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Concert  コンサート情報

ジャン=ギアン・ケラス 「6つの組曲と6つのエコー」
新作プレ・プレリュード付バッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会

2007年
102日(火) 15:00/19:00開演
103日(水) 15:00/19:00開演

全席指定 各日6,500円、セット券12,000

ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
ゲスト:森山開次(ダンス)

すっかり当ホールにお馴染みのケラス。毎回新しいケラスを見せてくれるのが楽しみですが、2004年11月のバッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会での明晰な知性と完璧なテクニックで、まさに至高の極みまで昇らされる音楽体験を今だ忘れられない方も多いのではないでしょうか。今年、ケラスは再びバッハに挑みます。今回は、彼が6人の現代作曲家に、6曲の組曲のプレ・プレリュードになる作品を委嘱、最新作とバッハを続けて演奏します。そして、現代音楽とバッハの橋渡し役として、また音楽の時空間旅行の船頭役として1人のダンサーが登場します。今最も才能あるダンサーの代表格、森山開次です。この現代の2人の奇才と6人の現代作曲家がバッハとともに生み出す究極のコラボレーションにどうぞご期待下さい。

 

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プログラム

「6つの組曲と6つのエコー」
新作プレ・プレリュード付バッハ無伴奏チェロ組曲全曲


プログラムA<第1日昼、第2日夜>

イヴァン・フェデレ:虹
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
ジェルジー・クルターク:3つの小品
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009

********** 休憩 **********

望月 京:プレ・エコー
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV1011


プログラムB<第1日夜、第2日昼>

ジョナサン・ハーヴェイ:プレ・エコー
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV1008
ジルベール・アミ:アイン・エス ・・・ プレリューディウム
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV1010

********** 休憩 **********

野平一郎:謎
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV1012

プロフィール

ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)

1967年モントリオール生まれ。リヨンのコンセルヴァトワールを首席で卒業後、奨学金を得てフライブルク音楽大学で学び、ひき続きアメリカへ渡ってジュリアード音楽院等で研鑽を積んだ。ロストロポーヴィチ国際及びミュンヘン国際コンクールで受賞。90年より2001年までアンサンブル・アンテルコンタンポランのソロ・チェロ奏者を務め、95年にはピエール・ブーレーズ指揮の同アンサンブルとの共演でドイツ・グラモフォンよりCDデビュー、グラモフォン誌の部門別年 間ベスト・ワンとなった。95年ブーレーズ・フェスティバルで初来日。01年には日本国内初のソロ・リサイタル。02年11月には3日連続の無伴奏リサイタル「天」「地」「人」を開催、03年秋、ジェローム・デュクロ(ピアノ)とデュオ・ツアーを行う。02年、第6回グレン・グールド受賞者に選ばれたブーレーズより、グレン・グールド国際プロテジェ賞の受賞者に指名された。 録音では近年フランス・ハルモニア・ムンディから優れたCDをいくつか発表しているが、今年9月に同レーベルより、「バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲」がリリースされる予定。

オフィシャルHP http://www.jeanguihenqueyras.com/indexengl.shtml

森山開次(ダンス)

21歳でダンスを始める。2001年エジンバラフェスティバル・フリンジ参加作品にて、「今年最も才能あるダンサーの1人。彼1人のために観に行く価値あり」(英・Scotsman誌)と評された後ソロ活動開始。初ソロ公演『夕鶴』以降、和の素材を用いた独自の作品世界と、神社境内での公演など実験的な活動で知られる。02年秋、次代の活躍が期待される振付家として「リトル・アジア・ダンスプロジェクト」アジア5ヵ国での作品発表に抜擢。03年『弱法師』04年『OKINA』(ともに新国立劇場)と能を題材にした作品を発表、「森山開次が切り拓く地平」(ダンスマガジン)と評される。05年1月、ニューヨーク、モントリオールにて発表、「驚異のダンサーによる驚くべきダンス」(米・New YorkTimes紙)と評されたソロ作品『KATANA』で06年9月初の日本ツアーを敢行。本年6月イタリア・ベネチアビエンナーレ2007で新作『The Velvet Suite』発表のほか、映画『茶の味』、NHK教育『からだであそぼ』など映画・テレビ・写真作品などへの起用も多く、その目覚ましい活躍ぶりに各界が注目している。

オフィシャルHP http://kaijimoriyama.com/