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Concert  コンサート情報

キャロリン・サンプソン&ジョゼフ・ミドルトン
~ロベルト&クララ・シューマンの歌曲集から8つの情景~

2023年511日(木) 19:00開演
全席指定 7,000

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キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
ジョゼフ・ミドルトン(ピアノ)

イギリスの名花、キャロリン・サンプソンによる5年半ぶりの待望のリサイタルです。2017年12月に初登場した際に花に纏わる歌曲の数々を見事な花束にして私たちの胸に届けてくれました。今回のプログラムは、ロベルト・シューマンの連作歌曲「女の愛と生涯」の曲間にロベルトと妻クララの作品をピアノ・ソロも含めて組み合わせた、まるで一つの物語のように構成されているもの。ピアノは前回と同様、サンプソンが絶大な信頼を置き対等なパートナー関係を築いているジョゼフ・ミドルトンです。最強のデュオがおおくりするロベルトとクララの物語に耳を傾けてください。
プログラム

ロベルト&クララ・シューマン

 

プロローグ
ロベルト:子供のためのアルバム Op.68 第2部「大きな子供のために」 第21曲 *ピアノ・ソロ
クララ:あなたが美しさゆえに愛するのなら(「3つのリート」 Op.12)

 

Ⅰ. あの人に出会ってから
ロベルト:あの人に出会ってから(「女の愛と生涯」 Op.42-1)
クララ:おお、喜び、喜びよ(「ユクンデによる6つの歌」 Op.23-6)
ロベルト:小さな民謡(「リートと歌」 第2集 Op.51-2)
クララ:愛の魔法(「6つの歌」 Op.13-3)

 

Ⅱ. 彼は誰よりも素晴らしい人
ロベルト:彼は誰よりも素晴らしい人(「女の愛と生涯」 Op.42‐2)
クララ:ある明るい朝に(「ユクンデによる6つの歌」 Op.23-2)
   :他の人に尋ねるの(「3つのリート」 Op.12-3)

 

Ⅲ. 私にはわからない
ロベルト:私にはわからない(「女の愛と生涯」 Op.42-3)
    :裏切られた恋(「5つのリート」 Op.40-5)
クララ:しとやかな蓮の花(「6つのリート」 Op.13-6)

 

Ⅳ. この幸せな死を味わわせて
ロベルト:この幸せな死を味わわせて(「女の愛と生涯」 Op.42-4)
クララ:月は静かに昇った(「6つのリート」 Op.13-4)
ロベルト:花嫁の歌1(「ミルテの花」 Op.25-11)
    :花嫁の歌2(「ミルテの花」 Op.25-12)
    :満足(「子供の情景」 Op.15-5) *ピアノ・ソロ

 

********** 休憩 **********

 

Ⅴ あたしを手伝って、妹たち
ロベルト:あたしを手伝って、妹たち(「女の愛と生涯」 Op.42-5)
    :蓮の花(「ミルテの花」 Op.25-7)
    :嵐の夜のきらめき(「12の詩」 Op.35-1)

 

Ⅵ. やさしい人、あなたは見つめる
ロベルト:やさしい人、あなたは見つめる(「女の愛と生涯」 Op.42-6)
    :ハイランド地方の人びとの子守歌(「ミルテの花」 Op.25-14)
    :眠りの精(「子供のための歌のアルバム」 Op.79-12)
    :眠りにつく子ども(「子供の情景」 Op.15-12)

 

Ⅶ. わたしの心に、わたしの胸に
ロベルト:わたしの心に、わたしの胸に(「女の愛と生涯」 Op.42-7)
    :木馬の騎士(「子供の情景」 Op.15-9) *ピアノ・ソロ
    :あなたの顔は、愛おしく美しい(「5つのリートと歌」 Op.127-2)
    :おとめの憂い(「4つの詩」 Op.142-3)

 

Ⅷ. 今、あなたは初めてわたしを悲しませる
ロベルト:今、あなたは初めてわたしを悲しませる(「女の愛と生涯」 Op.42-8)
    :レクイエム(「6つの詩とレクイエム」 Op.90-7)

 

後奏
ロベルト:冬の季節Ⅰ(子供のためのアルバム 第2部「大きな子供のために」 Op.68-38) *ピアノ・ソロ

プロフィール

(c)Marco Borggreve

キャロリン・サンプソン(ソプラノ)

