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Concert  コンサート情報

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王子ホール ハッピーバースデイ・コンサート
MAROワールド Vol.54
“シュトラウスⅡ世” by 篠崎“まろ”史紀 

2025年1025日(土)17:00 開演
全席指定 8,000

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篠崎“まろ”史紀、小林壱成(ヴァイオリン)
鈴木康浩(ヴィオラ)
藤原秀章(チェロ)
菅沼希望(コントラバス)
清水 伶(フルート)
近藤千花子、豊永美恵(クラリネット)
日高 剛(ホルン)

王子ホールが、“まろ”の愛称で親しまれている篠崎史紀と創る音楽の社交場、“MAROワールド”第54回。王子ホール33年目の開館記念日を生誕200年のヨハン・シュトラウスⅡ世の音楽で祝います。当夜はシュトラウスのお誕生日!三大ワルツをはじめとする宝石のような数々のワルツに仕掛けられたサプライズを、九重奏でおおくりします。
プログラム

J.シュトラウスⅡ世
  :ウィーンの森の物語 Op.325 (編曲・津村芳伯)
  :皇帝円舞曲 Op.437 (編曲・鷹羽弘晃)
  :南国のばら Op.388 (編曲・鷹羽弘晃)
  :『ジプシー男爵』より 宝石ワルツ Op.418 (編曲・津村芳伯)
  :酒、女、歌 Op.333 (編曲・津村芳伯)
   :美しく青きドナウ Op.314 (編曲・鷹羽弘晃)

 ※曲順不同
プロフィール

篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)

北九州市出身。愛称 “まろ”。3歳より両親の手ほどきを受け、1981年ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾る。その後ヨーロッパの主要なコンクールで数々の受賞を果たしヨーロッパを中心にソロ、室内楽と幅広く活動。88年帰国後、群響、読響のコンサートマスターを経て、97年N響のコンサートマスターに就任。以来“N響の顔”として国内外で活躍し、2025年3月、惜しまれながら退任した。96年に東京ジュニアオーケストラを立ち上げ、以来後進の育成に力を注いでいる。04年より王子ホールでスタートしたシリーズ『MAROワールド』から弦楽合奏団「MAROカンパニー」が結成され、これらの功績により、「2020年度 第33回 ミュージック・ペンクラブ音楽賞」受賞。その他、79年史上最年少で北九州市民文化賞、01年福岡県文化賞、14年有馬賞受賞。WHO国際医学アカデミー・ライフハーモニーサイエンス評議会議員、北九州文化大使。現在、九州交響楽団ミュージック・アドバイザー、リーデンローズ音楽大使。初の絵本「おんがくはまほう」(リトルモア)、エッセイ「音楽が人智を超える瞬間」(ポプラ社)が刊行されるなど、多方面で活躍している。


(c)Shigeto Imura

小林壱成(ヴァイオリン)

東京藝術大学、同大学院を卒業、修了し、ドイツ・ベルリン芸術大学院修士課程修了。Gyarfas Competition 2019(ベルリン)最高位、青山音楽賞新人賞、日本音楽コンクール、松方音楽賞ほか、入賞受賞多数。ロームミュージックファンデーション、明治安田QOL文化財団等奨学生。カーネギー・ホール、東京・春・音楽祭、ヴァディム・レーピン監督のトランス=シベリア芸術祭、19年にはセバスティアン・ヴァイグレ指揮、読売日本交響楽団と共演。現在東京交響楽団第1コンサートマスター。王子ホールのレジデント「ステラ・トリオ」メンバー。

鈴木康浩(ヴィオラ)

5歳からヴァイオリンを始め、桐朋学園高等学校音楽科を経て桐朋学園大学卒業。卒業後ヴィオラに転向。第47回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部第1位、第9回クラシックコンクール全国大会ヴィオラ部門最高位、第12回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽部門第1位ほか受賞多数。2001年よりドイツのカラヤン・アカデミーで研鑽を積み、その後ベルリン・フィルの契約団員となる。03年にはクラズィッシェ・フィルハーモニー・ボンのソリストとして、ドイツ各地で演奏し好評を博す。現在読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者。

