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Concert  コンサート情報

transit Vol.16
マリー=アンジュ・グッチ  

2023年429日(土・祝) 14:00開演
全席指定 4,000

ご好評につき完売いたしました
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マリー=アンジュ・グッチ(ピアノ)

若い才能や未知のアーティストをご紹介するtransitシリーズの16回目は、早熟なピアニズムに圧倒されるアルバニア出身のピアニスト、マリー=アンジュ・グッチが登場します。ここ数年ヨーロッパの音楽界から注目を浴び、2021年3月にパリ管デビューを果たし、23年4月、パーヴォ・ヤルヴィの指名でN響定期にデビュー。その数日後に行われる今回のリサイタル。超絶技巧を駆使しながら華やかに、幻想的に、壮大に、多彩なピアノの魅力を堪能できるプログラムに期待が高まります。

 

>>「楓Vol.19」のインタビューを読む

プログラム
  

※出演者の都合により曲目・曲順が一部変更になりました。
予定していたシューマン:クライスレリアーナ Op.16から、プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第6番に変更となります。

 

スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第5番 Op.53
ラフマニノフ:ショパンの主題による変奏曲 Op.22

********** 休憩 **********

ラヴェル:「鏡」より 海原の小舟
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第6番 イ長調 Op.82 「戦争ソナタ」

プロフィール

(c)Caroline Doutre

マリー=アンジュ・グッチ(ピアノ)

「まさに純度の高いダイヤモンド。高度な技巧の上に成熟な音楽性と創作力、全てにおいて彼女は年齢を超える才能を見せた。プログラムの一曲一曲が、すぐれた洞察力によって解釈されている。未来の可能性を示すだけでなく、すでに完成されたアーティストだ。」(クラシカ誌)2022/23シーズンは、パーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団、シャン・ジャン指揮セントルイス交響楽団、シドニー交響楽団、ペトル・ポペルカ指揮RAI国立交響楽団、ハワード・グリフィス指揮ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団(モーツァルト作品の録音)、ウンベルト・ベネデッティ・ミケランジェリ指揮バーゼル室内管弦楽団、ロバート・トレヴィーノ指揮トゥールーズ国立管弦楽団、ベルギー国立管弦楽団との共演のほか、リサイタルはラジオ・フランス、ルツェルン音楽祭、オスロ・オペラなどで予定している。過去2シーズンのハイライトとしては、パリ管弦楽団、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、BBC交響楽団(バービカンホール)、トーンキュンストラー管弦楽団(ウィーン楽友協会)、デンマーク国立交響楽団、バルセロナ交響楽団、リヨン国立管弦楽団、パリ室内管弦楽団(シャンゼリゼ劇場)などと共演。またファビオ・ルイージ、ニコライ・ズナイダー、ダリア・スタセフスカ、ピエール・ブルーズ、クリスティーナ・ポスカ、タビタ・バーグランド、カーセ・スカリョーネなどの一流指揮者と共演している。またシカゴのラヴィニア音楽祭、ボンのベートーヴェン音楽祭、グシュタード・メニューイン音楽祭、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノフェスティバル、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭、グランジュ・ド・メレ、ノアン・フェスティバル・ショパンなどから招かれている。バロック、古典、ロマン派から現代音楽まで幅広いレパートリーを持つ。ティエリー・エスケシュ、ブルーノ・マントヴァーニ、グラシアーヌ・フィンジ、パスカル・ザヴァロ、カロル・ベッファなどの現代作曲家たちと密接な関係を築いている。18年に初のアルバム「鏡 EN MIROIR」(MIRARE)をリリース。クラシカ誌のショック賞などフランスの各誌で絶賛を博した。13歳でパリ国立高等音楽院に飛び級入学し、ニコラ・アンゲリッシュに師事。オルガンとチェロを演奏し、ウィーン国立音楽大学の指揮科でも1年間学んだ。