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Concert  コンサート情報

王子ホール ニューイヤー・スペシャルコンサート
MAROワールド Vol.46
by 篠崎“まろ”史紀&MAROカンパニー
~Viva! ヴィヴァルディ~

2023年17日(土)18:00 開演
2023年18日(日)14:00 開演 全席指定 各8,000

ご好評につき完売いたしました
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篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)

MAROカンパニー
大江 馨、倉冨亮太、郷古 廉、小林壱成、﨑谷直人、白井 篤、伝田正秀(ヴァイオリン)
佐々木 亮、鈴木康浩(ヴィオラ)
市 寛也、佐山裕樹(チェロ)
菅沼希望(コントラバス)

山田武彦(チェンバロ)

※桑田 歩(チェロ)の体調不良により、出演者が市 寛也に変更となりました。

王子ホールが、“まろ”の愛称で親しまれているN響コンサートマスター、篠崎史紀と創る音楽の社交場“MAROワールド”第46回は、MAROカンパニーによるニューイヤー・コンサート。ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲で華やかに新年の幕を開けます。腕利き揃いの弦の饗宴にご期待ください!
プログラム

オール・ヴィヴァルディ・プログラム

 合奏協奏曲集「調和の霊感」 Op.3より 第6番 イ短調 Op.3-6, RV356、第8番 イ短調 Op.3-8, RV522
 3つのヴァイオリンの協奏曲 ヘ長調 RV551
 合奏協奏曲集「調和の霊感」 Op.3より 第10番 ロ短調 Op.3-10, RV580

********** 休憩 **********

 ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の極み」 Op.8より 「四季」全曲
  ホ長調 「春」 Op.8-1, RV269
  ト短調 「夏」 Op.8-2, RV315
  ヘ長調 「秋」 Op.8-3, RV293
  ヘ短調 「冬」 Op.8-4, RV297

プロフィール

篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)

北九州市出身。NHK交響楽団第一コンサートマスター。愛称 "まろ"。3歳より両親の手ほどきを受け、1981年ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾る。その後ヨーロッパの主要なコンクールで数々の受賞を果たしヨーロッパを中心にソロ、室内楽と幅広く活動。88年帰国後、群響、読響のコンサートマスターを経て、97年N響のコンサートマスターに就任。以来"N響の顔"として国内外で活躍する。2004年より銀座・王子ホールでスタートした『MAROワールド』。このシリーズから弦楽合奏団「MAROカンパニー」が結成され、これらの功績により、「2020年度 第33回 ミュージック・ペンクラブ音楽賞」受賞。その他、79年史上最年少で北九州市民文化賞、01年福岡県文化賞、14年有馬賞受賞。19年には日本人ヴァイオリニストとしては初めてリスト音楽院より招聘されマスタークラスの指導を行う。北九州文化大使、昭和音楽大学客員教授、桐朋学園大学非常勤講師。WHO国際医学アカデミー・ライフハーモニーサイエンス評議会議員。 使用楽器は1735年製ストラディバリウス((株)ミュージック・プラザ 神田侑晃氏より貸与)。


(c)Shigeto Imura

大江 馨(ヴァイオリン)

桐朋学園大学ソリストディプロマコースに特待生として入学。同時に慶應義塾大学法学部にて学び、卒業後、ドイツ・クロンベルクアカデミーを修了。レオポルト・モーツァルト国際ヴァイオリンコンクール第3位、日本音楽コンクール第1位ほか数多くのコンクールでの受賞歴を持つ。これまでにN響、ミュンヘン放送管はじめ数多くのオーケストラと共演。使用楽器は文京楽器協力のもとBeare International Society より貸与されているJ.B.ヴィヨーム。

倉冨亮太(ヴァイオリン)

4歳よりヴァイオリンを始める。東京藝術大学音楽学部弦楽科を首席で卒業。在学中に安宅賞等受賞。同大学修士課程修了。リピッツァー国際コンクール第2位(最高位)、特別賞受賞。公益財団法人ロームミュージックファンデーション2016年度奨学生。東京ジュニアオーケストラソサエティ講師。現在、NHK交響楽団第一ヴァイオリン次席代行奏者。


(c)Hisao Suzuki

郷古 廉(ヴァイオリン)

2006年第11回ユーディ・メニューイン青少年国際ヴァイオリンコンクールジュニア部門第1位(史上最年少優勝)。07年デビュー。13年ティボール・ヴァルガ シオン国際ヴァイオリンコンクール優勝ならびに聴衆賞・現代曲賞受賞。オーケストラとの協演、リサイタルなど多岐に亘って活躍。使用楽器は1682年製アントニオ・ストラディヴァリ(Banat)を個人の所有者の厚意により貸与。19年第29回出光音楽賞受賞。現在、NHK交響楽団ゲスト・アシスタント・コンサートマスター。


(c)Shigeto Imura

小林壱成(ヴァイオリン)

