ネマニャ・ラドゥロヴィチ
“悪魔のトリル”
2011年11月25日(金) 19:00開演
全席指定 7,000円
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ネマニャ・ラドゥロヴィチ(ヴァイオリン) ※コントラバス奏者スタニスラス・クシンスキに代わりナタナエル・マルヌリーが正式メンバーとなりました。 |
行く先々で聴く人を熱くさせるセルビアの星、ネマニャ・ラドゥロヴィチ。王子ホールでの初リサイタルは2008年。驚異的な集中力の無伴奏と華麗なデュオで彼のヴァイオリンは客席を魅了しました。3年ぶりにネマニャが帰ってきます。5人の弦楽仲間を連れて。同世代の人たちにもロックやポップスと同じように、もっと気楽にクラシック音楽を楽しんでいただきたくて彼が気の合う仲間と結成したのが、弦楽六重奏ユニット“悪魔のトリル(Les Trilles du Diable)”。腕利きの6人が臨場感たっぷりに繰り広げるクラシックの至芸を存分に味わっていただきましょう。
サラサーテ:バスク奇想曲 Op.24
モーツァルト:アダージョとロンド ハ短調 K617
J.S.バッハ:シャコンヌ (無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004より)
********** 休憩 **********
セドラル:日本の春・2011
ショーソン:詩曲 Op.25
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20
※出演者の希望によりプログラムが上記の通り変更となりました。
ネマニャ・ラドゥロヴィチ(ヴァイオリン) 1985年セルビア(旧ユーゴスラビア)生まれ。ザールランド州立音楽演劇大学でJ.エプスタインに師事、引き続きベルグラード大学の芸術音楽学部でDミハイロヴィッチ、フォンタナローザに師事。95年ストレサ国際、96年コチアン国際、2001年エネスコ国際、03年ハノーファー国際各コンクールに全て優勝。ラ・フォル・ジュルネを含む多くの音楽祭に出演するほか、アムステルダムのコンセルトヘボウ、パリのシテ・ドゥ・ラ・ミュジク、ニューヨークのカーネギーホール、サントリーホール等世界の主要ホールで演奏を行っている。フランス在住。 |
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ギヨーム・フォンタナローザ(ヴァイオリン) 1972年パリ郊外の町シュレーヌに生まれる。パリ国立高等音楽院でヴァイオリンをジャン・ルネールに、室内楽をイザイ・カルテットに師事し、いずれもプルミエ・プリを獲得。さらにピエール・ドゥカンに師事し、フランツ・リスト音楽院ではゲザ・カパスに師事した。ソリストとしても国際的に活躍するほか、カルテット・イリコの第1ヴァイオリンを務める。 |
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フレデリック・ドゥシュ(ヴァイオリン) パリ・エコール・ノルマル音楽院で学んだ後ロッテルダム音楽院でジャン=ジャック・カントロフに、パリ国立高等音楽院ではイザイ・カルテットに師事。カルテット・イリコで第2ヴァイオリン奏者を務めるほか、ポルテ・デ・レソンヌ音楽院で後進の指導にあたっている。またA.ビラニェと共にコメディ・フランセーズの様々なイベントに出演。 |
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ベルトラン・コス(ヴィオラ) ピアノ・ヴィオラ、指揮法を学び、演劇にも深い関心を持つ。室内楽奏者、指揮者、合唱指揮者として活躍するほか、2000年より5年間ランス大学の音楽部長を務めるなど、幅広く活躍。また同年にはにカルテット・イリコを結成。口笛の名人でもあり、フランスのテレビ番組に出演するほどである。 |
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アンヌ・ビラニェ(チェロ) パリ国立音楽院でチェロおよび室内楽を学びプルミエ・プリをもって卒業後、引き続きチェロをマルク・コペイ等に師事。カルテット・イリコのメンバーとして活動中コメディ・フランセーズの総支配人ミュリエル・マイエットと出会い、マイエットの指導と助言により演奏に演劇的要素を用いることに成功、その演技力は高く評価されている。演劇やダンス、またヤン・ティールセン、アダモといった歌手の楽曲レコーディングにも参加している。 |
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ナタナエル・マルヌリー(コントラバス) フランス北東部の都市メスに生まれる。リュエイユ=マルメゾン音楽院でフィリップ・ノアレにコントラバスを師事。電子音楽にも興味を持ち、作曲家、アレンジャー、即興奏者として多岐にわたるグループとコラボレーションを重ね、レコーディングにも参加している。2006年から主要メンバーとして活動しているグループ《Accordzeam》において、その多彩な才能を駆使してダンサブルな音楽を創作。さまざまな伝統音楽に根を張りながら現代的なサウンドを目指している。03年よりシャトゥ市立音楽院で後進の指導にあたっている。 |
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ラドゥロヴィチ、フォンタナローザ、ドゥシュ、コス、ビラニェ写真(c)Caroline Doutre TRANSART LIVE |