篠崎史紀（ヴァイオリン）

3歳から父・篠崎永育によってヴァイオリンの手ほどきを受ける。高校卒業後ウィーンに渡りトーマス・クリスティアンに師事。ウィーン市立音楽院で研鑽を積 み、数々のコンクールで受賞を果たす。帰国後、群馬交響楽団、読売日本交響楽団のコンサートマスターを経て、97年にNHK交響楽団のコンサートマスター に就任。以来、”N響の顔”として、ソリスト、室内楽奏者、指導者として、国内外で活躍中。96年から東京ジュニアオーケストラソサエティの音楽監督を続 けている他、WHO評議会委員を務めている。完璧なテクニックもさることながら類い稀な美音は他の追随を許さない。その風貌から「まろ」の愛称で親しまれ ている。

伝田正秀（ヴァイオリン）

3歳より父の手ほどきによりヴァイオリンを始める。ウィーン国立音楽大学、ウィーン市立音楽院室内楽科に留学。第51回全 日本学生音楽コンクール全国大会第1位、第7回日本クラシック音楽コンクール全国大会全部門グランプリほか受賞多数。06年より仙台フィルハーモニー管弦 楽団のコンサートマスターに就任。

佐々木 亮（ヴィオラ）

東京芸術大学在学中に安宅賞受賞。1991年現音室内楽コンクール第1位、92年、東京国際室内楽コンクール（民音）第2 位。卒業後ジュリアード音楽院に奨学生として入学。アスペン音楽祭、マルボロ音楽祭に参加するほか、ソロ、室内楽奏者として全米各地にて活動。2004年 NHK交響楽団に入団。現在首席代行奏者として活躍中。

木越 洋（チェロ）

1977年、桐朋学園ディプロマ・コース修了。同年より新日本フィルハーモニー交響楽団に入団、主席奏者を務める。78年 から2年間ミュンヘン音楽大学でワルター・ノータスに師事。 81年、NHK交響楽団に主席奏者として入団。以来20年間、数々の名演を共にする。リサイタルや室内楽活動も盛んに行っており、その堂々とした体躯から スケールの大きい浪々たる輝きとまろやかな美しい音色を聴かせてくれる。 現在洗足学園大学教授、桐朋学園大学講師。

西山真二（コントラバス）

東京芸術大学卒業。学内にて安宅賞、アカンサス音楽賞受賞。第2回よこすか・ベイサイド・ポケットミュージックフェスティ バル国際コンクール第1位。2000年、紀尾井シンフォニエッタ東京のヨーロッパツアーに参加。02年よりＮＨＫ交響楽団団員となり、現在次席奏者を務め る。

高橋 淳（マイム）

学生よりマイムを始める。その後コンテンポラリーダンスでの活動も開始。伊藤キム・岩淵多喜子らの作品に出演。1995年パ フォーマンスシアター水と油結成。水と油メンバーとしてこれまでに、国内22都市海外9カ国22都市にて公演を行う。2006年5月、宮崎国際音楽祭に て、シャルル・デュトワ氏と共演。ダンスのみならず、多ジャンルで活躍し、ダンサーとしても振付家としても注目されている。

太田ゆかり（マイム）

幼少時にクラシックバレエを始め、ジャズ、モダンダンスを経験する。1993年渡仏しコンテンポラリーダンスを学ぶ。97 年より岩淵多喜子と活動を共にし、Dance Theatre LUDENSの全作品・国内外の全ツアーに参加。05年初ソロ作品「Pulse」にてJCDN主催「踊りに行くぜ!!vol.6」に参加。06年8月、2 作目のソロ作品「Portrait」を上演。