Gyarfas Competition 2019(ベルリン)最高位、青山音楽賞新人賞、日本音楽コンクール、松方音楽賞ほか、入賞受賞多数。ロームミュージックファンデーション、明治安田QOL文化財団等奨学生。カーネギー・ホール、東京・春・音楽祭、ヴァディム・レーピン監督のトランス=シベリア芸術祭、19年にはセバスティアン・ヴァイグレ指揮、読売日本交響楽団と共演。各楽団のゲストコンサートマスターとして活躍し、現在東京交響楽団コンサートマスター。王子ホールのレジデント「ステラ・トリオ」メンバー。


(c)Shigeto Imura

﨑谷直人(ヴァイオリン)

ケルン音大、パリ音楽院、桐朋学園ソリストディプロマコースを経て、バーゼル音楽院修了。メニューイン国際コンクール第3位。2006年、ウェールズ弦楽四重奏団結成、08年ミュンヘンARD国際音楽コンクールにて第3位。オーケストラとの協演、客演コンマスに度々招かれ、14年より8年間、神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスターを務めた。ウェールズ弦楽四重奏団1stヴァイオリン奏者。

白井 篤(ヴァイオリン)

国立音楽大学付属音楽高校を経て、桐朋学園大学卒業。1999年、NHK交響楽団に入団。2003年、アフィニス文化財団海外研修員としてオーストリア/ ウィーンへ留学。現在第2ヴァイオリン次席奏者。クァルテット・リゾナンツァ、室内オーケストラ「ARCUS」メンバー、NPO法人「ハマのJACK」副理事。国立音大付属中・高非常勤講師。

伝田正秀(ヴァイオリン)

スズキ・メソード指導者の父の手ほどきにより3歳からヴァイオリンを始める。多くのコンクールで1位受賞。武蔵野音楽大学附属高等学校、ウィーン国立音楽大学、ウィーン市立音楽院を経て、帰国後2006年より仙台フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター、14年より読売日本交響楽団アシスタントコンサートマスター、18年より同楽団コンサートマスターを歴任。現在新日本フィルハーモニー交響楽団特任コンサートマスター。

佐々木 亮(ヴィオラ)

東京藝術大学およびジュリアード音楽院卒業。留学中にヴィオラに魅せられヴァイオリンから転向。米国各地での演奏活動を経て2004年にNHK交響楽団に入団し、08年より首席奏者を務める。現在桐朋学園、洗足学園、東京藝大附属高校にて後進の指導にもあたっている。

鈴木康浩(ヴィオラ)

桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て桐朋学園大学卒業。卒業後ヴァイオリンからヴィオラに転向。第12回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽部門第1位他受賞多数。2001年からベルリンのカラヤン・アカデミーで学び、ベルリン・フィル契約団員を経て04年に帰国。06年より読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者。 王子ホールでは“銀座ぶらっと”シリース「お昼の名曲サロン」の顔でもある。

市 寛也(チェロ)

東京藝術大学音楽学部を経て同大学院修士課程修了。学内にて同声会賞受賞。リゾナーレ室内楽セミナーにて基金緑の風音楽賞を受賞。弦楽四重奏で松尾学術振興財団より助成金を授与。アフィニス文化財団派遣研修員としてドイツ・ミュンヘンへ留学。チェロアンサンブル「Quartet Explloce」メンバー。キングレコードよりCDリリースのほかNHK-FMに出演。アクロス弦楽合奏団メンバー。ユメニティのおがたレジデンスクァルテットとして活動。東京ジュニアオーケストラソサエティ講師。現在NHK交響楽団チェロ奏者。

佐山裕樹(チェロ)

第13回ビバホールチェロコンクール第1位。第70回全日本学生音楽コンクールチェロ部門大学の部東京大会および全国大会第1位。第29回青山音楽賞新人賞受賞。チェロを宮田 豊、林 峰男、宮田 大、倉田澄子らに、室内楽を山崎伸子、堤 剛、伊藤亮太郎、練木繁夫らに師事。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を経て、桐朋学園大学音楽学部チェロ科を首席で卒業。現在、桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマ・コース在籍。


(c)New Japan Philharmonic

菅沼希望(コントラバス)

千葉県柏市出身。14歳よりコントラバスを始める。東京藝術大学を卒業後、同大学院修士課程在学中に渡独し、フランクフルト音楽・舞台芸術大学にて学ぶ。これまでに池松 宏、C.Schmidt、永島義男、西山真二、村上満志、山谷明恵、吉田 秀に師事。大学在学中に新日本フィルハーモニー交響楽団のオーディションに合格し入団、2019年より首席奏者。

山田武彦(チェンバロ)

東京藝術大学作曲科卒業、同大学院作曲専攻修了。1993年フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科に入学、同クラスの7種類の卒業公開試験を、審査員の満場一致により首席で一等賞(プルミエ・プリ)を得て卒業。帰国後はピアニストとして数多くの演奏者と共演、的確でおおらかなアンサンブル、色彩豊かな音色などが好評を博し、コンサート、録音、放送等の際のソリストのパートナーとして厚い信頼を得る。これまで洗足学園音楽大学に於いて作曲及びピアノコース統括責任者を歴任、現在同大学教授。楽曲分析、和声法、対位法、伴奏法などの講座を担当。全日本ピアノ指導者協会正会員、日本ソルフェージュ研究協議会理事、日本ピアノ教育連盟会員。