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Concert  コンサート情報

MAROワールド Vol.51
“墺独ロマン派” by 篠崎“まろ”史紀

2024年913日(金)19:00 開演
全席指定 7,000

ご好評につき完売いたしました
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篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)
倉冨亮太(ヴァイオリン)
鈴木康浩(ヴィオラ)
伊藤文嗣(チェロ)
谷 昂登(ピアノ)

王子ホールが、“まろ”の愛称で親しまれている篠崎史紀と創る音楽の社交場、“MAROワールド”第51回。“まろ”の原点でもあるウィーン時代に戻って、友人たちと奏でたシューベルト、クライスラー、ブラームスといった墺独プログラムに夢と憧れと希望を込めてお届けします。

プログラム

シューベルト:ピアノ三重奏曲 変ホ長調 Op.148, D897 《ノットゥルノ》
クライスラー:弦楽四重奏曲 イ短調

 

********** 休憩 **********

 

ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34

プロフィール

篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)

北九州市出身。愛称 “まろ”。3歳より両親の手ほどきを受け、1981年ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾る。その後ヨーロッパの主要なコンクールで数々の受賞を果たしヨーロッパを中心にソロ、室内楽と幅広く活動。88年帰国後、群響、読響のコンサートマスターを経て、97年N響のコンサートマスターに就任。以来“N響の顔”として25年以上に亘って務め、現在特別コンサートマスター。2004年より銀座・王子ホールでスタートした『MAROワールド』。このシリーズから弦楽合奏団「MAROカンパニー」が結成され、これらの功績により、「2020年度 第33回 ミュージック・ペンクラブ音楽賞」受賞。その他、79年史上最年少で北九州市民文化賞、01年福岡県文化賞、14年有馬賞受賞。桐朋学園で後進の育成にも力を注いでおり、19年には日本人ヴァイオリニストとしては初めてリスト音楽院より招聘されマスタークラスの指導を行う。WHO国際医学アカデミー・ライフハーモニーサイエンス評議会議員、北九州文化大使。4月より九響ミュージック・アドヴァイザーに就任。使用楽器は1727年 アントニオ・ストラディヴァリウス((株)ミュージック・プラザ 神田侑晃氏より貸与)。

倉冨亮太(ヴァイオリン)

東京藝術大学音楽学部弦楽科を首席で卒業。在学中に安宅賞等受賞。同大学修士課程修了。シゲティ国際コンクール入賞。リピッツァー国際コンクール第2位(最高位)、特別賞受賞。平成25年度優秀学生顕彰大賞受賞。公益財団法人青山財団奨学生。公益財団法人ローム・ミュージック・ファンデーション2016年度奨学生。別府アルゲリッチ音楽祭、軽井沢国際音楽祭、“いしかわ・金沢 風と緑の楽都”音楽祭、北九州国際音楽祭、東京・春・音楽祭など出演し活躍の場を広げている。これまでに千田成子、清水高師、篠崎史紀に師事。日本大学管弦楽団、東京ジュニアオーケストラソサエティ講師。現在、NHK交響楽団次席ヴァイオリン奏者。

鈴木康浩(ヴィオラ)

5歳からヴァイオリンを始め、桐朋学園高等学校音楽科を経て桐朋学園大学卒業。卒業後ヴィオラに転向。第47回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部第1位、第9回クラシックコンクール全国大会ヴィオラ部門最高位、第12回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽部門第1位ほか受賞多数。2001年よりドイツのカラヤン・アカデミーで研鑽を積み、その後ベルリン・フィルの契約団員となる。03年にはクラズィッシェ・フィルハーモニー・ボンのソリストとして、ドイツ各地で演奏し好評を博す。04年帰国。サイトウ・キネン・フェスティバル、宮崎国際音楽祭など、多方面で活躍を続けている。現在読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者。

伊藤文嗣(チェロ)

東京交響楽団ソロ首席チェロ奏者。5歳よりチェロとピアノを始める。東京藝術大学を経て、同大学大学院修士課程修了。これまでに、サイトウ・キネン・オーケストラ、東京・春・音楽祭、マロオケ、北九州響ホールフェスティバル、防府音楽祭他、多数出演。ソリストとして、東京交響楽団とJ.ノット指揮のもと「R.シュトラウス:ドン・キホーテ」「ハイドン:協奏交響曲」「シェーンベルク:弦楽四重奏曲のための協奏曲」「ブーレーズ:メサジェスキス」等を共演。また、客演首席奏者として国内主要オーケストラに招かれている。これまでにチェロを山崎伸子、河野文昭、藤森亮一に師事。

(c)井村重人

谷 昂登(ピアノ)

第90回日本音楽コンクール第1位及び岩谷賞(聴衆賞)受賞。第20回浜松国際ピアノアカデミーコンクール特別賞、第38回霧島国際音楽祭賞並びに堤剛音楽監督賞を受賞。第1回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際オンラインピアノコンペティション第1位、第17回チェコ音楽コンクールで第1位を獲得。第6回アリオン桐朋音楽賞受賞。第18回東京音楽コンクール ピアノ部門第2位(最高位)及び聴衆賞。令和3年度梅津賞(学長賞)を受賞している。これまでに読響、東響、東フィル、広響、新日フィル、シティ・フィル、パシフィルなどのオーケストラで、指揮者の秋山和慶、岩村 力、梅田俊明、現田茂夫、齋藤友香理、鈴木優人、高関 健、角田鋼亮、松本宗利音、山下一史、グイド・マリア・グイダ等と共演。江崎スカラシップ奨学生。宗次德二奨学基金2023年度給付奨学生。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を首席で卒業後、現在、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース(特待生)、および23年9月よりケルン音楽大学在学中。