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Concert  コンサート情報

ユリアンナ・アヴデーエワ

2021年217日(水) 19:00開演

全席指定 6,500

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ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ)

2010年のショパン国際コンクール優勝以来、今やショパンだけではない幅広いレパートリーと卓抜した演奏が世界で認められているピアニスト、ユリアンナ・アヴデーエワが王子ホールに初登場。高度なテクニックは勿論のこと、彼女の魅力は、凛とした佇まいで多彩な音色を駆使し、気持ちが良いほどの弾きっぷりで表現するその音楽。そこにはピアノへの愛が満ちています。ピアノが好きだったあの頃へ連れ戻してくれる、やっぱりピアノが好き、と思い出させてくれるアヴデーエワのピアノ。315席でご堪能ください。
プログラム

ショパン:ポロネーズ 第7番 変イ長調 Op.61 「幻想ポロネーズ」
ヴァインベルク: ピアノ・ソナタ 第4番 ロ短調 Op.56 
ベートーヴェン:幻想曲 ト長調 Op.77
       : 「エロイカ」の主題による変奏曲とフーガ 変ホ長調 Op.35

プロフィール
(c)Christine Schneider

ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ)

1985年、モスクワ生まれ。5歳より、突出した才能のある若手音楽家のためのグネーシン特別音楽学校にて、エレナ・イヴァノワのもとでピアノを学ぶ。2003年、スイスに留学しチューリッヒ芸術大学にてコンスタンティン・シチェルバコフに師事。08年、チューリッヒおよびモスクワの学校をトップレベルの成績で卒業。10年にワルシャワで開催された第16回ショパン国際コンクールの覇者。クリスティアン・ツィメルマン最優秀ソナタ演奏特別賞も同時に受賞し、コンクール史上、マルタ・アルゲリッチ以来45年ぶりの女性優勝者として一躍脚光を浴びる。その後、ギルバート指揮ニューヨーク・フィル、デュトワ指揮NHK交響楽団、ブロムシュテット指揮チェコ・フィル、ホーネックおよびペトレンコ指揮フィンランド放送響、ユロフスキ指揮ロンドン・フィル、ヤノフスキ指揮ベルリン放送響、ホーネック指揮ピッツバーグ響、ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラのほか、ローマ・サンタチェチーリア管やエイジ・オブ・エンライトゥンメント管、ワルシャワ・フィル、ポーランド国立放送管、ベルギー王立リエージュ・フィル、パシフィック響等と共演し、磨き抜かれた高度なテクニックと深く真摯な音楽解釈が絶賛されている。世界各地で行っているリサイタルでは、ショパン作品とともにJ.S.バッハやハイドン、モーツァルト、プロコフィエフ、ラヴェル、リストなどの作品も披露。ショパンに留まらないこだわりのプログラミングと鮮麗なピア二ズムを通して、独自の音楽世界を提示している。17年夏、ザルツブルク音楽祭にデビュー。17/18年シーズンは、モントリオール交響楽団、ピッツバーグ交響楽団や、ルツェルン音楽祭に再登場したほか、バンベルク交響楽団、ノルウェーのスタヴァンゲル交響楽団、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団と初共演を果たした。18年春には、シドニー・オペラハウスでオーストラリアでのデビュー・リサイタルを行い、香港フィルハーモニー管弦楽団とも初共演している。18/19年シーズンは、シドニー交響楽団、メルボルン交響楽団などと共演したほか、エルプフィルハーモニー・ハンブルクやピエール・ブーレーズ・ザールへのデビューを飾った。最近の録音では、バッハのイギリス組曲第2番、トッカータニ長調とフランス風序曲を演奏し、17年にMIRAREからリリースしている。19年にドイツ・グラモフォンより、ギドン・クレーメルとギードレ・ディルヴァナウスカイテと録音したヴァインベルグの室内楽作品集を発売。