ojihall


Concert  コンサート情報

銀座ぶらっとコンサート #55
Cafe 上海

2011年119日(水) 13:30開演

全席指定 2,500

残券僅少

加藤昌則(作曲/ピアノ)
大西ゆか(ソプラノ)

協賛:株式会社ヨックモック

平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』第55回は、音楽と縁が深い異国の街のカフェを舞台にするCafeシリーズの10回目。世界の注目を集める上海から歌手の大西ゆかとともに、蘇州夜曲をメインに中国、または中国風の音楽を取り上げ、中国音楽の特徴や魅力などをご紹介しながら、ヨーロッパの人々が抱いていたアジアのイメージもご紹介していきます。

プログラム

加藤昌則:カフェ上海のテーマ(即興演奏)
服部良一:蘇州夜曲
山田耕筰:からたちの花
リー・チンクワン:夜香来(イエライシャン)
加藤昌則:中国民謡によるパラフレーズ(初演)
中国民謡:ジャスミン
プッチーニ:トゥーランドットより

プロフィール

(c)Wataru Nishida

加藤昌則(作曲/ピアノ)

東京藝術大学作曲科を首席で卒業し、同大学大学院修了。これまでにNHK--FM「FMリサイタ ル」、「名曲リサイタル」などに出演、自作品を演奏し、放送終了後、リスナーからの問い合わせが多数寄せられるなど、反響を呼んだ。2001年4月、デビューCD「SOLO」を発売。03年3月、ムジークフェライン・ブラームスザールにてウィーンデビューを果たす。06年6月、日本を代表するクラシカル・サクソフォン奏者、須川展也からの委嘱により、「スロヴァキアン・ラプソディ~サクソフォンとオーケストラのための~」を作曲、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の東京公演(サントリーホール)で初演され、好評を博した。同作品は、須川展也のアルバムにも収録され(金 聖響指揮、東京交響楽団)、また09年3月ブラティラヴァにても演奏され、ここでも満場の喝采を浴びた。06年自身初のオペラ作品「ヤマタノオロチ」を発表、日経紙上などで絶賛される。また、神奈川フィルの定期演奏会で新作「刻の里標石」を初演し、高い評価を受けた(同作品は、 08年3月、東京オペラシティコンサートホール開館10周年記念公演にて再演された)。07年秋、「個典」を開催。注目を集める。09年4月、宮本益光作詞による合唱組曲「あしたのうた」が音楽之友社より出版された。いわゆる「現代音楽」とは全く異なる視点で書かれた、美しく斬新な抒情性に満ちた作品は、多くの愛好者を持っている。

オフィシャルHP http://www.masanori-music.com

大西ゆか(ソプラノ)

福岡県出身。東京藝術大学声楽科、同大学大学院独唱科修了。学部卒業時に同声会主催卒業演奏会に出演。二期会オペラ研修所第49期マスタークラス修了。修了時に奨励賞・優秀賞受賞。第2回北九州パドロニーニオーディション優勝。第46回西日本新人演奏会にてテレビ西日本賞受賞。第25回飯塚新人音楽コンクール大賞受賞。併せて文部科学大臣賞、飯塚市長賞、朝日新聞社賞受賞。平成18年度北九州市民文化奨励賞受賞。オペラでは『フィガロの結婚』バルバリーナ、『外套』ソプラノの声『修道女アンジェリカ』修道女、『ラ・ワリー』ワルターで出演。2007年2月には、東京二期会オペラ『ダフネ』(日本初演)第2の乙女に続き、同年9月には東京二期会オペラ『仮面舞踏会』にオスカルにも抜擢され大成功をおさめた。また子供の為の音楽劇「金子みすゞの生涯」に金子みすゞで出演。宗教曲ではシャルパンティエ「テ・デウム」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「戴冠式ミサ」、ベートーヴェン「第九」、シューベルト「ミサ曲第1番」、ブルックナー「テ・デウム」、フォーレ「レクイエム」のソロを務める。その他、様々なコンサートに出演。05年TBS系「ウルトラマンマックス」(円谷プロ)の挿入歌として、童謡を歌い全国に放映された。07年12月にはテレビ朝日「題名のない音楽会21」に出演、世界的なディーヴァであるスミ・ジョーとの共演を果たした。また08年6月にも同番組に出演。09年6月には東京二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『ウリッセの帰還』(日本初演)に女神ミネルヴァで出演し非常に高い評価を得た。美貌、美声、テクニックと三拍子揃った逸材と大きな期待と注目が集まっている。平成21年度文化庁派遣芸術家在外研修員として09年10月より1年間ローマに留学。二期会会員。