遠山慶子&ウィーン弦楽四重奏団メンバー
2005年10月29日(土) 16:00開演
全席指定 6,000円
ウェルナー・ヒンク(ヴァイオリン) |
ウィーン・フィルの顔、コンサートマスターのウェルナー・ヒンク率いるウィーン弦楽四重奏団のメンバーと、長年にわたって彼らと共演を重ねてきたピアニスト遠山慶子が、とびきり贅沢なひとときを届けてくれます。音楽の街ウィーンの伝統を正しく今につたえるウィーン弦楽四重奏団、そして「天性のモーツァルト弾き」と呼ばれ、ロココの香り漂う典雅な響きが持ち味の遠山慶子。彼らの手による室内楽は、聴く人をやさしく暖かく包みこむ「おもてなしの心」に満ちています。珠玉のモーツァルトに酔いしれる、秋の一夜をお楽しみください。
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第40番 変ロ長調 K.454
:ピアノ三重奏曲 第3番 変ロ長調 K.502
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モーツァルト:ピアノ四重奏曲 第2番 変ホ長調 K.493
ウェルナー・ヒンク(ヴァイオリン) ウィーン・アカデミー(現ウィーン音楽大学)で、フランツ・サモイル教授に教えを受ける。1964年、ウィーン・フィルの第1ヴァイオリン奏者、68年に首席奏者、74年にはコンサートマスターに抜擢され、現在に至る。ウィーン市立音楽院教授。ウィーン風のしっとりとした憂いを含んだ味わい深い演奏はほかの誰にもまねのできないものといえる。今回はデュオ、トリオそしてカルテットと、その魅力を十分に堪能できるだろう。 |
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ハンス・ペーター・オクセンホファー(ヴィオラ) グラーツ生まれ。ウィーン音楽大学でフランツ・サモイル教授にヴァイオリンを、ジークフリート・フューリンガー教授にヴィオラを学ぶ。1977年よりウィーン・フィルのヴィオラ奏者。ウィーン国立音楽大学ヴィオラ科教授。ウィーン弦楽四重奏団、ウィーン八重奏団メンバー。 |
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フリッツ・ドレシャル(チェロ) ウィーン・アカデミー(現ウィーン音楽大学)で、フリーダ・リッシャウアー=クラウス教授に師事する。1968年、アカデミーにて優秀賞を得、同年、ウィーン・フィルに入団。74年にはウィーン・フィルのチェロ首席奏者。ウィーン弦楽四重奏団、ウィーン八重奏団メンバー。 |
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遠山慶子(ピアノ) アルフレッド・コルトーの招きで渡仏、パリ・エコール・ノルマル高等音楽院修了。1963年パリ・デビュー以来主に欧米で活躍。カルロ・ゼッキ、シャンドール・ヴェーグをはじめとする巨匠達と共演、ロン・ティボー、ゲザ・アンダ国際コンクールでの審査員、草津夏季国際音楽アカデミーの第1回目からの講師として活躍。ウィーン弦楽四重奏団とは25年以上共演をしている。 |