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Concert  コンサート情報

ジャン=ギアン・ケラス&アレクサンドル・タロー

2019年1127日(水) 19:00開演

全席指定 7,500

完売
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ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
アレクサンドル・タロー(ピアノ)

お互いに音楽的パートナーとして最適、と認め合うケラスとタローが8年ぶり3度目のデュオで帰ってきます。ヨーロッパでは近年でも盛んに共演を重ねている刺激的な2人のトップ・ソリスト同士。先ずはご挨拶代わりのドビュッシーに始まり、怒涛のブラームスの世界へ。ソナタ2曲をたっぷりとお聴かせした後は極上のハンガリー舞曲を楽しんで頂こうという、実力伯仲、丁々発止の掛け合いになること間違いなし! ご期待ください。

プログラム

ドビュッシー:チェロ・ソナタ
ブラームス:チェロ・ソナタ 第2番 ヘ長調 Op.99

 

********** 休憩 **********

 

ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 Op.38
ブラームス/ケラス&タロー編:ハンガリー舞曲集より 第1番、第4番、第11番、第2番、第14番、第5番

プロフィール
(c)Marco Borggreve

ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)

モントリオール生まれ。リヨン国立高等音楽院、フライブルク音楽大学、ジュリアード音楽院でチェロを学ぶ。1990年より2001年までアンサンブル・アンテルコンタンポランのソロ・チェロ奏者を務め、02年にはグレン・グールド賞を受賞したブーレーズの選考により、傑出して有望な若手芸術家に対して贈られるグレン・グールド・プロテジェ賞を受賞。レパートリーはバロックから現代まで多岐にわたり、ウィーン楽友協会、コンセルトヘボウ、ウィグモアホール、カーネギーホール等、欧米の著名コンサートホールの多くでリサイタルを行っている。また、フィルハーモニア管、パリ管、チューリッヒ・トーンハレ管、スイス・ロマンド管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、BBC響、フィラデルフィア管、N響、都響、読響をはじめとするオーケストラ、F.ブリュッヘン、J.ビエロフラーヴェク、L.スラットキン、Y.ネゼ=セガン、R.ノリントン、F-X.ロトを含む指揮者と共演。これまでに、ドヴォルザーク、エルガー等のチェロ協奏曲、バッハおよびブリテンの無伴奏チェロ組曲、ベートーヴェンおよびシューマン作品シリーズ(ピアノ:A.メルニコフ、ヴァイオリン:I.ファウスト)、ブラームス:チェロ・ソナタ(ピアノ:A.タロー)をはじめとするCDを多数リリース、数々の賞を受賞。演奏楽器は1696年ジョフレド・カッパ製(メセナ・ミュジカル・ソシエテ・ジェネラルより貸与)。

(c)Marco Borggreve

アレクサンドル・タロー(ピアノ)

カーネギー・ホール、サントリーホール、北京コンサート・ホール、シャンゼリゼ劇場、ウィーン楽友協会など、世界各地のホールで精力的な演奏活動を展開している。また、BBCプロムス、エクス=アン=プロヴァンス、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン、ルール・ピアノ・フェスティバルなどの音楽祭にも参加している。これまでに、フィラデルフィア管、クリーヴランド管、バイエルン放送響、フランス国立管、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ロンドン・フィルなど世界有数のオーケストラから招かれ、数多くの著名指揮者との共演を重ねている。また、フィルハーモニー・ド・パリ、ベルリン・コンツェルトハウスといった著名コンサート・ホールをはじめヨーロッパ各地でソロリサイタルを開催。アジアツアー、南米ツアーを行うなど、まさに世界的活躍を続ける。また、ケルンWDR交響楽団との演奏で、オランダの作曲家、ハンス・エブラハムセンの左手のためのピアノ協奏曲の新作『Left, Alone』の世界初演をはたすなど現代音楽に対しても積極的に取り組んでいる。著書の出版に関しても積極的で、ジャーナリストのニコラ・スートンとの対話をまとめた「Piano intime」を始め、数冊を出版。また、最近ドイツのベーレンライター出版社に、モーリス・ラヴェルのピアノ作品全集の新たな校訂版譜を書き上げた。エラート/ワーナー・クラシックスの専属アーティストとして、2018年秋にはベートーヴェンの最後のピアノ・ソナタ3作品を収めたCDをリリースした。