銀座ぶらっとコンサート #79
Cafe ヘルシンキ
2013年11月6日(水) 13:30開演
全席指定 2,500円
加藤昌則(作曲/ピアノ) 協賛:株式会社ヨックモック |
シベリウス:「夢」~10の小品 Op.58-1(ピアノ・ソロ)
:泳げ、青い鴨
:初めての口づけ Op.37-1
:6つの歌 Op.88
青いアネモネ/2つのバラ/白いアネモネ/アネモネ/いばら/花の運命
グリーグ:トロルドハウゲンの結婚式 Op.65-6(ピアノ・ソロ)
:ソルヴェーグの歌 Op.23-1
:待ちながら Op.60-3
:君を愛す Op.5-3
(c)Wataru Nishida |
加藤昌則(作曲/ピアノ) 神奈川県出身。東京芸術大学作曲科を首席で卒業し、同大学大学院修了。卒業作品が東京文化会館にて初演される。在学中より自作自演による活動を始め、コンクール等にも自演により入選、入賞の経験を持つ。作曲家として、東京芸術大学打楽器アンサンブルコンサートの学生公募作品の代表として選ばれ初演された他、アジアミュージックフォーラム韓国公演に日本代表として参加など、実績を積む。活動は、その後海外にも向けられ、ロンドンのセント・ジェームス教会(イギリス赤十字社主催)や、イタリアなどでも自作品によるコンサートを開き好評を得る。これまでにNHK−FM「FMリサイタル」、「名曲リサイタル」などに出演、自作品を演奏し、放送終了後、リスナーからの問い合わせが多数寄せられるなど、反響を呼ぶ。2001年4月、デビューCD「SOLO」(アートユニオン/ART-3067)を発売。02年10月には、同CDの収録全曲所収の楽譜集も出版。また03年1月、女声合唱組曲「5つのソネット」の楽譜を出版し、同年3月、ムジークフェライン・ブラームスザールにてウィーンデビューを果たした。05年6月、日本を代表するクラシカル・サクソフォン奏者、須川展也からの委嘱により、「スロヴァキアン・ラプソディ〜サクソフォンとオーケストラのための〜」を作曲、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の東京公演(サントリーホール)で初演され、好評を博す。同作品は、須川展也のアルバムにも収録され(金聖響指揮、東京交響楽団)、また09年3月ブラティスラヴァにても演奏され満場の喝采を浴びた。06年、自身初のオペラ作品「ヤマタノオロチ」を発表、日経紙上などで絶賛される。また、神奈川フィルの定期演奏会で新作「刻の里標石」を初演し、高い評価を受けた(同作品は、08年3月、東京オペラシティコンサートホール開館10周年記念公演にて再演され、07年秋、「個典」を開催、注目を集める。09年4月、宮本益光作詞による合唱組曲「あしたのうた」が音楽之友社より出版された。12年7月にはオペラ「白虎」が上演された。いわゆる「現代音楽」とは全く異なる視点で書かれた、美しく斬新な抒情性に満ちた作品は、多くの愛好者を持っている。またピアニストとしても定評があり、国内外の多くのソリストから指名を受けている。 オフィシャルHP http://www.masanori-music.com |
鵜木絵里(ソプラノ) 東京藝術大学卒業、同大学院オペラ科修了。二期会オペラスタジオ42期修了。イタリア政府給費生としてミラノ市立音楽学校に留学。イタリアオルヴィエート国際コンクール2位入賞。二期会創立50年記念公演『ホフマン物語』オランピアに抜擢され二期会オペラデビュー、卓抜した歌唱とコミカルな演技で喝采を浴びた。さらに同年ブロードウェイミュージカル「キャンディード」(宮本亜門演出)クネゴンデで出演、当たり役となり、再演でも同役を演じる。以降『コジ・ファン・トゥッテ』デスピーナ、『魔笛』パパゲーナをはじめ、二期会、新国立劇場など数々のオペラに出演。神奈川県民ホール開館30周年記念『愛の白夜』(一柳慧作曲)ではダニエル少年で好評を博す。2009年5月に上演された改訂決定版の再演にも出演を果たし、さらなる評価を得た。日生劇場の「国際ファミリーフェスティヴァル」には07年より毎年主演し、テクニックの確かさに加え、豊かな表現力で観客を魅了している。東京オペラシティ「B→C」(バッハからコンテンポラリー)シリーズにおけるリサイタルでは、幅広いレパートリーを披露し、13年9月には二期会ゴールデンコンサート at 津田ホールでリサイタルを行っている。コンサートでも「第九」等のソリストとして活躍。また、テレビ朝日「題名のない音楽会」への度重なる出演など、多彩な活動を展開している。二期会会員。 |