銀座ぶらっとコンサート #111
鈴木大介 映画と音楽3 ~映画のイタリア~
2016年7月20日(水) 13:30開演
全席指定 2,800円
鈴木大介(ギター)
松尾俊介(ゲスト:ギター)
協賛:株式会社ヨックモック
平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』第111回。新世代のギタリストとして常に革新的に活動を続けている鈴木大介のシリーズ。音楽界きってのシネマディクトが毎回腕によりをかけて語って奏でる素晴らしい映画音楽の世界。第3回は、彼にとって初体験の外国だったイタリア映画から、イタリア人ならではの家族の絆や少年らしさなどへの共感を交えたプログラムをお届けします。
L.バカロフ:イル・ポスティーノ
N.ロータ:ゴッド・ファーザー
H.マンシーニ:ひまわり
G.プッチーニ:誰も寝てはならぬ(『ローマでアモーレ』より)
E.モリコーネ:ニュー・シネマ・パラダイス
N.ロータ:黄金のバラ〜スナップ・サーカスのバレリーナ(『魂のジュリエッタ』より)
:ロミオとジュリエット
:甘い生活
:8 1/2
鈴木大介(ギター) 作曲家の武満 徹から「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と評されて以後、新しい世代の音楽家として常に注目され続けている。マリア・カナルス国際コンクール第三位、アレッサンドリア市国際ギター・コンクール優勝など数々のコンクールで受賞。現代音楽の初演も多く、武満 徹、池辺晋一郎、猿谷紀郎、西村 朗、伊佐治直、林 光ら多くの作曲家による新作を初演しているほか、都立現代美術館、国立新美術館、ブリジストン美術館など美術館でのコンサートも数多く行っており、特に都立現代美術館での「田中一光展」、国立新美術館での「オルセー美術館展」、ブリジストン美術館での「ドビュッシー、音楽と美術展」では、展示作品のテーマに即したプログラムをプロデュースし、大きな話題となった。斬新なレパートリーと新鮮な解釈によるアルバム制作はいずれも高い評価を受け、「カタロニア讃歌~鳥の歌/禁じられた遊び~」は2005年度芸術祭優秀賞(レコード部門)を受賞。これまでに映画音楽カヴァーアルバム「キネマ楽園」シリーズを7作品発表、各方面から好評を博している。第10回出光音楽賞、平成17度芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。洗足学園音楽大学客員教授。横浜生まれ。 |
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松尾俊介(ゲスト:ギター) 1979年京都市に生まれる。10 代より東京国際ギターコンクールなど、数々のコンクールに受賞歴を持つ。2003年パリ国立高等音楽院 ギター科を審査員満場一致の首席で卒業。04年には、同音楽院室内楽科を卒業、アントニー国際ギターコンクール(フランス)にて第3位入賞し、5年間 のフランス留学を終えて日本に帰国する。庄内国際ギターフェスティバル第1位。05年、古楽と現代音楽に焦点を当てたファーストアルバム 「ヴァリエ1」をリリースし、トッパンホールにてデビューリサイタルを開催。その後はHAKUJUギターフェスタ、ベオグラード国際ギターアートフェスティバル(セルビア)、 サラエボの冬(ボスニア・ヘルツェゴビナ)、ヨンジュ国際ギターフェスティバル(韓国)、ギター上海2014(中国)、などの音楽祭に招かれるほか、NHK-FM名曲リサイタル、NHK-FMリサイタルノヴァ、東京オペラシティB→C、東京・ 春・音楽祭「東博でバッハ」シリーズ等に出演。これまでに東京交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団等のオーケストラと共演、ソリストとして、室内楽奏者として、邦楽との共演や新作の初演など、国内外で多彩な演奏活動を展開している。一般財団法人地域創造公共ホール音楽活性化支援事業登録アーティスト。ギターを渡部延男、福田進一、アルベルト・ポンセ、キャレル・アルムス、オリヴィエ・シャッサンに、古楽をエリック・ベロックに、室内楽をラスロ・ハダディ、上田晴子に師事。CDは08年に没後60年を迎えたメキシコの作曲家マヌエル・ポンセ作品集「Varie4/Ponce Guitar Works」を現代ギター社よりリリース、また13年には自身がすべての編曲を手がけたJ.S.バッハのリュート作品を中心とした「ギターが奏でるバッハの世界」をベルウッドレコードよりリリース、ともにレコード芸術誌にて特選盤に選ばれる。15年8月、最新アルバム「トリアエラ~ローラン・ディアンス作品集」をベルウッドレコードよりリリース。 |