銀座ぶらっとコンサート #16
Cafe ウィーン
2007年5月16日(水) 13:30開演
全席指定 2,500円
ナビゲーター 加藤昌則(ピアノ/作曲) 協賛:株式会社ヨックモック |
ハイドン:編み物をする少女 Hob.XXVIa-1
:はじめてのキス Hob.XXVIa-3
モーツァルト:「フィガロの結婚」K.492より 自分で自分がわからない
:「フィガロの結婚」K.492より 恋とはどんなものかしら
:すみれ K.476
:「ドン・ジョヴァンニ」K.527より 恋人よ、さあこの薬で
ベートーヴェン:接吻 Op.128
シューベルト:野ばら D.257
:セレナーデ D.957-4
:ます D.550
シューマン:献呈 Op.25-1
(c)西田 航 |
加藤昌則(作曲/ピアノ) 1972年生まれ。東京藝術大学音楽学部作曲家を首席で卒業。同大学院修了。卒業作品“オーケストラの為の「灰色の時間」”が東京文化会館にて初演された。在学中から自作自演による活動を始め、コンクール入賞はもとより国内外で実績を積む。96年から毎年行っている個展は、作品・演奏共に高く評価されている。99年には横浜みなとみらいホールにて合唱作曲家としてもデビュー。02年、初の舞台作品「ME」初演。03年、ウィーン楽友協会ホールにて全自作自演により鮮烈デビュー。04年、スイス、チューリッヒトーンハレにて新作初演。CD、楽譜も発売されており、いわゆる現代音楽とは異なる美しく斬新な抒情性に満ちた作品は、多くの愛好者を持っている。「桜声舎」に於いて中心的な存在であり、宮本益光とは多くの作品を初演し、演奏活動を展開している。 オフィシャルHP http://www.masanori-music.com |
林 美智子(メゾ・ソプラノ) 東京音楽大学卒業。桐朋学園大学研究科、二期会オペラスタジオ、新国立劇場オペラ研修所第1期修了。2002年3月より一年間、文化庁派遣芸術家在外研修員としてミュンヘンへ留学。03年国際ミトロプーロス声楽コンクールで最高位入賞(順位なし)。05年10月アテネのヘロド・アティクス野外劇場で上演されたオペラ『エウメニデス』(世界初演/演奏会形式)に復讐の女神コルフィ役で出演を果たす。第5回ホテルオークラ音楽賞受賞。早くからその存在はオペラ界の注目するところであったが、02年、新国立劇場公演『ヘンゼルとグレーテル』ヘンゼル役でデビュー。以後は同年二期会創立50周年記念公演『フィガロの結婚』(宮本亜門演出)ケルビーノ役で好評を博し、03年7月には同記念公演『ばらの騎士』にオクタヴィアン役で出演し、名演出家G.クレイマーに絶賛される。また同年11月には日生劇場開場40周年記念特別公演にてベルク『ルル』(3幕版/日本初演)に出演、難役を見事に演じる。04年7月、センセーショナルな舞台が話題を呼んだ宮本亜門演出による『ドン・ジョヴァンニ』にツェルリーナ役で出演したほか、05年9月には『運命の力』プレツィオジッラ役で初のヴェルディ作品に挑み、舞台でひと際精彩を放つ。また同年12月に佐渡裕指揮『ヘンゼルとグレーテル』(兵庫県立芸術文化センターオープニングシリーズ)で魅力溢れるヘンゼル像を披露し、喝采を浴びる。最近では06年4月に東京二期会公演『皇帝ティトの慈悲』にセスト役で出演、天才演出家ペーター・コンヴィチュニーの意図を見事に具現化した演唱で公演を成功に導く。さらに、彼女を想定して書かれた林望作詞/野平一郎作曲による「演劇的組歌曲『悲歌集』」を初演、大成功を収めている。この他、コンサートのソリストも数多く務めメディアにも多数登場しており、最近ではチョン・ミュンフン指揮による「NHKニューイヤーオペラコンサート」に連続して出演するなど、21世紀の声楽界を担うメゾソプラノとして更なる活躍に大きな期待が寄せられている。ビクターエンタテインメントより待望のファースト・アルバム「赤と黒」がリリースされている。二期会会員。 オフィシャルHP http://www.michikohayashi.com/ |