レ・ヴァン・フランセ
クルークハルト:木管五重奏曲 Op.79
ベートーヴェン:五重奏曲 変ホ長調 Op.16
********** 休憩 **********
エルサン:管楽五重奏とピアノのための六重奏曲 「復活祭の歌」
ベートーヴェン:モーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』の「お手をどうぞ」による変奏曲 WoO28
プーランク:六重奏曲
(c)wildundleise. de Georg Thum |
レ・ヴァン・フランセ ポール・メイエが中心となり、国際的に活躍する10年来の友人達とが、フランスのエスプリを受け継ぐ木管アンサンブルとして結成。小さな編成から大きなアンサンブルまでレパートリーによってメンバーや編成も変わる。プーランクの室内楽全集のCDは1999年のプーランク・イヤーに発売されると同時に絶賛を浴び、日本では第37回音楽之友社「レコード・アカデミー大賞」を受賞。以来RCA Red SealよりトリオやミヨーのCD(「スカラムーシュ~ミヨー:独奏楽器と管楽器のための作品集」)が発売され、CD「フランスの風~ザ・ベスト・クインテット」(ユニバーサルミュージック)は第50回レコード・アカデミー賞大賞銀賞を受賞。また「管楽器とピアノ~レ・ヴァン・フランセの真髄」(2014年)、「ベートーヴェン:管楽器とピアノのための作品集」(16年)、「コンチェルタンテ!」(18年)、「モダニスト」(19年)がワーナー・クラシックスから発売されている。02年3月、アンサンブルとして初来日。NHKテレビでもその演奏会の模様が流れ、予想をはるかに超えるあまりの完璧な演奏は聴衆に衝撃を与えた。今回もベスト・メンバーでの来日。 |
(c)Denis Felix | エマニュエル・パユ (フルート) 人気と実力の双方を兼ね備えたフルート界のスター。1970年ジュネーヴ生まれ。ブリュネル、グラーフ、デボスト、マリオン、ラルデ、アルトー、ニコレに学ぶ。89年神戸、92年ジュネーヴの両国際コンクールで優勝。93年ベルリン・フィルに23歳の若さで首席奏者として入団。以来ソリストとしても世界各地で活躍し、EMI専属アーティストとしてコンスタントにCDを発売。深い音楽性と、自然で色彩感豊かな音色が絶賛を博している。 |
(c)Uwe Arens SONY Classical | フランソワ・ルルー(オーボエ) 繊細で優美な音色と信じ難いテクニックで、オーボエ界のスターとして活躍。1991年にミュンヘン国際音楽コンクールで優勝し、一躍国際的注目を集める。その他トゥーロン国際コンクールでも1位を受賞。18歳でパリ・オペラ座オーケストラの第1オーボエ奏者となり、21歳でバイエルン放送響の首席オーボエ奏者に抜擢され、現在はソリストとして世界各地で活躍。ムローヴァ・アンサンブルのメンバー、パリ・バスティーユ八重奏団の創立メンバーとしても活躍。 |
(c) Shin Yamagishi | ポール・メイエ(クラリネット) 名実共に世界のトップに立つクラリネット奏者。1965年アルザス生まれ。13歳でソリストとしてデビュー。19歳でカーネギーホールにデビュー。85年にトゥーロン国際コンクール優勝。以来世界有数のソロ・クラリネット奏者として全世界で活躍。完璧な技術と品の有る豊かな音色で天才奏者としてベリオ、ペンデレツキ他数多くの作曲家達から曲を捧げられ初演も多い。近年では指揮者としても活躍。デンオン、ドイツ・グラモフォン、BMGファンハウス他多数のレーベルより数多くのCDが発売されている。 |
ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン) 世界を代表するホルン奏者。1962年ザグレブ生まれ。82年弱冠20歳でベルリン・ドイツ響の首席奏者に就任。83年難関ミュンヘン国際ARDコンクールでホルン部門14年振りの1位を獲得。84年、ザルツブルク音楽祭にデビュー。以来、世界中でソリスト・室内楽奏者として活躍。98年よりザルツブルク・モーツァルテウム、2000年よりマドリードのクイーン・ソフィア音楽大学にてホルンの教授を務めている。ロンドンのPaxman Model 20Mを使用。 |
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ジルベール・オダン(バソン) フランス式バソンの第一人者。1956年生まれ。73年パリ高等音楽院に入学し、バソンをモーリス・アラールに、室内楽をクリスティアン・ラルデに学ぶ。同音楽院にてバソンと室内楽で一等賞を得る。74年ジュネーヴ国際コンクール第2位(1位なし)、75年ミュンヘン国際ARD音楽コンクール第3位を受賞した後、80年ジュネーヴ国際コンクール、82年トゥーロン国際コンクールの両コンクールで第1位を受賞。パリ・オペラ座管弦楽団首席奏者。フランス国立パリ高等音楽院教授。 |
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エリック・ル・サージュ(ピアノ) 1964年南仏エクサン・プロヴァンス生まれ。パリ高等音楽院を経て、ロンドンでマリア・クーシオに師事。85年ポルト国際コンクール第1位、89年ロベルト・シューマン国際コンクール第1位及びリーズ国際コンクール第3位。ソリスト、室内楽奏者として活躍。BMGファンハウス他よりCDが発売されている。メイエ、パユとサロン・ド・プロヴァンス音楽祭を主宰。古典から現代まで作品の核心に触れる深い解釈とフレンチ・ピアニズムを継承する演奏で高い評価を受けている。 |