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Concert  コンサート情報

ジュスタン・テイラー

2023年110日(火) 19:00開演
全席指定 5,000

ご好評につき完売いたしました

ジュスタン・テイラー(チェンバロ)

コロナ禍の2021年1月、2週間の自主隔離を受け入れて日本デビューを実現したフランス古楽界の新星ジュスタン・テイラー。王子ホールでは若い才能や未知のアーティストをご紹介するtransitシリーズに於いて端正かつ軽妙洒脱にゴルトベルク変奏曲を披露し、人柄が伝わるステージ・マナーと相俟って一気に聴衆の心をキャッチしました。今回はより自然体の彼の魅力が発揮されるフレンチ・プロを携えて再登場。
プログラム

フランソワ・クープラン
  :陰気な女
  :青春
  :神秘的なバリケード
  :牧歌
  :スペイン風
  :傲慢な女、またはフォルクレ夫人
  :小さな風車

アントワーヌ・フォルクレ/J.テイラー:3つのヴィオル組曲
   アルマンド /クーラント /サラバンド

ジャック・デュフリ:ラ・フォルクレ

ジャン=バティスト・フォルクレ
  :ラ・ラモー
  :ラ・シルヴァ
  :ジュピテル

********** 休憩 **********

ジャン=フィリップ・ラモー
  :雌鳥
  :3連音
  :エジプトの女
  :未開人
  :鳥のさえずり

クロード=フランソワ・ラモー:ラ・フォルクレ

ジャン=フィリップ・ラモー
  :クラヴサン曲集 第1巻より アルマンド/クーラント
  :新クラヴサン組曲より ガヴォットと6つの変奏

プロフィール

ジュスタン・テイラー(チェンバロ)

23歳の若さでブルージュ国際古楽コンクール・チェンバロ部門で優勝および聴衆賞ほか2つの特別賞を受賞。11歳から故郷のアンジェでピアノとチェンバロを学び、その後、パリでチェンバロをオリヴィエ・ボーモン、ブランディーヌ・ラヌーに師事。またピアノをロジェ・ムラロに学んだ。これまでに、パリのフィルハーモニー、シャンゼリゼ劇場、ルーヴル美術館、ロンドン、ブリュッセル、アントワープ、ロック・ダンテロン音楽祭、ナントのラ・フォルジュルネ音楽祭、日本の王子ホール、ニューヨーク、ワシントンなどで演奏しているほか、イール・ド・フランス国立管弦楽団、ワロニー室内管弦楽団、ジュネーヴ室内管弦楽団、マンハイム・フィルハーモニー管弦楽団、デュースブルク・フィルハーモニー管弦楽団、コンチェルト・ケルンなどと共演している。アルファ・レーベルと専属契約を締結し、10枚以上の録音をリリースしており、最新盤の「ラモーの一族~ラモー家と18世紀フランスの鍵盤音楽」はショック賞ほか多数の賞を受賞している。また、2018年にはドイツ・グラモフォンの「バッハ333」シリーズで2枚組のCDをリリースしている。室内アンサンブル「ル・コンソート」の一員としても活躍を続けており、2017年にロワール国際古楽コンクールで優勝したほか、メゾ・ソプラノのエヴァ・ザイシクと共にアルファ・レーベルからリリースしたデビューCDはさまざまな賞を受賞。ダンドリューのトリオ・ソナタを集めた録音「Opus 1」は19年のディアパソン・ドール賞を受賞している。ル・コンソートはパリのサンジェ=ポリニャック財団、バンク・ドゥ・フランス、ロワイヨモン財団のレジデンシーを務めている。