スティーヴン・イッサーリス
2022年9月14日(水)19:00 開演
全席指定 7,000円
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
カバレフスキー:チェロ・ソナタ 変ロ長調 Op.71
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
(c)Kevin Davis |
スティーヴン・イッサーリス(チェロ) イギリス生まれ。ベルリン・フィルやゲヴァントハウス管、ロサンジェルス・フィルなどと共演し、ザルツブルク音楽祭やウィグモアホールなどの主要音楽祭やホールに出演、現代最高のチェリストの一人として比類のない多彩な活動を展開している。HIP(歴史的な奏法)にも強い関心を寄せ、古楽オーケストラにも頻繁に客演。チェンバロやフォルテピアノ奏者らとの共演によるリサイタルも度々行っている。同時に現代音楽にも熱心で、サー・ジョン・タヴナーの《奇跡のヴェール》、トーマス・アデスの《見出された場所》など、数々の新作の初演を任されてきた。レコーディングも数多く、『バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲』がグラモフォン誌の年間最優秀器楽アルバム賞に輝いたほか、近年ではエルガー、ウォルトン、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチの協奏曲をP.ヤルヴィの指揮で録音し、高い評価を受けている。2019年にムストネンと共演した『ショスタコーヴィチ&カバレフスキー: チェロ・ソナタ集』は、UKクラシック音楽チャートで第1位に輝いた。また、20年にタヴナーのチェロ作品集、21年には『プルーストのサロン音楽』、『イギリスの無伴奏チェロ作品集』と題した新譜を立て続けにリリースした。若い聴衆のための活動にも情熱を傾け、子どもたちに向けて執筆した2冊の書は、すでに多くの言語に翻訳されている。22年2月には、『Robert Schumann’s Advice to Young Musicians』の邦訳版『音楽に本気なきみへ イッサーリスと読むシューマンの助言』(板倉克子訳)が音楽之友社から出版された。最新刊は、『The Bach Cello Suites』。主たる使用楽器は、イギリス王立音楽アカデミーから貸与された1726年製のストラディヴァリウス「マルキ・ド・コルブロン(ネルソヴァ)」。ガット弦を使用している。 |
コニー・シー(ピアノ) カナダ生まれ。1993年、30歳以下の最も優れたクラシック・アーティストに贈られるシルヴァ・ゲルバー賞を受賞。9歳でシアトル交響楽団とメンデルスゾーンのピアノ協奏曲第1番を共演してオーケストラ・デビューを飾る。ソリストとして、カナダ、アメリカ、ヨーロッパ各地のオーケストラと幅広く共演し、ソロ・リサイタルもカナダ、アメリカ、アイスランド、イギリス、スペイン、イタリア、ドイツ、さらに中国で数多く開いている。また、室内楽もタベア・ツィンマーマン、イザベル・ファウストなど多くの世界的な音楽家たちと演奏し、中でも、チェロのスティーヴン・イッサーリスとの度重なる共演は高く評価されている。 |