ojihall


Concert  コンサート情報

銀座ぶらっとコンサート #112
通崎睦美 ~昭和モダン、銀座でモッキン~

2016年824日(水) 13:30開演

全席指定 2,800 

完売
2016年4月23日(土)

通崎睦美(木琴)
鷹羽弘晃(ピアノ)

協賛:株式会社ヨックモック

平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』第112回。マリンバ・木琴奏者、通崎睦美の話題の木琴コンサートをおおくりします。ボブ・ヘアの下の大きな瞳が好奇心に輝いていて、文筆家としても高い評価を得、ライフ・スタイルまで評判を呼ぶ多才な魅力が演奏に溢れ出る彼女の木琴ワールド。木琴の巨匠平岡養一(1907~81)が愛用した1935年アメリカ製大型木琴での演奏です。
プログラム
ロドリゲス/野田雅巳:ラ・クンパルシータ
ピアソラ:タンゴ・エチュードより
クライスラー:愛のかなしみ
ビゼー/松園洋二:カルメン綺想曲
服部良一/伊左治 直:銀座カンカン娘
他予定
プロフィール

(c)中川忠明

通崎睦美(木琴)

1967年京都市生まれ。5才よりマリンバを始める。1992年京都市立芸術大学大学院音楽研究科修了。91年のデビューコンサート以降、自身でコンサートをプロデュースし、毎回新しい試みに取り組んできた。常に作曲や編曲の委嘱を活発に行い、独自のレパートリーを開拓。ピアノ、ヴァイオリン、リコーダー、アコーディオン、箏を始めとする様々な楽器やダンスとのデュオ、マリンバ・トリオ、室内楽やオーケストラとの共演など、多様な形態で演奏活動を行っている。また、2005年2月、東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会(指揮/井上道義)で、木琴の巨匠平岡養一が初演した紙恭輔「木琴協奏曲」(1944)を平岡の木琴で演奏したことがきっかけで、その木琴と500曲以上にのぼる楽譜やマレットを譲り受けた。以後、彼の軌跡をたどりながら、木琴の新たな可能性を探る活動も始める。07年7月林 光「木琴協奏曲~夏の雲走る」初演。(下野竜也指揮、京都市交響楽団)。また9月にはリサイタル「平岡養一生誕100年記念 通崎睦美リサイタル」(浜離宮朝日ホール)を開催、その模様はNHK-BS「クラシック倶楽部」で放送された。13年9月には、平岡養一の音楽人生を描いた書籍『木琴デイズ 平岡養一「天衣無縫の音楽人生」』を講談社から上梓、高い評価を得て14年には、音楽・演劇・美術などの分野で優れて評論を発表した人に贈られる第24回吉田秀和賞を、また、第36回サントリー学術賞(社会・風俗部門)をダブル受賞した。CDに「MUTSUMI~Songs from Asia」「M×PIAZZOLLA」「届くことのない12通の手紙」「1935」、そして2014年1月リリースの「スパイと踊子」がある。一方、00年頃よりアンティーク着物の着こなしが話題となり、コレクションやライフスタイルが様々なメディアで紹介される。07年12月にはテレビ朝日「徹子の部屋」に出演、そのコレクションと、木琴の演奏が話題となった。04年から05年にかけて、アサヒビール大山崎山荘美術館、他各所にて、着物から現代美術までの多彩な「好み」を集めた「通崎睦美選展~通崎好み」が開催された。03年よりゆかたブランド「メテユンデ」のプロデュースも手がける。その他著書に『天使突抜一丁目』『ソデカガミ~銘仙着物コレクション』『通崎好み』『天使突抜367』がある。

http://tsuuzakimutsumi.com

鷹羽弘晃(ピアノ)

2001年桐朋学園大学作曲理論学科卒業。作曲を三瀬和朗、権代敦彦、ピアノをローラン・テシュネ、藤井一興、指揮を小泉ひろし、秋山和慶に師事。09年よりパリ・エコール・ノルマル音楽院作曲科に留学。エディット・ルジェに師事。Diplome Supérieur取得。第68回日本音楽コンクール作曲部門入選。これまで室内楽、声楽を中心にした作品を多数発表。ヴェネツィア・ビエンナーレ、新しい歌を創る会、神奈川芸術文化財団、NHK東京児童合唱団などから委嘱を受け、作品は、桐朋チェロアンサンブル、創る会合唱団、ニューアーツ弦楽四重奏団、アンサンブル・ノマド、日本音楽集団、東京混声合唱団、Ensemble Alternance(フランス)、大井浩明、篠崎史子、中嶋 香、和波孝禧等、著名な演奏家によって演奏されている。編曲では、NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲「アンジェラ・アキ 手紙」、「いきものがかり Yell」を担当。他に、合唱曲や民謡、室内楽等も手掛ける。指揮では、在学中、同窓生を中心に「オーケストラ・アニマ」を結成したほか、アンサンブル・ノマド、アンサンブル・コンテンポラリーα、Tokyo Ensemnable Factory、その他多数のアマチュアオーケストラ等に客演。ピアノ演奏では、第9回に本室内楽コンクール第1位(ヴィオラとの共演)。03年「otoの会新作コンサートシリーズ」にて全曲初演リサイタルを行った。10年には、フランスの音楽祭、Festival de l'Orangerie de Sceaux等に出演、NHK「FMリサイタル」に出演するなど、伴奏や室内楽での活動が多い。15年には両国門天ホール主催の《向井山朋子 Multus#3「人生を変えてしまうメロディー」カント・オスティナート 4台ピアノ版日本初演》で向井山朋子/ゲラルド・バウハウス/新井健歩と共演。15年4月よりNHK-FM「ビバ!合唱」毎月第4週目のナビゲーターを務める。現在、桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)教諭、同大学ソルフェージュ非常勤講師。pas de troisのメンバー(ピアノ/作曲)。OTOの会メンバー(作曲)。コンテンポラリーαのメンバー(作曲)。