コンサートとオペラの両面で才能を発揮しているキャロリン・サンプソンは、イギリス、ヨーロッパ、アメリカで輝かしい成功を収めている。イングリッシュ・ナショナル・オペラでは、「セメレ」のタイトルロール、グラインドボーン音楽祭ではパーセルの「妖精の女王」等様々な役で出演。またパリオペラ座等に登場する一方、ボストン古楽祭ではリュリ「プシュケ」のタイトルロールを演じる。イギリスでは数え切れないくらいの演奏会に出演、BBCプロムスにはレギュラーで登場し、またジ・エイジ・オブ・エンライトメント、イングリッシュ・コンソート等と頻繁に共演。ヨーロッパでは、ロイヤル・コンセルトヘボウ、バイエルン放送響、ライプツィッヒ・ゲヴァントハウス管等と共演、アメリカでは、ボストン響、フィラデルフィア管等と共演している。これまでフィリップ・ヘレヴェッヘ、リッカルド・シャイー、ウィリアム・クリスティ、鈴木雅明等、著名指揮者と共演。非常に有能なリサイタリストとして、ウィグモアホールに定期的に出演、またオールドバラ音楽祭、アムステルダム・コンセルトヘボウで数多くリサイタルを行う。キャロリンは、近年ピアニストのジョゼフ・ミドルトンとパートナーシップを組み、歌曲のデビューCD「フルール」を録音、またCD「フランス・バロック・ディーヴァ」は、2015年グラモフォン・アワードのリサイタル部門で栄冠を勝ち取った。21/22シーズンのハイライトは、BBCフィルハーモニックとデュティユーの「コレスポンダンス」を、ボストンのヘンデル・ハイドン・ソサイエティでは、シンフォニーホールでヘンデルの「メサイア」を演奏。またミネソタ管とマーラーの交響曲第8番を録音、さらにボストン古楽祭で、クリスティアン・ベザイデンホウトとリサイタルを行う。最新の録音は、ジョゼフ・ミドルトン、テノールのアラン・クレイトンによるヴォルフの「イタリア歌曲集」(22年8月)。


(c)Sussie Ahlburg

ジョゼフ・ミドルトン(ピアノ)

ピアニスト、ジョゼフ・ミドルトンは歌曲伴奏者として、また室内楽奏者としてこれらの分野で高く評価されている。英BBCミュージックマガジンで、”歌曲の世界では輝かしいスターの一人”と表現され、また英タイムス紙では「新世代の精鋭」、Opera Nowでは、「完璧なアカンパニスト」と称賛されている。これまで、サー・トーマス・アレン、イアン・ボストリッジ、デイム・フェリシティ・ロット、デイム・サラ・コノリー、マーク・パドモア、キャロリン・サンプソン、ヴォルフガング・ホルツマイヤー、クリストファー・マルトマン、ジョン・マーク・エインスリー、アン・マレー等国際的に名声を確立した歌手とリサイタルを行っている。ウィグモアホール、ロイヤル・オペラハウス、ロイヤル・フェスティヴァルホール、ウィーンのコンツェルトハウス、アムステルダム・コンセルトヘボー、ケルン・フィルハーモニー、ベルリンのブーレーズ・ザール、パリのオルセー美術館、チューリッヒのトーンハレ、ルクセンブルク・フィルハーモニー、ブリュッセルのパレ・デ・ボザール、東京の王子ホール、ニューヨークのアリス・タリ-・ホール等著名会場で演奏会を行っている。キャロリン・サンプソンとの録音した「フルール」は、高く評価され、英グラモフォン誌でエディター・チョイスに選ばれた。ウィグモアホールの国際歌曲の伴奏賞、キャスリン・フェリアー賞、ジェフリー・パーソン賞等を受賞。ドイツでは、国際シューベルトコンクール・リート・デュオで“ベスト・リート・ピアニスト賞”受賞。現在、イギリスで芸術歌曲の分野でもっとも情熱があり、将来にわたって影響力のある音楽祭の一つである“リーズ・リーダー”のディレクター、ケンブリッジ大学ペンブロック・カレッジのレジデント・ミュージシャン、母校の王立音楽院の教授兼フェロー。2017年ロイヤル・フィルハーモニック協会のヤング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー受賞。