藤原秀章(チェロ)

山梨県南アルプス市出身。第12回ビバホールチェロコンクール第1位、及び聴衆賞。第89回日本音楽コンクールチェロ部門第2位及びE・ナカミチ賞。リヨン国際室内楽コンクールピアノトリオ部門第3位、及び委嘱作品演奏賞。東京藝術大学附属音楽高等学校、同大学を経て、大学院修士課程を修了。チェロを桑田 歩、山崎伸子、中木健二に師事。ベルリン芸術大学では石坂団十郎に師事し、マスター及び、コンツェルトイグザメンの各課程を修了。ハンス・アイスラー音楽大学の室内楽科、ベルリン放送交響楽団アカデミーに於いても研鑽を積む。シャネル・ピグマリオン・デイズ2016アーティスト。


(c)New Japan Philharmonic

菅沼希望(コントラバス)

千葉県柏市出身。14歳よりコントラバスを始める。東京藝術大学を卒業後、同大学院修士課程在学中に渡独し、フランクフルト音楽・舞台芸術大学にて学ぶ。これまでに池松 宏、C.Schmidt、永島義男、西山真二、村上満志、山谷明恵、吉田 秀に師事。大学在学中に新日本フィルハーモニー交響楽団のオーディションに合格し入団、2019年より首席奏者。


(c)FUKAYA/auraY2

清水 伶(フルート)

第91回日本音楽コンクールなどで優勝。また、第34回青山音楽賞新人賞を受賞。15歳で東京交響楽団とイベールの協奏曲を協演以降、群馬響、日本フィル、東京フィル、ルーマニア国立管などとソリストとして協演。クインテット樹(いつき)のメンバーとして、第73回ARDミュンヘン国際コンクール木管五重奏部門で特別賞を受賞するなど室内楽奏者としても活動。オーケストラの分野では新日本フィルハーモニー交響楽団の首席奏者を務めるほか、2022年よりサイトウ・キネン・オーケストラに毎年参加している。20歳で渡欧し、ジュネーヴ高等音楽院を卒業。

近藤千花子(クラリネット)

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部を首席卒業。安宅賞、アカンサス音楽賞受賞。英国王立音楽院修士課程修了。第78回日本音楽コンクール第2位。第22回日本木管コンクール第1位、聴衆賞。これまでにクラリネットを磯部周平、山本正治、村井祐児、クリス・リチャーズ、エスクラリネットをチーユー・モーに師事。東京交響楽団クラリネット奏者。東京ジュニアオーケストラソサエティ、ミュージックスクールDa Capo講師、洗足学園音楽大学、昭和音楽大学非常勤講師。

豊永美恵(クラリネット)

ハンガリー政府給費奨学生及び、文化庁新進芸術家海外研修員としてハンガリー国立リスト音楽院を修了。岩城宏之音楽賞2009受賞。福井文化振興事業団「出張音楽堂コンサート」NPO法人東京ジュニアオーケストラソサエティ講師など多くの青少年育成プログラムに取り組んでいる。CD「Memories of Hungary」発売。D’Addarioリード専属アーティスト。日本クラリネット協会理事。ピティナ・ステップ室内楽アドバイザー。福井大学非常勤講師。


日高 剛(ホルン)

宮崎県出身。長崎大学経済学部を卒業後、東京藝術大学、マーストリヒト音楽院でホルンを学ぶ。広島響、日本フィル、読売日本響、NHK響などを経て、日本センチュリー響首席客演、新日本フィル首席を務めた。国内外のオーケストラと共演し、協奏曲のソリストとしても活躍。教育活動にも力を注ぎ、国内外でマスタークラスを開催。2013年より東京藝術大学准教授。国立音楽大学、昭和音楽大学、相愛大学講師、名古屋音楽大学客員教授。つの笛集団、THE HORN QUARTETメンバー。新日本フィル客演首席奏者。