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Concert  コンサート情報

王子ホール ニューイヤー・スペシャルコンサート
MAROワールド Vol.49
“バッハ Part Ⅴ” by 篠崎“まろ”史紀&MAROカンパニー
<ブランデンブルク協奏曲全曲演奏会>

2024年
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13日(土)18:00 開演
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14日(日)14:00 開演
全席指定 各8,000

ご好評につき完売いたしました
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篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)

MAROカンパニー
大江 馨、小林壱成、白井 篤、西江辰郎、水谷 晃(ヴァイオリン)
鈴木 学、鈴木康浩、中村翔太郎(ヴィオラ)
市 寛也、北口大輔、笹沼 樹(チェロ)
菅沼希望(コントラバス)
斎藤和志、竹山 愛(フルート)
古部賢一、石井智章、江波戸大樹(オーボエ)
長 哲也(ファゴット)
日高 剛、信末碩才(ホルン)
菊本和昭(トランペット)

山田武彦(チェンバロ)

王子ホールが、“まろ”の愛称で親しまれているN響特別コンサートマスター、篠崎史紀と創る音楽の社交場“MAROワールド”第49回は、恒例のMAROカンパニーによるニューイヤー・コンサート。9年ぶりとなるバッハのブランデンブルク協奏曲全曲演奏会で新年を祝います。
プログラム

J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲全曲

  第3番 ト長調 BWV1048
  第4番 ト長調 BWV1049
  第1番 ヘ長調 BWV1046

  ********** 休憩 **********

  第6番 変ロ長調 BWV1051
  第5番 ニ長調 BWV1050
  第2番 ヘ長調 BWV1047

プロフィール

篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)

北九州市出身。NHK交響楽団特別コンサートマスター。愛称 “まろ”。3歳より両親の手ほどきを受け、1981年ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾る。その後ヨーロッパの主要なコンクールで数々の受賞を果たしヨーロッパを中心にソロ、室内楽と幅広く活動。88年帰国後、群響、読響のコンサートマスターを経て、97年N響のコンサートマスターに就任。以来“N響の顔”として国内外で活躍する。2004年より銀座・王子ホールでスタートした『MAROワールド』。このシリーズから弦楽合奏団「MAROカンパニー」が結成され、これらの功績により、「2020年度 第33回 ミュージック・ペンクラブ音楽賞」受賞。その他、79年史上最年少で北九州市民文化賞、01年福岡県文化賞、14年有馬賞受賞。桐朋学園、昭和音大で後進の育成にも力を注いでおり、19年には日本人ヴァイオリニストとしては初めてリスト音楽院より招聘されマスタークラスの指導を行う。WHO国際医学アカデミー・ライフハーモニーサイエンス評議会議員、北九州文化大使。使用楽器は1727年製アントニオ・ストラディヴァリウス((株)ミュージック・プラザ 神田侑晃氏より貸与)。

(c)Shigeto Imura

大江 馨(ヴァイオリン)

神奈川フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター。桐朋学園大学ソリストディプロマコース特待生と同時に慶應義塾大学法学部にて学び、卒業後、ドイツ・クロンベルクアカデミーを修了。レオポルト・モーツァルト国際ヴァイオリンコンクール第3位、日本音楽コンクール第1位ほか多くのコンクールで受賞。使用楽器は文京楽器協力のもとBeare International Society より貸与されているJ.B.Vuillaume。

(c)Shigeto Imura

小林壱成(ヴァイオリン)

東京交響楽団コンサートマスター。Gyarfas Competition 2019(ベルリン)最高位、青山音楽賞新人賞、日本音楽コンクール、松方音楽賞ほか、入賞受賞多数。ロームミュージックファンデーション、明治安田QOL文化財団等奨学生。カーネギー・ホール、東京・春・音楽祭、ヴァディム・レーピン監督のトランス=シベリア芸術祭、19年にはセバスティアン・ヴァイグレ指揮、読売日本交響楽団と共演。王子ホールのレジデント「ステラ・トリオ」メンバー。

白井 篤(ヴァイオリン)

国立音楽大学付属音楽高校を経て、桐朋学園大学卒業。1999年、NHK交響楽団に入団。2003年、アフィニス文化財団海外研修員としてオーストリア/ウィーンへ留学。現在第2ヴァイオリン次席奏者。クァルテット・リゾナンツァ、室内オーケストラ「ARCUS」メンバー、NPO法人「ハマのJACK」副理事。国立音大付属中・高非常勤講師。

西江辰郎(ヴァイオリン)

新日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター及び、久石 譲Future Bandバンドマスター。桐朋学園ソリストデュプロマコース修了。スイスに留学しティボール・ヴァルガに師事。仙台フィルのコンサートマスターに抜擢され当時より最年少コンサートマスターとして活躍。ソリストとしても国内外のオーケストラと共演。ディスコグラフィーも多く、いずれも好評を博している。

