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Concert  コンサート情報

銀座ぶらっとコンサート #175
鈴木大介 ギターと旅へ5
“アルゼンチン編” ~映画とタンゴ~

2022年104日(火) 13:30開演

全席指定 3,200 

ご好評につき完売いたしました
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鈴木大介(ギター)
ゲスト:藤原道山(尺八)
北村 聡(バンドネオン)
西嶋 徹(ベース)

協賛:株式会社ヨックモック

平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』第175回。ギタリスト、鈴木大介がギターをお伴にその国の民族音楽やポピュラー音楽を求めて旅するシリーズ、“ギターと旅へ”の5回目。今回はタンゴの本場アルゼンチンへ。
プログラム

カルロス・アギーレ/エドワルド・イサーク:“イマヘネス” より 風に吹かれて / 手のひらの踊り
アグスティン・バルディ/ルベン・ルイス:恋人もなく
(鈴木ソロ)

アンヘル・ビジョルド : エル・チョクロ
カルロス・ガルデル:ボルベール
(鈴木・北村)

ルイス・バカロフ:イル・ポスティーノ
アストル・ピアソラ:バンドネオン、ギター、コントラバス
(鈴木・北村・西嶋)

アストル・ピアソラ:「タンゴの歴史」より 酒場1900
アストル・ピアソラ/飯泉昌宏:オブリビオン
アストル・ピアソラ:「タンゴの歴史」より ナイトクラブ1960
(鈴木・藤原)

アストル・ピアソラ:リベルタンゴ
(全員)

プロフィール

(c)Yoshinobu Fukaya

鈴木大介(ギター)

作曲家の武満 徹から「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と評されて以後、多岐にわたって常に注目を集める 。1993年のアレッサンドリア市国際ギター・コンクールで優勝。現代音楽の初演も多く、武満 徹「森のなかで」「スペクトラル・カンティクル」の世界初録音を始め、これまで数々の作曲家による新作を初演している。近年はタンゴやジャズ、また自作によるライヴも行い、多くの名曲のアレンジは録音でもコンサートでも好評である。国立新美術館での「オルセー美術館展」など、美術館でのコンサートも注目された。30以上あるアルバムは、『カタロニア讃歌~鳥の歌/禁じられた遊び~』が芸術祭優秀賞を、西村 朗「天女散花」がレコード・アカデミー賞を受賞するなど、多くの賞を獲得し、2021年9月アールアンフィニレーベルからの発売の最新作『ギターは謳う My Guitar’s Story』では、武満 徹編のポピュラーソング集「12の歌」を20年ぶりに再録。楽譜の出版も多く、同年2月には武満 徹没後25周年を記念して、『武満 徹 映画とテレビ・ドラマのための音楽 鈴木大介によるギター編曲作品集』が日本ショットより出版。横浜生まれ。洗足学園音楽大学客員教授。第10回出光賞、第56回芸術選奨新人賞を受賞。

公式ウェブサイト https://www.daisukesuzuki.com/
ブログ https://daisukesuzuki.at.webry.info/


ゲスト:藤原道山(尺八)

初代山本邦山に師事。東京藝術大学卒業、同大学院音楽研究科修了。在学中、皇居内桃華楽堂にて御前演奏会に出演。安宅賞、江戸川区文化功績賞、松尾芸能賞新人賞、「季(TOKI)-冬-」で平成30年度文化庁芸術祭優秀賞、令和2年度(第71回)芸術選奨 文部科学大臣賞を受賞。これまでにCD、映像作品等多数発表。2020年にデビュー20周年記念アルバム「雙-SO-」をリリース。伝統音楽の演奏活動及び研究を行うと共に、マリンバ奏者SINSKEとのデュオ、妹尾 武(ピアノ)、古川展生(チェロ)との「KOBUDO-古武道-」、尺八アンサンブル「風雅竹韻」などのユニット活動、映画「武士の一分」にゲスト・ミュージシャンとして参加したほか、野村萬斎、石井ふく子、三谷幸喜、四代目市川猿之助などの舞台音楽、吉永小百合の朗読アルバム「第二楽章 福島への思い」の音楽監修も手がける。NHK「にほんごであそぼ」にレギュラー出演、邦楽ジャーナルにて連載など多岐な活動を展開中。小学及び中学音楽教科書(教育芸術社)の執筆・編集及び出演や後進の育成など普及・教育活動にも力を注ぐ。現在、公益財団法人都山流尺八楽会所属・大師範。都山流道山会主宰。日本三曲協会、江戸川邦楽邦舞の会会員。「曠の会」同人。東京藝術大学音楽学部准教授。

https://www.dozan.jp/

北村 聡(バンドネオン )

奈良県出身。関西大学在学中にバンドネオンに出合い小松亮太、フリオ・パネに師事し、世界各国のフェスティバルに出演。2011年、アストル・ピアソラ五重奏団元ピアニスト パブロ・シーグレルのアジアチームに選抜される。21年、ピアソラ作曲「シンフォニア・ブエノスアイレス」の日本初演に参加(アンドレア・バッティストーニ指揮/東京フィルハーモニー交響楽団)。これまでに鈴木大介、舘野 泉、波多野睦美、EGO-WRAPPIN'、中島ノブユキ、カルロス・アギーレ、ディエゴ・スキッシ、東京交響楽団、いずみシンフォニエッタ大阪と共演。NHK「青天を衝け」、映画「マスカレード・ナイト」をはじめ様々な録音に参加、繊細な表現には定評がある。喜多直毅クアルテット、クアトロシエントス、三枝伸太郎Orquesta de la Esperanzaなど数多くの楽団に参加、活動中。

西嶋 徹(ベース)

1973年東京生まれ。ジャズ、アルゼンチンタンゴを軸に、幅広い音楽性で様々なジャンルのアーティストをサポートしている。これまでに、Jazztronik、Pablo Ziegler、綾戸智恵、ウィリアムス浩子、小野リサ、カルメン・マキ、木住野佳子、喜多直毅、小松亮太、葉加瀬太郎、長谷川きよし、藤本一馬、古澤 巌、ワサブロー等のレコーディングやコンサートをサポート。現在、Cuatrocientos、三枝伸太郎Orquesta de la Esperanza、鬼怒無月Quinteto、大柴 拓Ensemble para Frores、吉田篤貴EMOstrings、岩川 光Trioなどのグループに参加。2014年、ピアニスト林 正樹と共に、アルバム「El retratador」をリリース、18年、ソロアルバム「Phenomenology 」をリリース。19年より、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスという編成での弦楽カルテットを主宰。21年、ギター藤本一馬、ピアノ栗林すみれ、ドラム福盛進也とのグループ Remboatoにてアルバム「星を漕ぐもの」リリース。