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Concert  コンサート情報

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《バロック・ライヴ劇場》第12回公演
フィリップ・ジャルスキー&ティボー・ガルシア

2025年109日(木) 19:00開演
全席指定 12,000

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フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー)
ティボー・ガルシア(ギター)

バロック・ライヴ劇場で実現する夢の共演。絶大な人気と名声を誇るフランスのカウンターテナー、フィリップ・ジャルスキーと、若くして数多の国際コンクールで優勝しているフランスのギタリスト、ティボー・ガルシアによる奇跡のライヴ。ミラクル・ボイスがギターにそっと寄り添って、様々な時代、国、言葉、文化の壁を乗り越えて誘う非日常空間。吐息と爪弾きの風合いさえ楽の音となる315席で至福のひと時をご堪能ください。
プログラム

ジュゼッペ・ジョルダーニ:カロ・ミオ・ベン
フランチェスカ・カッチーニ:愛がどんなものか知りたい者がいれば
ジョン・ダウランド
  :暗闇に私は住みたい
  :もういちど帰っておいで、やさしい恋人よ
ヘンリー・パーセル
  :「ダイドーとイニーアス」Z626より ベリンダ、そなたの手を/私が土の下に横たわるとき(ダイドーの嘆き)
W.A.モーツァルト:ラウラに寄せる夕べの思い K523
ロッシーニ:「タンクレディ」より こんなに胸さわぎが
シューベルト:魔王 Op.1, D328
バリオス:大聖堂(第1楽章&第3楽章) ※ギター・ソロ
フォーレ:川のほとりで
バルバラ:美しい九月
ルイス・ボンファ:黒いオルフェ・カーニバルの朝
ディレルマンド・レイス:バイーア女の風情 ※ギター・ソロ
チャベーラ・バルガス:単純素朴なものたち
アリエル・ラミレス :アルフォンシーナと海

 

※本公演は休憩がありません。

プロフィール

(c)Simon Fowler

フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー)

フランスのカウンターテナー。2004年フランスのヴィクトワール・ドゥ・ラ・ムジーク賞の「新人オペラ・アーティスト賞」、同じく10年に2度目の「年間最優秀オペラ・アーティスト賞」を受賞。08年には同賞の「最優秀レコーディング賞」を受賞。またドイツのエコー・クラシック賞「年間最優秀歌手」を受賞するなど、現在最も称賛されるカウンターテナーとしての地位を確立している。ジャルスキーのバロック音楽の膨大なレパートリーは、17世紀イタリアのモンテヴェルディ、サンセス、ロッシの洗練された作品から、ヘンデルとヴィヴァルディの驚くほどの華麗な作品まで多岐にわたる。これまでレ・ザール・フロリサン、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル、エウローパ・ガランテなどの有名なピリオド楽器オーケストラと共演し、ウイリアム・クリスティ、マルク・ミンコフスキ、ルネ・ヤーコプス、ファビオ・ビオンディなどの指揮者と共演。また02年に「アンサンブル・アルタセルセ」を設立し、ヨーロッパ、南北アメリカ、日本、韓国、香港などで公演を行う。24/25年シーズンは、15年に渡るコラボレーションを祝うプログラムとしてラルペッジャータとの共演、モンペリエ歌劇場で指揮者としてモーツァルトの「ポント王ミドリダーテ」の指揮、またザルツブルク音楽祭でチェチーリア・バルトリとの共演で、ヴィヴァルディの音楽による「2幕のパスティッチョ」の出演を予定している。ワーナー・クラシックス/エラートの専属アーティストとして多くの録音があり、これまで数々の賞を受賞。また、何度も共演しているティボー・ガルシアと「À sa guitare/ギターに寄す」を21年にリリース。最新の録音は、シューベルトの「歌曲集」。19年、フランスの芸術文化勲章のオフィシエ勲章を受勲。


(c)Marco Borggreve

ティボー・ガルシア(ギター)

スペイン系フランスのギタリスト、ティボー・ガルシアは1994年トゥールーズ生まれ。7歳でギターを学び始め、若干16歳でパリ国立高等音楽院に入学を許可される。16歳でドイツ・ワイマールのアナ・アマリア・国際ギター・コンクールで優勝。以降、いくつもの国際コンクールで優勝を重ね、特に2015年合衆国オクラホマ市のGFA国際コンコール、14年スペインのホセ・トーマス国際コンクール、13年スペインのセビリア国際コンクールで優勝。スペイン、イタリア、フランス、フィンランド、スイス、ドイツ、合衆国、ブラジル、アルゼンチンで開催されている世界的に著名なギターフェスティバルに数多く招待され、またウィーンのコンツェルトハウス、アムステルダムのコンセルトヘボウ、モスクワのチャイコフスキー・ホール等で演奏。16年トゥールーズ・キャピトル国立管との協演でコンチェルト・デビュー、この後BBC響等と協演。17年、ロンドンのBBCニュー・ジェネレーション・アーティストに指名され、18年10月にロンドンのウィグモア・ホールにデビュー。25年のハイライトは、11月にジュリアン・ブリーム・トラストから招待され、トラストの委嘱によるレオ・ブローウェルのギターと弦楽四重奏のための作品、ジュリアン・ブリームの追悼に捧げられた作品の世界初演をウィグモア・ホールで行う。ワーナー・クラシック/エラートと録音の専属契約を結び、16年「レイエンダ」、18年「Bach Inspirations/バッハに捧げる」、20年「Aranjuez/アランフェス」、21年フィリップ・ジャルスキーとの「À sa guitare/ギターに寄す」、最新のアルバムは、23年のバリオスの作品集「エル・ボヘミオ」。19年11月公開の映画「マチネの終わりに」(福山雅治&石田ゆり子ダブル主演、原作:平野啓一郎)に、天才ギタリスト役で登場した。