ジャン=ギアン・ケラス、エマニュエル・パユ、
エリック・ル・サージュ
2019年11月30日(土) 17:00開演
全席指定 9,500円
シューマン:幻想小曲集 Op.88 (原曲:ヴァイオリン、チェロ、ピアノ)
マルティヌー:三重奏曲 H300
********** 休憩 **********
細川俊夫:レテの響き
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 Op.49 (原曲:ヴァイオリン、チェロ、ピアノ)
(c)Marco Borggreve | ジャン=ギアン・ケラス(チェロ) モントリオール生まれ。リヨン国立高等音楽院、フライブルク音楽大学、ジュリアード音楽院でチェロを学ぶ。1990年より2001年までアンサンブル・アンテルコンタンポランのソロ・チェロ奏者を務め、02年にはグレン・グールド賞を受賞したブーレーズの選考により、傑出して有望な若手芸術家に対して贈られるグレン・グールド・プロテジェ賞を受賞。レパートリーはバロックから現代まで多岐にわたり、ウィーン楽友協会、コンセルトヘボウ、ウィグモアホール、カーネギーホール等、欧米の著名コンサートホールの多くでリサイタルを行っている。また、フィルハーモニア管、パリ管、チューリッヒ・トーンハレ管、スイス・ロマンド管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、BBC響、フィラデルフィア管、N響、都響、読響をはじめとするオーケストラ、F.ブリュッヘン、J.ビエロフラーヴェク、L.スラットキン、Y.ネゼ=セガン、R.ノリントン、F-X.ロトを含む指揮者と共演。これまでに、ドヴォルザーク、エルガー等のチェロ協奏曲、バッハおよびブリテンの無伴奏チェロ組曲、ベートーヴェンおよびシューマン作品シリーズ(ピアノ:A.メルニコフ、ヴァイオリン:I.ファウスト)、ブラームス:チェロ・ソナタ(ピアノ:A.タロー)をはじめとするCDを多数リリース、数々の賞を受賞。演奏楽器は1696年ジョフレド・カッパ製(メセナ・ミュジカル・ソシエテ・ジェネラルより貸与)。 |
(c)Denis Felix | エマニュエル・パユ(フルート) 6歳でフルートを始め、パリ国立高等音楽院でミシェル・デボスト、アラン・マリオン、クリスチャン・ラルデ、ピエール=イヴ・アルトーに師事、同音楽院卒業後はバーゼルのオーレル・ニコレの下で研鑽を積んだ。1989年の神戸国際コンクール第1位で日本のフルート・ファンの注目を一気に集め、92年には最難関のジュネーヴ国際コンクール第1位を獲得。92年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のオーディションに合格し、翌年には首席奏者に就任。2000年6月ベルリン・フィルを退団、同年9月から01年6月までジュネーヴ音楽院フルート科の教授として後進の指導にあたる。02年4月ベルリン・フィルに復帰、同オーケストラ首席奏者およびソロ・フルーティストとしての演奏活動を再開。来日も多く、リサイタルの他、N響、読響、都響を含むオーケストラとの共演、レ・ヴァン・フランセ(木管アンサンブル)での公演、またマスタークラスも行っている。録音ではワーナー・クラシックスと専属契約を結び、20作を超えるCDをリリース、多くの賞を受賞している。フランス芸術文化勲章「シュヴァリエ」受章。英国王立音楽院名誉会員。 |
エリック・ル・サージュ(ピアノ) 南仏のエクサン・プロヴァンスに生まれる。パリ国立高等音楽院を17歳で卒業後、ロンドンでマリア・クルチオに師事。1985年ポルト国際および89年ロベルト・シューマン国際第1位などのコンクール受賞歴を持つ。ウィグモア・ホール、シャトレ座、アムステルダム・コンセルトヘボウ、フランクフルト・アルテ・オーパー、ケルン・フィルハーモニー、カーネギー・ホールを含む著名コンサートホールに出演するほか、フィラデルフィア管、トロント響、シュトゥットガルト放送響、ドレスデン・フィル、フランス放送フィル、トゥールーズ・キャピトル国立管、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管、ロッテルダム・フィル、読響、都響を含む数々のオーケストラと共演。優れた室内楽奏者としても知られ、92年よりポール・メイエ(クラリネット)、エマニュエル・パユ(フルート)等と共にサロン・ド・プロヴァンス国際室内楽音楽祭を主宰。プーランクの室内楽作品全集、シューマンのピアノ曲・室内楽作品全集(2010年ドイツ・レコード批評家賞受賞)、フォーレの室内楽作品全集を含む多数のCDをリリース。フライブルク音楽大学教授。 |