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Concert  コンサート情報

ジャン=ギアン・ケラス&アレクサンドル・タロー 第1夜、第2夜

2024年1127日(水)、29日(金) 19:00開演

全席指定 各8,500

ご好評につき完売いたしました
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ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
アレクサンドル・タロー(ピアノ)

刺激し合い、魅かれ合うふたりが、5年ぶり4度目の共演を果たします。今回は2夜に亘って17世紀のバロック作品と20世紀の作品を対峙させるプログラムをおおくりします。第1夜は、フランスのマラン・マレとフォーレ、プーランクのカップリング。モダン楽器による斬新な演奏が2022年にリリースしたアルバムで大反響を呼んだマレの実演がいよいよ聴けます。第2夜は、常に進化し続けるバッハとブリテン。群を抜くセンスの良さ、圧倒的な演奏水準の高さ、言葉を失う音楽の美しさを共有している刺激的なふたりとの2夜を共に過ごしませんか?

プログラム

※出演者の意向により、曲目及び曲順が一部変更になりました。

 

【第1夜 11/27】

マラン・マレ
  :ヴィオール曲集 第3巻より 組曲 イ短調
   プレリュード
   アルマンド
   ガヴォット
   クーラント
   ジーグ
   サラバンド
   ミュゼット (ヴィオール曲集 第4巻 組曲 イ短調より) ※追加
   ファンタジー
   ミニュエット
  :ヴィオール曲集 第2巻より プレリュード、サラバンド、スペインのフォリアのクプレ

 

********** 休憩 **********

 

フォーレ:エレジー Op.24/夢のあとに Op.7-1/蝶々 Op.77
プーランク:チェロとピアノのためのソナタ

 

【第2夜 11/29】

J.S.バッハ
  :コラール「主よ、人の望みの喜びよ」 BWV147(W.ビルテル編)
  :ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ 第2番 ニ長調 BWV1028
  :シシリエンヌ BWV1031(A.タロー編)
  :協奏曲 BWV974より アダージョ(原曲:マルチェッロのオーボエ協奏曲/J.ストゥチェフスキー編)
  :リュート組曲 第1番 ホ短調 BWV996より アルマンド(ケラス編) (チェロ・ソロ)
  :マタイ受難曲 BWV244より 「愛ゆえに 我が救い主は死に給う」(A.タロー編) (ピアノ・ソロ)
  :シチリアーノ BWV1017(J.ソロウ編)
  :無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009より クーラント (チェロ・ソロ)
  :ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ 第3番 BWV1029より 第3楽章 アレグロ

 

********** 休憩 **********

 

シューベルト:ソナチネ ニ長調 Op.posth.137-1, D384
ブリテン:チェロとピアノのためのソナタ ハ長調 Op.65

プロフィール

(c)Hiromichi Nozawa

ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)

モントリオール生まれ。リヨン国立高等音楽院、フライブルク音楽大学、ジュリアード音楽院でチェロを学ぶ。1990年より2001年までアンサンブル・アンテルコンタンポランのソロ・チェロ奏者を務め、02年にはグレン・グールド賞を受賞したブーレーズの選考により、傑出して有望な若手芸術家に対して贈られるグレン・グールド・プロテジェ賞を受賞。レパートリーはバロックから現代まで多岐にわたり、ウィーン楽友協会、コンセルトヘボウ、ウィグモア・ホール、カーネギー・ホール等、世界の著名コンサートホールの多くでリサイタルを行っている。また、フィルハーモニア管、パリ管、チューリッヒ・トーンハレ管、スイス・ロマンド管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、BBC響、フィラデルフィア管、N響、都響、読響をはじめとするオーケストラ、ブリュッヘン、ビエロフラーヴェク、スラットキン、ネゼ=セガン、ノリントン、ロトを含む指揮者と共演。これまでに、ドヴォルザーク、エルガー等のチェロ協奏曲、バッハおよびブリテンの無伴奏チェロ組曲、ベートーヴェンおよびシューマンの室内楽作品(ピアノ:A.メルニコフ、ヴァイオリン:I.ファウスト)、A.タロー(ピアノ)とのデュオによるアルバム等、数々のCDをリリース。使用楽器は1729年製ピエトロ・グァルネリ(カナダCanimex Incより貸与)。ドイツ・フライブルク音楽大学教授。


(c)Marco Borggreve

アレクサンドル・タロー(ピアノ)

アレクサンドル・タローは25年に及ぶキャリアを通じ、クラシック音楽界における唯一無二の地位を築き、フレンチ・ピアニズムの担い手として活躍している。クープラン、バッハ、スカルラッティからモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ショパン、ブラームス、さらにラフマニノフや20世紀の著名フランス人作曲家にいたる幅広いレパートリーを録音したソロ・アルバムは25枚を超え、そのほとんどが主要音楽専門誌の賞に輝いている。また、演劇制作者、ダンサーなどクラシック音楽以外のジャンルの音楽家たちとのコラボレーションを通じて、多彩な芸術的試みにも挑んでいる。ソリストとして、最近ではバイエルン放送響、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、フィラデルフィア管など世界の一流オーケストラと共演。世界の主要なコンサートホールでのリサイタルも多い。エラート・レコーズと専属レコーディング契約を結び、活発なレコーディングを行っている。2017年、ピアニストとしての自らの日常生活を興味深く語った著書『Montrez-moi vos mains』を出版。21年、フランスの音楽大賞ヴィクトワール・ド・ラ・ミュジーク・クラシックより、インターナショナル・ソリスト・オブ・ザ・イヤー賞を授与された。22年には映画音楽を特集した『シネマ』と題するCDをリリースし、23年は4手プロジェクトに挑むなど、視野の広い活動を精力的に展開している。