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Concert  コンサート情報

銀座ぶらっとコンサート #211
鈴木大介 ギターと旅へ8
“浪漫の旅”

2025年107日(火) 13:30開演
全席指定 3,500

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鈴木大介(ギター)
ゲスト:吉井瑞穂(オーボエ)

平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』第211回。ギタリスト、鈴木大介がギターをお伴にその国の民族音楽やポピュラー音楽を求めて旅するシリーズ、“ギターと旅へ”の8回目。今回は、8弦ギターの響きでロマン派の時代へお連れします。シューベルト、メンデルスゾーン、ショパンの名曲を巡って、旅の終わりは同時代のギタリスト、コストの佳曲を吉井瑞穂の甘美なオーボエとのデュオで締めくくります。
プログラム

シューベルト/鈴木大介編:音楽に寄す Op.88-4, D547
シューベルト/ヨゼフ・カスパル・メルツ編
  :セレナーデ
  :愛の便り
メンデルスゾーン/鈴木大介編:無言歌 Op.19-6 “ヴェネツィアの舟歌”
ヨゼフ・カスパル・メルツ:ハンガリー幻想曲 Op.65-1
ショパン/ヤン・ネポムツェン・ボブロヴィッツ編
  :4つのマズルカ
   第1番 Op.6-1/第3番 Op.6-3/第5番 Op.7-1/第7番 Op.7-3
ショパン/鈴木大介編:練習曲 Op.10-3 “別れの曲”
ナポレオン・コスト:ジュラの思い出(アンダンテとポロネーズ) Op.44
(以上ギター・ソロ)

 

ナポレオン・コスト:ロマンス Op.25 “慰め”
         :ル・モンタニャール (山人の歌)
(以上ギター&オーボエ)

プロフィール

(c)Yoshinobu Fukaya

鈴木大介(ギター)

作曲家の武満 徹から「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と評されて以後、多岐にわたって常に注目を集める。1992年、バルセロナのマリア・カナルス国際コンクールで第3位、93年のアレッサンドリア市国際ギター・コンクール優勝。現代音楽の初演も多く、武満 徹「森のなかで」「スペクトラル・カンティクル」の世界初録音を始め、これまで数々の作曲家による新作を初演している。近年はタンゴやジャズ、また自作によるライヴも行い、録音・出版もされた「12のエチュード」他も絶賛された。また多くの名曲のアレンジは好評である。30作以上ある斬新なレパートリーと新鮮な解釈によるアルバム制作はいずれも高い評価を受け、『カタロニア讃歌~鳥の歌/禁じられた遊び~』は2005年度芸術祭優秀賞を受賞。2011年の西村 朗「天女散花」のライヴ盤は同年度のレコード・アカデミー賞現代音楽部門を受賞した。23年8月アールアンフィニ レーベルからの発売の最新作『浪漫の薫り』では8弦ギターでロマン派作品を録音し、朝日新聞のCD推薦に選ばれるなど好評を博している。自作の楽譜は現代ギター社から発売されている他、21年2月には、武満 徹没後25周年を記念して、『武満 徹 映画とテレビ・ドラマのための音楽 鈴木大介によるギター編曲作品集』が日本ショットより出版。横浜生まれ。洗足学園音楽大学客員教授。第10回出光賞、第56回芸術選奨新人賞を受賞。

公式ウェブサイト https://www.daisukesuzuki.com/

ブログ http://daisukesuzuki.at.webry.info


(c)Marco Borggreve

吉井瑞穂(オーボエ)

甘美な音色と豊かな音楽性で世界の聴衆を魅了するオーボエ奏者。東京藝術大学入学後、渡独。カールスルーエ国立音楽大学を首席で卒業。日本音楽コンクール優勝、英バルビローリ国際コンクールおよび日本管打楽器コンクールで入賞。ベルリン・フィルのエキストラ奏者として活躍後、2000年から約20年間にわたってマーラー・チェンバー・オーケストラの首席奏者として欧州を中心に演奏活動を行い、アバドをはじめ(共演200回以上)、ヴァント、アーノンクール、ブーレーズ、ハーディング、ドゥダメル、ロトといった巨匠の指揮で演奏を重ねた。欧州の主要オーケストラ、アンサンブルから頻繁に客演首席奏者として招かれる一方、ソロや室内楽でも精力的な活動を展開し、N響、新日本フィル、神奈川フィル、名フィル、OEK、九響、テツラフ弦楽四重奏団、アンスネス、フォークトらと共演。ニューヨークのマンハッタン音楽院、イギリス、スペイン、ドイツ、コロンビア、ベネズエラなどでマスタークラス教授として招かれ、後進の指導にあたる。東京藝術大学准教授。ルツェルン祝祭管設立メンバー。第49回JXTG音楽賞(現ENEOS音楽賞)奨励賞受賞。鎌倉市出身・在住。 

https://mizuhoyoshii.com