transit Vol.18
小井土文哉
若い才能や未知のアーティストをご紹介するtransitシリーズの18回目は、日本音コンはじめ国内外の多数のコンクールで優勝を果たしている実力派ピアニスト、小井土文哉が登場します。2023年5月に北欧の新星ヴァイオリニスト、ユーハン・ダーレネのtransit公演に助っ人として出演し、見事に大役を果たしてくれました。その際に彼のピアノの音色に耳を奪われた方も多いはず。今度はソリストとして、妥協なきプログラムで深い探求心と美意識から成る独自の世界を展開します。
フランク:前奏曲、フーガと変奏曲 ロ短調 Op.18
フォーレ:夜想曲 第6番 変ニ長調 Op.63
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第3番 嬰ヘ短調 Op.23
********** 休憩 **********
シューマン:ピアノ・ソナタ 第1番 嬰ヘ短調 Op.11
(c)井村重人 | 小井土文哉(ピアノ) 第87回日本音楽コンクール、第15回ヘイスティングス国際ピアノ協奏曲コンクール(イギリス)をはじめ、国内外の多数のコンクールで優勝を果たす。2022年5月には英ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団のソリストとして英国ツアーを行い好評を博した。これまでに、国内では読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、パシフィックフィルハーモニア東京、日本センチュリー交響楽団、京都市交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団等と共演。指揮者では飯守泰次郎、高関 健、山下一史、広上淳一、原田慶太楼、オーラ・ルードナーと共演。22~23年シーズンは堤 剛、前橋汀子、辻 彩奈、ユーハン・ダーレネと共演。リサイタル、協奏曲、室内楽と多彩な活動を続けている。英BBCラジオ3、NHK-FM「リサイタル・パッシオ」等国内外のメディアに出演。シャネル・ピグマリオン・デイズ2019アーティスト。岩手県釜石市出身。桐朋学園大学音楽学部を首席で卒業。桐朋学園ソリストディプロマコースを経て、イタリア・イモラ音楽院を修了。現在同音楽院ポスト・ディプロマコースに在学中。ボリス・ペトルシャンスキー、須田眞美子に師事。 |