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Concert  コンサート情報

G-Lounge #15
ニーノ・ロータ生誕100年ライブ
三浦一馬 meets Nino Rota

2011年122日(金) 19:00開演

全席指定 5,000

完売

三浦一馬(バンドネオン&編曲)
荒井英治(第1ヴァイオリン)
依田真宣(第2ヴァイオリン)
須田祥子(ヴィオラ)
植木昭雄(チェロ)
黒木岩寿(コントラバス)
山田武彦(ピアノ&編曲)

哀愁に富む旋律、心の琴線に触れる懐かしいメロディ……。イタリアが生んだ映画音楽の巨匠ニーノ・ロータが、今年12月に生誕100年を迎えます。近年では、フィギアスケートの高橋大輔選手がバンクーバー・オリンピックのフリー演技の曲に『道』を使用し俄かに脚光を浴びましたが、往年の映画ファンにとっては数多くのフェリーニ作品やゴッドファーザーなど、名画とともにニーノ・ロータの音楽は欠かせません。このロータの音楽に、1990年生まれの日本の若いバンドネオン奏者、三浦一馬が出会いました。多感な幼少時をイタリアで育った一馬が、ピアノ六重奏団とともにバンドネオンに乗せてイタリアの風をお届けします。どうぞご期待ください。

プログラム

ゴッドファーザー
ゴッドファーザーPartⅡ
ロミオとジュリエット
若者のすべて
太陽がいっぱい
陽は沈み陽は昇る
道 ~ジェルソミーナのテーマ
カビリアの夜
魂のジュリエッタ
8 1/2
サテリコン~フェリーニのローマ
ボッカチオ'70~甘い生活
白い酋長
じゃじゃ馬ならし
アマルコルド

以上予定
※曲目は変更の可能性があります。

プロフィール

三浦一馬(バンドネオン&編曲)

1990年 東京生まれ。ピアニストの両親と幼・小学校の一時期をイタリア(フィレンツェ)で暮らす。10歳でバンドネオンと衝撃的な出会いをし小松亮太に師事。また世界最高峰と名高いバンドネオン奏者ネストル・マルコーニとの出会いは彼に大きな転機をもたらし、その後自作CDの売り上げで渡航費を捻出しアルゼンチンに渡り、マルコーニに直接指導を受け、アルゼンチンデビューを果たす。またそのコンサートは、ブエノスアイレスRC・OLIVOSより表彰された。2007年3月にはプロ・デビューリサイタルを行い、コンサート前にチケット完売、満席立ち見の大盛況を収めている。08年10月イタリア・カステルフィダルド市において、国際ピアソラコンクールで日本人初、史上最年少で準優勝を果たす。09年3月にビクターエンタテインメントよりデビューアルバム『タンゴ・スイート』をリリース。同年5月、アルゼンチンから来日のタンゴ・ミュージカル『タンゲーラ』のオープニング・アクトに大抜擢されたBunkamuraオーチャードホール・兵庫県立芸術文化センターでの演奏は、観客のみならず来日関係者からも高い評価を得た。

荒井英治(第1ヴァイオリン)

桐朋学園出身。1973年、全日本学生音楽コンクール高校の部第1位。新星日本交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスターを歴任し、現在、同交響楽団のソロコンサートマスターを務める。92年、モルゴーア・クァルテット結成に参画。ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全曲に取り組み、注目を集める。08年に『J.S.バッハ無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』をハーブ・クラシックスよりリリース、同時に全曲演奏会を行い、大きな反響を起こした。

依田真宣 (第2ヴァイオリン)

東京藝術大学音楽学部器楽科卒業、同大学院修士課程を修了。在学中に福島賞、安宅賞を受賞。第4回東京音楽コンクール弦楽部門第2位等、コンクールでも受賞多数。2010年度、青山音楽賞(バロックザール賞)受賞。これまで岡山 潔、ジェラール・プーレ、オレグ・クリサに師事。水戸室内管弦楽団に参加、紀尾井シンフォニエッタ東京2008~09年のシーズンメンバー。現在は大阪フィルや東京フィルのゲストコンサートマスターを務めるなど、様々な分野で積極的に活動している

須田祥子(ヴィオラ)

桐朋学園大学を首席で卒業。洗足学園大学音楽総合研究所「ソリストコース」特別研究員修了。第7回日本室内楽コンクール第1位をはじめ受賞多数。皇居内御前演奏会のほか、サントリーホール「レインボウ21」、「ヴィオラスペース」、東京オペラシティ主催「B→C」等に出演。室内楽奏者・ソリストとして幅広く活躍、各地での音楽祭ならびにオーケストラ公演にもたびたび出演している。現在、東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者、洗足学園大学非常勤講師。

植木昭雄(チェロ)

桐朋学園大学在学中にフランスのリヨン国立高等音楽院に留学、1998年にディプロマを取得。これまでにチェロを松波恵子、イヴァン・シフォロー、堤 剛に師事。室内楽を原田幸一郎、ラヴェル・クァルテット、練木繁夫に師事。第4回日本室内楽コンクール、第64回日本音楽コンクールで入賞。2002年、ソニー音楽芸術振興会より第1回斎藤秀雄メモリアル基金賞受賞。サイトウキネン・オーケストラ、パヴィメント・ジャパン、ストラヴァガンツァ東京のメンバー。

黒木岩寿(コントラバス)

東京芸術大学卒業、同大学院修士課程修了。1987年安宅賞、88年福島賞受賞。神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席奏者を経て現在東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者。90年から2004年まで東京藝術大学非常勤講師。桐朋学園芸術短期大学、洗足学園音楽大学講師。また映画音楽やコマーシャル、ドラマ等、ジャンルを超えたパフォーマンスで活動中。自らの企画「文化人類学講座」も好評を博している。

山田武彦(ピアノ&編曲)

東京藝術大学大学院にて作曲を学んだ後、パリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科を、7種類の公開卒業試験において審査員の満場一致により首席で卒業。帰国後はピアノ伴奏の名手として、さまざまな演奏家から信頼を得ている。また、クラシック音楽の従来のレパートリーと、自らの編曲作品や新作とを結びつけるなど、新しい音楽表現の可能性を常に追求し続けている。東京音楽大学、洗足学園音楽大学で後進の指導にあたっている。