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Concert  コンサート情報

マルク=アンドレ・アムラン

2024年911日(水) 19:00開演

全席指定 8,000

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マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)

2018年、12年ぶりに来日したマルク=アンドレ・アムラン。超絶技巧で鳴らした時代から時を経て、その演奏は余剰なパフォーマンスを一切排し、抑制された静けさの中で音楽の全貌が顕著に描かれ、聴衆に深い感動を与えました。20年6月、王子ホールに初登場する予定が22年9月に延期になり、再びコロナ禍に屈しました。今度こそ現代の巨匠との出会いを果たす時。詩集を手にドイツの森に迷い込んだようなシューマンの森の情景に始まり、超絶技巧かつ詩情豊かなラヴェルの夜のガスパールからシューベルトの死の2か月前に完成した最後のソナタへ。アムランの研ぎ澄まされた知性は今や古典派、ロマン派にも向けられ、今回のプログラムで限りなく美しい世界を見せてくれることでしょう。

プログラム

シューマン:森の情景 Op.82
  1.森の入口 2.茂みのなかで獲物を待ち伏せる狩人 3.孤独な花 4.気味の悪い場所
  5.親しみのある風景 6.宿 7.予言鳥 8.狩の歌 9.別れ
ラヴェル:夜のガスパール
  1.オンディーヌ 2.絞首台 3.スカルボ

 

********** 休憩 **********

 

シューベルト:ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960

プロフィール
(c)Sim Cannety-Clarke

マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)

「超人に近い演奏テクニックを持った演奏家」(ニューヨーク・タイムズ)と評されているピアニスト、マルク=アンドレ・アムランは、確立したレパートリーの偉大な作品の演奏において完璧な音楽性とその華麗なテクニックを融合した比類なき音楽家として、また19世紀、20世紀、21世紀の希少な作品の果敢な探求で世界的に知られている。世界各地で一流オーケストラや指揮者と定期的に共演、世界の主要なコンサート会場やフェスティバルでリサイタルを開催している。2023-24年シーズンのハイライトは、ハーゲン・フィルハーモニー(ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番)、オランダ放送フィルハーモニー(レーガーのピアノ協奏曲)、ロサンゼルス室内管弦楽団(フランク&ブーランジェの音楽)等、多彩なレパートリーでの共演があげられる。リサイタル、室内楽では、プラハ、ポーランド、オスロ、ハンブルクのエルプ・フィルハーモニー、ロンドンのウィグモア・ホール、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ポートランド・ピアノ・インターナショナル、クリーヴランド室内楽協会、クライバーン・コンサートの他、ヨハネス・モーザーとの共演でブルバード・ミュージックセンターに出演、タカーチ弦楽四重奏団とは全米各地で演奏している。さらにタングルウッド、ラノディエール音楽祭、グランドティトン音楽祭、タッカモア音楽祭、シューベルティアード、ロックポート室内楽音楽祭などに出演。CD録音ではハイペリオン・レコードの専属アーティストであり、ディスコグラフィーは70枚以上のアルバムに及び、ソロ、オーケストラ、室内楽の幅広いレパートリーの注目すべき録音がある。23年9月、妻のキャシー・フラーと共演したフォーレの4手ピアノ用の組曲「ドリー Op.56」を含む、夜想曲と舟歌をリリース。22年には、C.P.E.バッハの「ソナタとロンド集」の2枚組アルバム、ウィリアム・ボルコムの「ピアノ・ラグ全集」の2枚組アルバムをリリース、いずれも批評家から高い評価を得ている。また作曲家ともして知られ、そのキャリアを通じて30曲以上の作品がある。「練習曲集」やヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール委嘱作品「“L'homme armé”によるトッカータ」を含むこれらの作品の多くはペータース社から出版されている。23年NPRのTiny Deskでは、C.P.E.バッハとウィリアム・ボルコムの音楽とともに「“L'homme armé”によるのトッカータ」を演奏、また最新作ピアノ五重奏曲は、22年8月有名なドーバー・クァルテットと自身によってラ・ホヤ音楽協会にて初演している。ドイツ・レコード批評家協会の生涯功労賞を受賞の他、ジュノー賞を7回、グラミー賞に11回ノミネートされている。20年12月には、オンタリオ芸術財団から「鍵盤芸術のためのポール・ド・ユエック&ノーマン・ウォルフォード・キャリア功労賞」を受賞。カナダ勲爵士、ケベック州の勲爵士(シュヴァリエ、騎士)、カナダ王立協会のメンバー。モントリオール生まれ。ボストン在住。