水谷 晃(ヴァイオリン)

オーケストラ・アンサンブル金沢客員コンサートマスター。桐朋学園大学を首席で卒業。2010年、国内最年少コンサートマスターとして群馬交響楽団に入団し、13年より23年3月まで東京交響楽団コンサートマスターを務める。桐朋学園大学非常勤講師。
中川和歌子・水谷 晃ヴァイオリン教室運営。

(c)T.Tairadate

鈴木 学(ヴィオラ)

東京都交響楽団ソロ首席奏者。桐朋学園大学、ハンブルク国立音大を経て、1993〜2004年リンツブルックナー管弦楽団の首席ヴィオラ奏者を務める。ルツェルン、サンタフェ音楽祭等に招かれるなど国際的活躍を続ける一方、インディアナ大学等にてマスタークラスを行うほか、桐朋学園OA等にて後進の指導にもあたる。ブロッホのヴィオラ組曲(コンチェルト版)、エロードのヴィオラ協奏曲等を日本初演するなどヴィオラ作品の紹介にも尽力している。

鈴木康浩(ヴィオラ)

読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者。桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て桐朋学園大学卒業。卒業後ヴァイオリンからヴィオラに転向。第12回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽部門第1位ほか受賞多数。2001年からベルリンのカラヤン・アカデミーで学び、ベルリン・フィル契約団員を経て04年に帰国。 王子ホールでは“銀座ぶらっと”シリース「お昼の名曲サロン」の顔でもある。

(c)Ayane Shindo

中村翔太郎(ヴィオラ)

NHK交響楽団首席代行ヴィオラ奏者。4歳よりヴァイオリンを始め、東京藝大附属高校入学を機にヴィオラに転向。東京藝大卒業。2010年、第15回コンセール・マロニエ21弦楽器部門第1位。東京ジュニアオーケストラソサエティ講師。藝大同期による弦楽アンサンブル「TGS」代表。Alto de Campagne(ヴィオラ四重奏)メンバー。

市 寛也(チェロ)

NHK交響楽団チェロ奏者。東京藝術大学音楽学部を経て同大学院修士課程修了。学内にて同声会賞受賞。リゾナーレ室内楽セミナーにて基金緑の風音楽賞を受賞。弦楽四重奏で松尾学術振興財団より助成金を授与。アフィニス文化財団派遣研修員としてドイツ・ミュンヘンへ留学。チェロアンサンブル「Quartet Explloce」メンバー。キングレコードよりCDリリースのほかNHK-FMに出演。アクロス弦楽合奏団メンバー。ユメニティのおがたレジデンスクァルテットとして活動。東京ジュニアオーケストラソサエティ講師。

北口大輔(チェロ)

日本センチュリー交響楽団首席チェロ奏者及びパシフィックフィルハーモニア東京(旧東京ニューシティ管弦楽団)の客演ソロ首席チェロ奏者として、東西のオーケストラで重責を担う。12歳より父親の手ほどきによりチェロをはじめ、17歳で関西フィルとサン=サーンスの協奏曲でデビュー。東京藝術大学音楽学部、同大学院修士課程を修了。近年、新たなチェロ演奏の境地を開拓し、特にバッハのゴルトベルク変奏曲の無伴奏チェロ版への編曲と演奏は多方面から大きな注目を浴びている。大阪音楽大学特任准教授。

http://daisukekitaguchi.com

(c)Kei Uesugi

笹沼 樹(チェロ)

東京交響楽団客演首席奏者。国内の主要コンクールで優勝、入賞後、ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門第3位、Young Concert Artists New York第1位。学習院文化活動賞、ホテルオークラ音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞など受賞多数。学習院大学文学部独文科卒業。桐朋学園大学大学院修了。現在パリエコールノルマル音楽院在籍中。使用楽器は1771年製C.F.ランドルフィ(宗次コレクション)。

(c)New Japan Philharmonic

菅沼希望(コントラバス)

新日本フィルハーモニー交響楽団首席奏者。千葉県柏市出身。14歳よりコントラバスを始める。東京藝術大学を卒業後、同大学院修士課程在学中に渡独し、フランクフルト音楽・舞台芸術大学にて学ぶ。これまでに池松 宏、C.Schmidt、永島義男、西山真二、村上満志、山谷明恵、吉田 秀に師事。大学在学中に新日本フィルハーモニー交響楽団のオーディションに合格し入団、2019年より首席奏者。

斎藤和志(フルート)

東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者 東京シンフォニエッタ副代表。日本音楽コンクール1位、びわ湖国際フルートコンクール1位、神戸国際フルートコンクール4位など。アリオン音楽財団奨励賞、日本音楽コンクール作曲部門演奏において特別賞、イタリアキジアーナ音楽院トスカーナ特別賞など受賞。東京芸術大学、国立音楽大学、洗足音楽大学、トート音楽院講師。

