2位(最高位)、特別賞受賞。平成25年度優秀学生顕彰大賞受賞。公益財団法人青山財団奨学生。公益財団法人ローム ミュージック ファンデーション2016年度奨学生。日本大学管弦楽団、東京ジュニアオーケストラソサエティ講師。現在、NHK交響楽団次席ヴァイオリン奏者。 |
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(c)Hisao Suzuki |
郷古 廉(ヴァイオリン) 2006年第11回ユーディ・メニューイン青少年国際ヴァイオリンコンクールジュニア部門第1位(史上最年少優勝)。07年デビュー。13年ティボール・ヴァルガ・シオン国際ヴァイオリン・コンクール優勝ならびに聴衆賞・現代曲賞受賞。オーケストラとの協演、リサイタルなど多岐に亘って活躍。使用楽器は1682年製アントニオ・ストラディヴァリ(Banat)を個人の所有者の厚意により貸与。19年第29回出光音楽賞受賞。現在、NHK交響楽団第1コンサートマスター。 |
(c)Shigeto Imura |
小西健太郎(ヴァイオリン) 2001年生まれ。東京藝術大学卒業。北九州国際音楽祭、自由が丘クラシック音楽祭、木曽音楽祭、Singapore Violin Festival、Ost-West Musik Fest(オーストリア)等、国内外の音楽祭に多数参加。現在、篠崎史紀に師事。在学中、ヤマハ音楽奨学支援制度、日本演奏連盟/宗次エンジェル基金新進演奏家支援制度奨学生。サントリーホール室内楽アカデミー第7期フェロー。2024年度松尾学術振興財団音楽助成を受ける。 |
(c)Shigeto Imura |
小林壱成(ヴァイオリン) 東京交響楽団第1コンサートマスター。Gyarfas Competition 2019(ベルリン)最高位、青山音楽賞新人賞、日本音楽コンクール、松方音楽賞ほか、入賞受賞多数。ローム ミュージック ファンデーション、明治安田QOL文化財団等奨学生。カーネギー・ホール、東京・春・音楽祭、ヴァディム・レーピン監督のトランス=シベリア芸術祭、19年にはセバスティアン・ヴァイグレ指揮、読売日本交響楽団と共演。王子ホールのレジデント「ステラ・トリオ」メンバー。 |
白井 篤(ヴァイオリン) 国立音楽大学付属音楽高校を経て、桐朋学園大学卒業。1999年、NHK交響楽団に入団。2003年、アフィニス文化財団海外研修員としてオーストリア/ウィーンへ留学。現在第2ヴァイオリン次席奏者。クァルテット・リゾナンツァ、室内オーケストラ「ARCUS」メンバー、NPO法人「ハマのJACK」副理事。国立音大付属中・高非常勤講師。 |
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東條太河(ヴァイオリン) メニューイン国際コンクール3位。日本音楽コンクール入選。ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学に留学、ピエール・アモイヤルに師事。帰国後、東京芸術大学附属高等学校及び同大学を卒業。東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、と共演。サントリーホール室内楽アカデミーフェロー。2022年度ローム ミュージック ファンデーション奨学生及び松尾学術振興財団奨学生。これまでに竹原久美子、原田幸一郎、漆原朝子、松原勝也、レジス・パスキエに師事。NHK交響楽団契約楽員。 |
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福田悠一郎(ヴァイオリン) 桐朋学園音楽部門に特待生として在学し、首席で卒業。その後渡独しハノーファー音楽演劇大学修士課程、国家演奏家資格課程を修了。これまでにソリストとして東響、日本センチュリー響、仙台フィル、山響、ブレーメンフィルなどと共演し、東京・春・音楽祭、北九州国際音楽祭、軽井沢音楽祭、別府アルゲリッチ音楽祭などに出演。各地オーケストラのゲストコンサートマスター、古澤 巖率いる「品川カルテット」のメンバーとしても活動している。 |
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佐々木 亮(ヴィオラ) 東京藝術大学およびジュリアード音楽院卒業。留学中にヴィオラに魅せられヴァイオリンから転向。米国各地での演奏活動を経て2004年にNHK交響楽団に入団し、08年より首席奏者を務める。現在桐朋学園、洗足学園、東京藝大附属高校にて後進の指導にもあたっている。ヴィオラスペース2024ではアントワン・タメスティの後任としてプログラミング・ディレクターを務めた。 |
