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Concert  コンサート情報

《バロック・ライヴ劇場》第10回公演
ファビオ・ビオンディ&エウローパ・ガランテ
~華麗なる、イタリアン・バロックの世界~

2022111日(火) 19:00開演

全席指定 8,000

ご好評につき完売いたしました

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ファビオ・ビオンディ(指揮/ヴァイオリン)
エウローパ・ガランテ(古楽アンサンブル)

こんな美し!楽し!音楽知らなきゃ損!王子ホールが放つライヴ感溢れるバロック音楽のコンサート・シリーズ、《バロック・ライヴ劇場》第10回公演を飾るのは、26年ぶりに王子ホール再来を果たす、イタリア古楽界を再生させた立役者ビオンディ率いるアンサンブル、エウローパ・ガランテ。今やイタリアを代表する存在となった彼らの華麗なるイタリアン・バロック音楽の世界を堪能していただきます。本来ならば20年3月に予定されていた当コンサート。現在も更に進化している「四季」に心躍らせましょう。

 

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プログラム

コレッリ:合奏協奏曲 ニ長調 Op.6-4
ジェミニアーニ:合奏協奏曲 ト短調 Op.3-2
ロカテッリ:合奏協奏曲 ニ長調 Op.1-5

********** 休憩 **********

ヴィヴァルディ:『四季』全曲
  「春」RV269
  「夏」RV315
  「秋」RV293
  「冬」RV297

プロフィール

ファビオ・ビオンディ(指揮&ヴァイオリン)

イタリアのパレルモ出身。12歳でソリストとしてイタリア国立放送交響楽団(RAI)と共演し、国際的キャリアをスタートさせた。1990年、イタリア・バロック音楽アンサンブル「エウローパ・ガランテ」を結成し活動を始める。さまざまな音楽祭に加え、ミラノ・スカラ座、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ロイヤル・アルバート・ホール、ウィーン・ムジークフェライン、ニューヨークのリンカーンセンター、シドニーのオペラハウス、東京・サントリーホールなどに招待される。ソリスト、指揮者としては、サンタ・チェチーリア管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、ハレ歌劇場管弦楽団、ノルウェー室内管弦楽団、モンペリエ国立交響楽団、マーラー室内管弦楽団など数多くのオーケストラと共演。2005年よりノルウェー・スタヴァンゲル交響楽団のバロック音楽のための芸術監督、11年よりサンタ・チェチーリア音楽院の学芸員。

エウローパ・ガランテ(古楽アンサンブル)

1990年、音楽監督であるファビオ・ビオンディによって設立された古楽アンサンブル。パルマのドゥーエ劇場を活動拠点とし、バロック、古典の時代に作曲された作品を当時の楽器で演奏する。バロックの器楽曲だけに限らず、ヴィヴァルディの『バヤゼット』『テルモドンテ川のエルコレ(ヘラクレス)』『メッセニアの神託』のほかヘンデルの『アグリッピーナ』『イメネオ』といったバロック・オペラ、オラトリオと、声楽を含む作品もレパートリーとしている。さらに、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院と共同でアントニオ・カルダーラの『キリストの受難』、レオナルド・レーオの『カルヴァリオの丘の聖エレナ』のような前18世紀のイタリア・オペラの再発掘や復元に尽力している。CDのリリースも多く、ヴィヴァルディ『メッセニアの神託』の盤も含め数多くの賞に輝いている。そしてミラノ・スカラ座、サンタ・チェチーリア音楽院といったイタリア国内だけでなく、ヨーロッパ、オーストラリア、日本、カナダ、イスラエル、アメリカそして南アフリカまで招かれ、世界中の一流ホールで演奏している。