ojihall


Concert  コンサート情報

銀座ぶらっとコンサート #177
吉井瑞穂 鎌倉 to 銀座 Vol.4

2022年1223日(金) 13:30開演

全席指定 3,200

吉井瑞穂 鎌倉 to 銀座 Vol.4画像をクリックして拡大

吉井瑞穂(オーボエ)
黒岩航紀(ピアノ)

協賛:株式会社ヨックモック

平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』第177回は、国際的に活躍するオーボエ奏者、吉井瑞穂が生まれ育った愛する地、鎌倉の風をオーボエの音色に乗せてお届けするシリーズの4回目。今回は、日本の作品へのノスタルジーと憧憬を込めてピアノと共に。
プログラム

鈴木純明:オーボエとピアノのための《4つのバガテル》より 第1曲 ※委嘱作品世界初演
平尾貴四男:オーボエとピアノのためのソナタより   第1、2楽章
大島ミチル:風笛
新井 満:千の風になって
鈴木純明:オーボエとピアノのための《4つのバガテル》より 第2曲、第3曲
ドビュッシー:金色の魚(映像 第2集より) ※ピアノ独奏
      :夢想
      :月の光(『ベルガマスク組曲』より) ※ピアノ独奏  
サティ:ジムノペディ第1番
フォレ:羊飼いと田舎風のリズム(「オーボエとピアノのための2つの小品」)
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女 (『前奏曲集 第1巻より』)
鈴木純明:オーボエとピアノのための《4つのバガテル》より 第4曲

プロフィール
(c)Marco Borggreve

吉井瑞穂(オーボエ)

甘美な音色と豊かな音楽性で世界の聴衆を魅了するオーボエ奏者。東京藝術大学入学後、渡独。カールスルーエ国立音楽大学を首席で卒業。日本音楽コンクール優勝ほか、英バルビローリ国際コンクール、日本管打楽器コンクールで入賞。ベルリン・フィルのエキストラ奏者として活躍後、2000年から約20年間にわたってマーラー室内管の首席奏者として欧州を中心に演奏活動を行い、アバドをはじめ(共演200回以上)、ヴァント、アーノンクール、ブーレーズ、ハーディング、ドゥダメル、ロトといった巨匠の指揮で演奏を重ねた。欧州の主要オーケストラ、アンサンブルから頻繁に客演首席奏者として招かれる一方、ソロや室内楽でも精力的な活動を展開し、N響、新日本フィル、神奈川フィル、名フィル、九響、テツラフ弦楽四重奏団、アンスネス、フロストらと共演。ニューヨークのマンハッタン音楽院、イギリス、スペイン、ドイツ、コロンビア、ベネズエラなどでマスタークラス教授として招かれ、後進の指導にあたる。東京藝術大学准教授。ルツェルン祝祭管設立メンバー。第49回JXTG音楽賞(現ENEOS音楽賞)奨励賞受賞。鎌倉市出身・在住。

黒岩航紀(ピアノ)

東京藝術大学音楽学部ピアノ科を首席で卒業。同大学大学院修士課程、及びリスト音楽院修了。第84回日本音楽コンクールピアノ部門第1位。第11回東京音楽コンクールピアノ部門第1位および聴衆賞。KIPA国際ピアノコンクール2019第1位。青山音楽賞新人賞、宇都宮エスペール賞受賞。2017年ロシア・サンクトペテルブルクより招聘されての演奏が高く評価される。19年東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」出演。これまでに東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、ロイヤルフィルハーモニックオーケストラ、ローマトレオーケストラ等と共演。1st CD「sailing day」に続く2nd CD「展覧会の絵」はレコード芸術特選盤に選定される。(公社)日本演奏連盟会員。東京藝術大学、甲斐清和高校音楽科非常勤講師。CJM神宮の杜音楽院講師。

https://www.kokikuroiwa.com

鈴木純明(作曲)

1970年東京都生まれ。2000年東京藝術大学大学院修士課程作曲専攻修了。97~02年パリ国立高等音楽院作曲科で学ぶ。99~01年文化庁派遣芸術家在外研修員。03年IRCAM(フランス国立音響音楽研究所)研修課程修了。14年第24回芥川作曲賞受賞。21 年現代日本の作曲家シリーズ第56集『鈴木純明/ラ・ロマネスカ』(フォンテック)がリリース。現在、東京藝術大学音楽学部作曲科教授、桐朋学園大学非常勤講師。