ojihall


Concert  コンサート情報

レ・ヴァン・フランセ

2005年1028日(金) 19:00開演

全席指定 7,000


エマニュエル・パユ(フルート)
フランソワ・ルルー(オーボエ)
ポール・メイエ(クラリネット)
ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)
ジルベール・オダン(バソン)
エリック・ル・サージュ(ピアノ)

今をときめく超一流木管奏者による夢のスーパー・ヴィルトゥオーゾ・アンサンブルが初登場。レ・ヴァン・フランセは長い伝統によって優れた管楽器奏者を輩出してきたフランスが生んだ木管アンサンブル。誰も考えつかないような豪華な顔ぶれはまさに管楽器のオール・スター・チーム。フランスならではの洗練された響きと華やかさを持ち、色彩感豊かな音色でプーランクの六重奏曲をはじめとするプログラムを披露します。今が旬のヴィルトゥオーゾたちによる演奏はパワフルでありながら上品。自由自在な演奏は「フランスの風」の意味を併せ持つ名前にぴったりと評されています。

プログラム

ジョリヴェ:フルートとクラリネットのためのソナティナ
タファネル:木管五重奏曲
テュイレ:六重奏曲
モーツァルト:ピアノ、オーボエ、クラリネット、ホルンとファゴットのための
五重奏曲 変ホ長調 K.452
ジョリヴェ:オーボエとファゴットのためのソナティナ
プーランク:六重奏曲

プロフィール

レ・ヴァン・フランセ

レ・ヴァン・フランセ(フランス木管/フランスの風の意)は、ポール・メイエが中心となり国際的に活躍する10年来の友人たちと結成。ベルリン・フィル首席のパユ、元バイエルン放送響首席のルルー、天才奏者メイエ、ホルン界有数のソリスト、ヴラトコヴィチ、フレンチ・バスーンの名手オダン、さらにパユやメイエの名パートナーとして知られるル・サージュとスーパー・スターが勢ぞろい。1999年のプーランク・イヤーにリリースされた2枚組のCDは発売されると同時に絶賛を浴び、日本でも第37回音楽之友社「レコード・アカデミー大賞」を受賞。以来BMGファンハウスよりトリオや「動物の謝肉祭」のCDが発売され話題を呼んでいる。2002年、アンサンブルとしての初来日公演では予想をはるかに超える完璧な演奏で衝撃的なデビューを飾った。

エマニュエル・パユ(フルート)

1989年からバーゼル放送交響楽団首席奏者を務める一方、同地でオーレール・ニコレに師事。89年神戸、92年ジュネーヴの両国際コンクールで優勝。93年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席奏者に最年少で就任。以来ソリストとしても世界各地で活躍し、EMI専属アーティストとしてCDを多数発表。人気と実力の双方を兼ね備えたフルート界のスターとして大変な注目を集めている。

フランソワ・ルルー(オーボエ)

1991年にミュンヘン国際音楽コンクールで優勝し、一躍国際的注目を集める。その他トゥーロン国際コンクールでも1位を受賞。その後、ピエール・ブーレーズ、クラウディオ・アバドと共演して絶賛を博す。バイエルン放送交響楽団の第1オーボエ奏者を経て、現在はソリストとして世界各地で演奏。室内楽奏者としてもムローヴァ・アンサンブルのメンバー、パリ・バスティーユ八重奏団の創立メンバーとして活躍。

ポール・メイエ(クラリネット)

13でソリストとしてデビュー。19歳でNYカーネギーホールにデビューし、ベニー・グッドマンと親交を結んだ後、世界有数のソロ・クラリネット奏者として全世界で活躍。完璧な技術と品の有る豊かな音色で天才クラリネット奏者として多くの作曲家達から曲を捧げられ初演も多い。世界の超一流ソリスト達と室内楽で共演する他、近年では指揮者としても活躍している。

ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)

1982年ベルリン放送交響楽団(現ベルリン・ドイツ交響楽団)の首席ホルン奏者に就任。83年ミュンヘン国際ARDコンクールで第1位を獲得。幅広いレパートリーで世界各国の主要オーケストラにソリストとして出演。98年よりザルツブルク・モーツァルテウムにてホルンの教授を務め、2000年よりスロヴェニアの音楽祭“セプテンバー・フェスティバル”の芸術監督に就任。

ジルベール・オダン(バソン)

1973年パリ音楽院に入学。バスーンをモーリス・アラールに、室内楽をクリスティアン・ラルデに学ぶ。74年ジュネーヴ国際コンクール第2位(1位なし)、75年ミュンヘン国際音楽コンクール第3位を受賞後、80年ジュネーヴ国際コンクール、82年トゥーロン国際コンクールの両コンクールで第1位を受賞。現在、パリ・オペラ座管弦楽団首席奏者。フランス国立パリ高等音楽院教授。

エリック・ル・サージュ(ピアノ)

パリ音楽院に学び、ロンドンでマリア・クーシオに師事。ポルト国際コンクール第1位、1989年ロベルト・シューマン国際コンクール第1位等受賞多数。ソリストとしてヨーロッパの各オーケストラと共演する他、世界の主要音楽祭に出演。BMGファンハウスよりCDが発売されている。古典から現代まで作品の核心に触れる深い解釈とフレンチ・ピアニズムを継承する演奏で世界中で高い評価を受けている。