(c)Ayano Tess

竹山 愛(フルート)

東京交響楽団首席奏者。東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。同大学院音楽研究科修士課程了。ロームミュージックファンデーションの助成を経てドイツ国立ミュンヘン音楽演劇大学で研鑽を積む。第79回日本音楽コンクール第1位。併せて岩谷賞(聴衆賞)、吉田賞、加藤賞を受賞。第26回日本管打楽器コンクール第1位、第8回神戸国際フルートコンクール第3位など受賞歴多数。

古部賢一(オーボエ)

新日本フィルハーモニー交響楽団特任首席奏者。HPAC特別奏者。東京芸術大学在学中、弱冠22歳で新日フィルに首席奏者として就任以降、国内外、ジャンルを超えて第一線で活躍を続ける日本を代表するオーボエ奏者の一人。第10回出光音楽賞受賞。東京音楽大学教授、札幌大谷大学客員教授、相愛大学特別講師。

石井智章(オーボエ)

兵庫県宝塚市出身。13歳より吹奏楽でオーボエを始める。東京藝術大学音楽学部器楽科を経て、同大学院音楽研究科修士課程修了。卒業時に読売新人演奏会に出演。第37回日本管打楽器コンクール第2位、第29回宝塚ベガ音楽コンクール入選、及び宝塚演奏家連盟賞受賞。京都市交響楽団契約団員を経てパシフィックフィルハーモニア東京に入団。現在首席オーボエ奏者。

江波戸大樹(オーボエ)

千葉県出身。千葉県立幕張総合高等学校卒業後、大分県立芸術文化短期大学管弦打コース卒業。在学中に成績優秀者演奏会に、卒業時に卒業演奏会に出演。同短期大学卒業後、東京音楽大学卒業。2022年度東京音楽大学甲種奨学生。これまでオーボエを金光圭子、髙田喜夫、荒 絵理子に、室内楽を水谷上総、古部賢一、松本健司、伊藤 圭に師事。現在は東京音楽大学付属高等学校の演奏助手を務める傍ら、フリーランスとして東京、関東で活動中。

長 哲也(ファゴット)

東京都交響楽団首席奏者 福岡県北九州市出身。東京藝術大学音楽学部器楽科卒業と同時に、東響の首席ファゴット奏者に就任。藝大モーニングコンサートにて藝大フィルハーモニアと共演。オーケストラに所属しながらリヨン国立高等音楽院の大学院に留学し研鑽を積む。ファゴットを永江恵子、石川 晃、水谷上総に師事。

日高 剛(ホルン)

日本センチュリー交響楽団首席客演奏者。長崎大学経済学部を卒業後、東京藝術大学、オランダ・マーストリヒト音楽院にて学ぶ。広島交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、NHK交響楽団ホルン奏者を歴任。現在、東京藝術大学准教授。国立音楽大学講師、名古屋音楽大学客員教授。ホルンアンサンブル「つの笛集団」、THE HORN QUARTET メンバー。日本ホルン協会常任理事。

信末碩才(ホルン)

​日本フィルハーモニー交響楽団首席ホルン奏者。栃木県出身。12歳よりホルンを始める。春日部共栄高等学校、東京藝術大学卒業。第86回日本音楽コンクールホルン部門入選。第35回日本管打楽器コンクールホルン部門第3位。ホルンを飯笹浩二、日髙 剛に師事。これまでに伴野涼介、西條貴人、五十畑 勉、石山直城、Will Sanders、Stefan Dohr、Tero Toivonen、Cong Guのレッスン、マスタークラスを受講。

(c)Lasp Inc

菊本和昭(トランペット)

京都市交響楽団を経て2012年よりNHK交響楽団首席奏者。兵庫県出身。京都立芸術大学首席卒業および同大学院首席修了。フライブルク音楽大学、カールスルーエ音楽大学にて学ぶ。第19回日本管打楽器コンクール第1位。第72回日本音楽コンクール第1位および増沢賞。E.スミス国際トランペット・ソロ・コンペティション第2位など受賞多数。関西トランペット協会理事、東京藝術大学非常勤講師。

山田武彦(チェンバロ)

東京藝術大学作曲科卒業、同大学院作曲専攻修了。1993年フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科に入学、同クラスの7種類の卒業公開試験を、審査員の満場一致により首席で一等賞(プルミエ・プリ)を得て卒業。帰国後はピアニストとして数多くの演奏者と共演、コンサート、録音、放送等の際のソリストのパートナーとして厚い信頼を得る。これまで洗足学園音楽大学に於いて作曲及びピアノコース統括責任者を歴任、現在同大学教授。楽曲分析、和声法、対位法、伴奏法などの講座を担当。全日本ピアノ指導者協会正会員、日本ソルフェージュ研究協議会理事、日本ピアノ教育連盟会員。