アントワン・タメスティ&鈴木優人
~バッハ・プロジェクト~
2022年10月12日(水) 19:00開演
全席指定 6,500円
J.S.バッハ
:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ 第1番 ト長調 BWV1027
:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ 第3番 ト短調 BWV1029
:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004 より シャコンヌ(ヴィオラ編 ト短調)
********** 休憩 **********
:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ 第2番 ニ長調 BWV1028
(c)Julien Mignot | アントワン・タメスティ(ヴィオラ) 今世界で最も活躍しているソロ・ヴィオラ奏者。パリ生まれ。ジャン・スレム、ジェシー・レヴァイン、タベア・ツィンマーマンに師事。ARDミュンヘン(2004年)を始め4つの国際コンクールで1位受賞。21年シーズンはロンドン交響楽団のアーティスト・ポートレート及びドレスデン国立歌劇場管弦楽団のアーティスト・レジデンツとして多くの協奏曲、室内楽に出演。バロックから現代作品まで幅広いレパートリーを持ち、世界初演も多い。15年にはJ.ヴィットマンに献呈されたヴィオラ協奏曲をP.ヤルヴィ指揮パリ管弦楽団、ハーディング指揮バイエルン放送交響楽団及びスウェーデン放送交響楽団等と初演。この他T.エスケシュ、B.マントヴァーニ、O.ノイヴィルトによる作品の初演も行っている。今シーズンはウィーン・フィル、ゲヴァントハウス管弦楽団等と共演。これまでにバイエルン放送交響楽団、チェコ・フィル、ケルン放送交響楽団、ウィーン交響楽団などに登場。共演指揮者にはJ.E.ガーディナー、ゲルギエフ、ハーディング、ヤノフスキ、パッパーノ、F.X.ロト等が挙げられる。フランク・ペーター・ツィンマーマン、クリスチャン・ポルテラとの“トリオ・ツィンマーマン”の創設メンバーでもある他、G.カプーソン、カヴァコス、パユ、ティヴェルギアン等とも室内楽を共演。ハルモニア・ムンディとの録音が多く、最新のリリースに鈴木優人とのJ.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ ソナタがある。13年より今井信子と共にヴィオラ・スペースの企画・プログラミングに携わっている。Habisreutinger財団より貸与されている1672年製ストラディヴァリを使用。 |
(c)Marco Borggreve | 鈴木優人(チェンバロ) 1981年オランダ生まれ。東京藝術大学及び同大学院修了。オランダ・ハーグ王立音楽院修了。令和2年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣新人賞、第18回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第18回ホテルオークラ音楽賞受賞。第29回(2021年度)渡邉曉雄音楽基金音楽賞受賞。2018年9月よりバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)首席指揮者、20年4月から読売日本交響楽団指揮者/クリエイティヴ・パートナーに就任。音楽監督を務めるアンサンブル・ジェネシスでは、オリジナル楽器でバロックから現代音楽まで意欲的なプログラムを展開する。指揮者としてアンサンブル金沢、NHK交響楽団、九州交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団、読売日本交響楽団等と共演。17、20年には鈴木優人プロデュース・BCJオペラシリーズを制作、上演。モンテヴェルディ:歌劇「ポッペアの戴冠」(2017)、ヘンデル:歌劇「リナルド」(2020)はバロック・オペラの新機軸として高く評価されるとともに、後者は第19回佐川吉男音楽賞を受賞。作曲家としても数々の委嘱を受けると同時に、J.S.バッハBWV190喪失楽章の復元や(Carus)、モーツァルト『レクイエム』の補筆・校訂が(Schott Music)、高い評価を得ている。メディアへの露出も多く、NHK-FM「古楽の楽しみ」レギュラー、テレビ朝日「題名のない音楽会」にもゲストとして出演している。録音はBCJとのJ.S.バッハのチェンバロ協奏曲集(BIS)、タメスティとのデュオ(Harmonia Mundi)など多数。調布国際音楽祭エグゼクティブ・プロデューサー、舞台演出、企画プロデュース、作曲とその活動に垣根はなく各方面から大きな期待が寄せられている。九州大学客員教授。 Twitter / @eugenesuzuki |