ojihall


Concert  コンサート情報

フランソワ・ルルー & 曽根麻矢子

2004年107日(木) 19:00開演

全席指定 5,000

フランソワ・ルルー

フランソワ・ルルー(オーボエ)
曽根麻矢子(チェンバロ)

バイエルン放送響首席オーボエ奏者にしてレ・ヴァン・フランセ等室内楽、ソロで活躍する世界最高のオーボイストの一人ルルー。チェンバロに曽根麻矢子を迎え、前半はドイツ・バロックの巨匠テレマンとバッハを、後半はフランスのクープラン、マレ、そしてスペインで活躍したスカルラッティを中心にお贈りする。バロック期のドイツ、フランス、スペインの宮廷サロンに響いていた典雅で優美な音楽が、まさにそれらに相応しい空間、王子ホールで再現される。曽根によるスカルラッティとソレルは、いずれも師スコット・ロスが得意としたもの。名手ルルーの美しい音と、曽根の魅力を存分に楽しめるコンサートになるだろう。
プログラム

テレマン:オーボエとチェンバロのためのソナタ ロ短調 
J. S. バッハ:ソナタ ト短調 BWV. 1020

**********休憩**********

クープラン 王宮のコンセールより 第6番 変ロ長調

<チェンバロ・ソロ>
ソレル:ソナタ ヘ長調 R. 56
スカルラッティ:ソナタ ヘ長調 K. 151
ソレル:ソナタ ヘ長調 R. 69
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K. 213
ソレル:ソナタ ニ短調 R. 15

マレ:スペインのフォリア

プロフィール
フランソワ・ルルー(オーボエ)

フランソワ・ルルー(オーボエ)

1971年フランスのクロワ生まれ。14歳でパリ音楽院に入学し、ピエール・ピエルロ、モーリス・ブルグに師事。18歳でパリ・オペラ座の首席オーボエ奏者となる。20歳でトゥーロン国際コンクールとミュンヘン国際コンクールに優勝。21歳でマゼール指揮バイエルン放送響に招かれて首席オーボエ奏者に就任。若い世代をリードするオーボエ・ソリストで、多くの一流オーケストラや指揮者と共演、各地の音楽祭参加など活躍の場を広げている。CDはバッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、プーランク、ブリテンなど多彩なレパートリーをリリース、ディアパゾン賞など多くの賞に輝いている。

曽根麻矢子(チェンバロ)

曽根麻矢子(チェンバロ)

1986年ブルージュ国際チェンバロ・コンクールに入賞後、故スコット・ロスに指導を受ける。91年にはエラート・レーベル初の日本人演奏家としてCDデビュー。パリと東京を拠点に活動し、エッセイを刊行するなど多彩ぶりを発揮。2003年から6年にわたるJ. S. バッハソロ・リサイタル・シリーズをスタート。出光音楽賞、飛騨古川音楽大賞奨励賞受賞。