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鈴木康浩(ヴィオラ) 読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者。桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て桐朋学園大学卒業。卒業後ヴァイオリンからヴィオラに転向。第12回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽部門第1位ほか受賞多数。2001年からベルリンのカラヤン・アカデミーで学び、ベルリン・フィル契約団員を経て04年に帰国。王子ホールでは“銀座ぶらっと”シリーズ「お昼の名曲サロン」の顔でもある。 |
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(c)Ayane Shindo |
中村翔太郎(ヴィオラ) NHK交響楽団首席代行ヴィオラ奏者。4歳よりヴァイオリンを始め、東京藝大附属高校入学を機にヴィオラに転向。東京藝大卒業。2010年、第15回コンセール・マロニエ21弦楽器部門第1位。東京ジュニアオーケストラソサエティ講師。藝大同期による弦楽アンサンブル「TGS」代表。Alto de Campagne(ヴィオラ四重奏)メンバー。 |
(c)Kosuke Atsumi |
佐山裕樹(チェロ) 栃木県出身。第92回日本音楽コンクールチェロ部門入選。第13回ビバホールチェロコンクール第1位。第29回⻘山音楽賞新人賞。これまでに東京フィルハーモニー交響楽団などと共演。チェロを宮田 豊、林 峰男、倉田澄子に師事。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を経て、桐朋学園大学音楽学部チェロ科を首席で卒業。その後同大学ソリスト・ディプロマ・コース修了。 |
富岡廉太郎(チェロ) 9歳よりチェロを始める。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学を経て、バーゼル音楽院修了。札幌ジュニアチェロコンクール特別奨励賞。いしかわミュージックアカデミーIMA音楽賞受賞。主要オーケストラの客演首席を始め、国内外多数のコンサート、音楽祭に出演。2014年から17年まで東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団客員首席奏者を務め、17年より読売日本交響楽団首席チェロ奏者。06年ウェールズ弦楽四重奏団を結成。 |
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水野優也(チェロ) 第89回日本音楽コンクール第1位、第13回東京音楽コンクール第1位、第31回青山音楽賞新人賞など多数受賞。ソリストとして東響、東京フィル、日本フィル、読響、大阪響、京響などと共演。ジャパン・ナショナル・オーケストラコアメンバー。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コース修了。ハンガリー・リスト音楽院にてミクローシュ・ペレーニに師事。現在、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学にてクレメンス・ハーゲンに師事。 |
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(c)New Japan Philharmonic |
菅沼希望(コントラバス) 新日本フィルハーモニー交響楽団首席奏者。千葉県柏市出身。14歳よりコントラバスを始める。東京藝術大学を卒業後、同大学院修士課程在学中に渡独し、フランクフルト音楽・舞台芸術大学にて学ぶ。これまでに池松 宏、C. Schmidt、永島義男、西山真二、村上満志、山谷明恵、吉田 秀に師事。大学在学中に新日本フィルハーモニー交響楽団のオーディションに合格し入団、2019年より首席奏者。 |
(c)藤本史昭 |
篠崎史門(ティンパニ) 学習院高等科、上野学園大学卒業、桐朋学園大学研究科修了。幼少よりヴァイオリンを始め、父・篠崎史紀、奥田雅代に師事。18歳より打楽器を始め、北九州国際音楽祭をはじめ、オーケストラ、吹奏楽、オペラ、室内楽等への出演の他、NHK大河ドラマ「八重の桜」に太鼓奏者としての出演等、録画録音にも多数参加。横浜市神奈川区民文化センターかなっくホールレジデンスアーティストを経て、2019年より神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席打楽器ティンパニ奏者。 |