ojihall


Concert  コンサート情報

村治佳織 transit Vol.5

2009年33日(火) 19:00開演

全席指定 6,000


(c)Kiyotaka Saito

村治佳織(ギター)

若き才能を開花させながら、未知の魅力と可能性をいっぱい抱えている村治佳織の、その時々の旬の姿を王子ホールでおみせするシリーズ、transit 。

 

今回のVol.5では、“ある1日”というテーマで、時間の移り変わる様子を表現します。幻想的な夜明け前の風景から始まり、さわやかな朝のひととき、人々が活動をし始める午前中、休憩を挟んで、活気溢れる午後を経て、穏やかな夕暮れ、そして夜の静けさへ。ギター音楽で時間の経過を感じていただければと思います。

――村治佳織

プログラム

武満 徹:すべては薄明のなかで
デ・ラ・マーサ:暁の鐘
タレガ:朝の歌
スカルラッティ/バルエコ:ソナタ ホ長調 K380/L23
スカルラッティ/フィスク:ソナタ 変ロ長調 (イ長調) K332/L141
J.S.バッハ/佐々木 忠:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調 BWV1003より アレグロ
ヨーク:サンバースト

********** 休憩 **********

アルベニス/フラッソン:「旅の思い出」 Op.71より
入江のざわめき (マラゲーニャ)
アルベニス/セゴビア:「12の性格的な小品集」より 朱色の塔 (セレナータ)
ショパン/タレガ:ワルツ イ短調 Op.34-2
           :ノクターン 変ホ長調 Op.9-2
シューマン/セゴビア:「子供の情景」 Op.15より トロイメライ (夢想)
ブリテン:ノクターナル Op.70

プロフィール

(c)Kiyotaka Saito

村治佳織(ギター)

東京都出身。福田進一に師事。1989年、ジュニア・ギターコンテストにおいて最優秀賞を受賞。91年、学生ギターコンクールにおいて、全部門通じての最優秀賞を受賞。92年ブローウェル国際ギターコンクール(東京開催)及び東京国際ギターコンクール優勝。93年、津田ホールにてデビューリサイタルを行う。続いてデビューCD「エスプレッシーヴォ」をリリース。95年、第5回出光音楽賞を最年少で受賞。96年、村松賞受賞。同年5月、イタリア国立放送交響楽団の定期演奏会に招かれ、本拠地トリノにおいて共演、ヨーロッパデビューを飾る。97年より、パリのエコール・ノルマルに留学、アルベルト・ポンセに師事。99年、エコール・ノルマル卒業と同時に帰国。以後積極的なソロ活動を行う。2003年11月には、英国名門クラシックレーベルDECCA(デッカ)と日本人としては初のインターナショナル長期専属契約を結び、第1弾「トランスフォーメーション」は第19回日本ゴールドディスク大賞クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー<洋楽>を受賞。その後も第2弾「リュミエール」、第3弾「ライア&ソネット」のほか、 06年にDVD「コスタリカ」が発売され、07年は4月にミニ・アルバム&DVD「アマンダ」を、10月にフル・アルバムとしてDECCA第4弾となる「Viva! Rodrigo」を、11月にはDVD「Tres」をリリース。08年10月末にDECCA第5弾「KAORI MURAJI PLAYS BACH」をリリース予定。06年1月から、J-WAVE(FM)「MITSUBISHI JISHO CLASSY CAFE」で番組パーソナリティを務め、07年にはミキモトのイメージキャラクターとして起用されるなど、幅広い分野で活躍。08年3月、第9回ホテルオークラ音楽賞を受賞。現在最も注目されているギタリストである。

オフィシャルHP http://www.musicachiara.com/dulcinea/