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Concert  コンサート情報

シプリアン・カツァリス

2004年1014日(木) 19:00開演

全席指定 6,000

シプリアン・カツァリス(ピアノ)

シプリアン・カツァリス(ピアノ)

リスト編のベートーヴェンの交響曲ピアノ版で一世風靡したヴィルトゥオーゾのカツァリス。モーツァルトの家族、すなわち、父レオポルドや、息子のフランツ・クサーヴァーなどが作曲をしていたのは有名だが、実際に演奏されることはほとんどなかった。今回カツァリスにより、これらモーツァルト・ファミリーにまつわるチャーミングな曲の数々が披露される。また後半はモーツァルトの交響曲第40番のピアノ編曲版を演奏する。小ホールにふさわしいプログラミングで、カツァリスの弾く歌心あふれるモーツァルトの魅力をお届けするコンサート。
プログラム

レオポルト・モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第3番
レオポルト・モーツァルト(キャメロン編):おもちゃの交響曲
レオポルト・モーツァルト(W.A.モーツァルト):「ナンネルのための譜面帳」より
                            メヌエット 第5番 ヘ長調
                            メヌエット 第11番 ヘ長調
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:5歳の習作より
                          メヌエット ト長調 K.1(1e)
                          メヌエット ヘ長調 K.2
                          アレグロ 変ロ長調 K.3
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:カプリッチョ (ナンネルのための4つのプレリュード) K.395(300g)
フランツ・クサーヴァー・モーツァルト (ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト2世):
  「6つの感傷的なポロネーズ」より 第2番 ホ短調 Op.17(※)
  歌劇「ドン・ジョヴァンニ」のメヌエットによる7つの変奏曲

**********休憩**********

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(カツァリス補完):歌劇「後宮よりの逃走」より 序曲とアリア
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(フンメル編):交響曲 第40番 K.550

※アーティストの強い希望により、フランツ・クサーヴァーの「ピアノ・ソナタ Op.10」は、
「6つの憂鬱なポロネーズ ホ短調 Op.17」に変更されました。

プロフィール
シプリアン・カツァリス

シプリアン・カツァリス(ピアノ)

1951年マルセーユ生まれ。4歳からピアノを学ぶ。パリ・コンセルヴァトワールを首席で卒業、アルベール・ルーセル財団賞受賞。70年チャイコフスキー国際、72年エリーザベト王妃国際各コンクール入賞、74年ジョルジュ・シフラ国際コンクール優勝。音楽院在学中から天才の誉れ高く、66年シャンゼリゼ劇場での公式デビュー以来稀代のテクニシャンとして世界的に活躍、オーマンディ、バーンスタイン、ドラティ、ミュンヒンガー、アーノンクール、インバル、ラトル、ベルリン・フィル、フィラデルフィア管、コンセルトヘボウ管等世界一流のアーティストと共演。ソニークラシカル、EMI、BMG等から膨大な録音をリリースしてグラミー賞他多数の受賞に輝く。カーネギーでは86年のデビュー以来絶大な人気を誇り、常にチケットは入手難と伝えられる。2000年フランス政府叙勲、01年パリ市バーミル・メダル受賞。ユネスコ平和アーティスト。