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Concert  コンサート情報

鈴木秀美のガット・サロン Vol.2

2007年1029日(月) 19:00開演

全席指定 5,000


鈴木、平井写真(c)K.Miura、久保田写真(c)F.Fujimoto

鈴木秀美(チェロ)
平井千絵(フォルテピアノ)
久保田 巧(ヴァイオリン)

名手鈴木秀美がおおくりするロマン派の室内楽コンサートのシリーズ第2回。4月の第1回は、名コンビの道を歩み出したフォルテピアノの平井千絵と共に、このサロンがこれから未知なる”何か”を毎回創造していくことが予感されて大きな喝采をいただきました。その期待を背負っての第2回は、2つのピアノ・トリオの名曲プログラムをヴァイオリンに実力派の久保田 巧を迎えてお届けします。久保田 巧は今回ガット弦に初挑戦!近年一層円熟味を増している彼女の弦が加わって、3人がどのようにステージで飛翔するのか、古今様々な名手に演奏されてきた偉大な名曲がどう生まれ変わるのか、いやが上にも期待が高まります。ガット・サロンVol.2、どうぞお聴き逃しなく!
プログラム

ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第7番 変ロ長調 「大公」 Op.97

********** 休憩 **********

シューベルト:ピアノ三重奏曲 第1番 変ロ長調 Op.99, D.898

プロフィール

(c)K.Miura

鈴木秀美(チェロ)

チェロを故井上頼豊、安田謙一郎ほかに、指揮を尾高忠明、秋山和慶に師事。デン・ハーグ王立音楽院に留学、A.ビルスマに師事。1986年第1回パリ・バロック・チェロ国際コンクール第1位。95年に日本人としては初めての、オリジナル楽器による「バッハ: 無伴奏チェロ組曲全曲」を録音し、平成7年度文化庁芸術作品賞を受賞。2005年3月にリリースした同曲の新録音は「レコード芸術」誌特選盤に選ばれた。01年よりオーケストラ・リベラ・クラシカを主宰。現在、東京芸術大学古楽科非常勤講師。著書に「『古楽器』よ、さらば!」(音楽之友社)、「ガット・カフェ」(東京書籍)。第37回(05年度)サントリー音楽賞受賞。平井千絵と発表した「メンデルスゾーン:チェロ作品集」で平成18年度文化庁芸術祭優秀賞受賞。

オフィシャルHP http://www.hdm-olc.com/hdm/index.html


(c)K.Miura

平井千絵(フォルテピアノ)

フォルテピアノを故小島芳子に、ピアノを加納優子、松岡貞子、小川京子、林 秀光に師事。桐朋学園大学ピアノ科を卒業後、デン・ハーグ王立音楽院にてスタンリー・ホッホランドにフォルテピアノを学び、2002年に修士課程を首席で卒業。さらにアムステルダム音楽院にてメノ・ファン・デルフトのもとチェンバロを学ぶ。01年ブルージュ国際古楽コンクール第3位。02年フォルテピアノと管楽器によるHalcyon Ensembleを結成し、03年International Young Artist Presentation(古楽アンサンブルのための国際コンクール/ベルギー)で優勝。04年、Van Wassenaer Concours(古楽アンサンブルのための国際コンクール/オランダ)第3位。ハーグ在住。


(c)F.Fujimoto

久保田 巧(ヴァイオリン)

ウィーン・フィルの名コンサートマスター、ヴォルフガング・シュナイダーハンに師事。1位を出さないことで有名な、ミュンヘン国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門で日本人として初めて優勝。以来、サヴァリッシュ、ベルクルンド、ギーレン、チェクナヴォリアン等の指揮するミュンヘン・フィル、バイエルン国立歌劇場管弦楽団らと共演、ヴィンシャーマン&ドイツ・バッハ・ゾリステンの演奏旅行のソリスト等を務める。また、ウィーン・ピアノ四重奏団を結成し、室内楽にも力を入れている。1987年よりサイトウ・キネン・オーケストラに、また90年より水戸室内管弦楽団にも参加。コンサートミストレスを務めるなど、中心メンバーとして活躍している。CDも数多く、2004年に発売した「バッハ:無伴奏パルティータ全曲」(エクストン)は、レコード芸術で特選盤に選ばれ名盤として高い評価を得ている。