王子ホール ニューイヤー・スペシャルコンサート
MAROワールド Vol.55 by 篠崎“まろ”史紀&MAROカンパニー
~モーツァルトとチャイコフスキー~
2026年
1月10日(土)17:00 開演
1月11日(日)14:00 開演
全席指定 各9,000円

篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)
MAROカンパニー
倉冨亮太、郷古 廉、小西健太郎、小林壱成、白井 篤、東條太河、戸澤哲夫、依田真宣(ヴァイオリン)
川邉宗一郎、鈴木康浩、中村翔太郎(ヴィオラ)
伊藤文嗣、松谷壮一郎、水野優也(チェロ)
菅沼希望(コントラバス)
モーツァルト
:ディヴェルティメント ニ長調 K136(125a)
:ディヴェルティメント 変ロ長調 K137(125b)
:ディヴェルティメント ヘ長調 K138(125c)
********** 休憩 **********
チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 Op.48
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篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン) 北九州市出身。愛称 “まろ”。3歳より両親の手ほどきを受け、1981年ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾る。その後ヨーロッパの主要なコンクールで数々の受賞を果たしヨーロッパを中心にソロ、室内楽と幅広く活動。88年帰国後、群響、読響のコンサートマスターを経て、97年N響のコンサートマスターに就任。以来“N響の顔”として国内外で活躍し、2025年3月、惜しまれながら退団した。96年に東京ジュニアオーケストラを立ち上げ、以来後進の育成に力を注いでいる。04年より王子ホールでスタートしたシリーズ『MAROワールド』から弦楽合奏団「MAROカンパニー」が結成され、これらの功績により、「2020年度 第33回 ミュージック・ペンクラブ音楽賞」受賞。その他、79年史上最年少で北九州市民文化賞、01年福岡県文化賞、14年有馬賞受賞。WHO国際医学アカデミー・ライフハーモニーサイエンス評議会議員、北九州文化大使、九州交響楽団ミュージック・アドバイザー、リーデンローズ音楽大使、(一社)Music Force理事長。初の絵本「おんがくはまほう」(リトルモア)、エッセイ「音楽が人智を超える瞬間(とき)」(ポプラ社)が刊行されるなど、多方面で活躍している。 |
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倉冨亮太(ヴァイオリン) 東京藝術大学音楽学部弦楽科を首席で卒業。在学中に安宅賞等受賞。同大学修士課程修了。シゲティ国際コンクール入賞。リピッツァー国際コンクール第2位(最高位)、特別賞受賞。平成25年度優秀学生顕彰大賞受賞。公益財団法人青山財団奨学生。公益財団法人ローム ミュージック ファンデーション2016年度奨学生。日本大学管弦楽団、東京ジュニアオーケストラソサエティ講師。現在、NHK交響楽団次席ヴァイオリン奏者。 |
![]() (c)Hisao Suzuki |
郷古 廉(ヴァイオリン) 2006年第11回ユーディ・メニューイン青少年国際ヴァイオリンコンクールジュニア部門第1位(史上最年少優勝)。07年デビュー。13年ティボール・ヴァルガ・シオン国際ヴァイオリン・コンクール優勝ならびに聴衆賞・現代曲賞受賞。オーケストラとの協演、リサイタルなど多岐に亘って活躍。使用楽器は1682年製アントニオ・ストラディヴァリ(Banat)を個人の所有者の厚意により貸与。19年第29回出光音楽賞受賞。現在、NHK交響楽団第1コンサートマスター。 |
![]() (c)井村重人 |
小西健太郎(ヴァイオリン) 2001年生まれ。東京藝術大学卒業。北九州国際音楽祭、木曽音楽祭、Singapore Violin Festival、Ost-West Musik Fest(オーストリア)等、国内外の音楽祭に多数参加。現在、東京交響楽団ゲストコンサートマスター等を務める。在学中、ヤマハ音楽奨学支援制度、宗次エンジェル基金奨学生。令和5・6年度松尾学術振興財団音楽助成奨学生。サントリーホール室内楽アカデミー第7・8期フェロー。 |
![]() (c)Shigeto Imura |
小林壱成(ヴァイオリン) 東京藝術大学、同大学院を卒業・修了し、ドイツ・ベルリン芸術大学大学院Master課程修了。Gyarfas Competition 2019(ベルリン)最高位、青山音楽賞新人賞、日本音楽コンクール、松方音楽賞他、入賞受賞多数。ローム ミュージック ファンデーション、明治安田QOL文化財団など奨学生。国内外の音楽祭への出演はじめ、ソリストとして東響、読響、PACオーケストラなどと共演。現在、東京交響楽団第1コンサートマスター。王子ホールのレジデント「ステラ・トリオ」メンバー。 |
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白井 篤(ヴァイオリン) 国立音楽大学付属音楽高校を経て、桐朋学園大学卒業。1999年、NHK交響楽団に入団。2003年、アフィニス文化財団海外研修員としてオーストリア/ウィーンへ留学。現在第2ヴァイオリン次席奏者。クァルテット・リゾナンツァ、室内オーケストラ「ARCUS」メンバー、NPO法人「ハマのJACK」副理事。国立音大付属中・高非常勤講師。 |
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東條太河(ヴァイオリン) メニューイン国際コンクール3位。日本音楽コンクール入選。ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学に留学、ピエール・アモイヤルに師事。帰国後、東京藝術大学附属高等学校及び同大学を卒業。東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団と共演。サントリーホール室内楽アカデミーフェロー。2022年度ローム ミュージック ファンデーション奨学生及び松尾学術振興財団奨学生。これまでに竹原久美子、原田幸一郎、漆原朝子、松原勝也、レジス・パスキエに師事。現在、NHK交響楽団第1ヴァイオリン奏者。 |
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戸澤哲夫(ヴァイオリン) 東京藝術大学大学院修士課程修了。大学院在学中より東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団コンサートマスターに就任、現在に至る。2001年モルゴーア・カルテットに加入し、06年にショスタコーヴィチ生誕100周年記念特別企画として、3日間で弦楽四重奏曲全15曲を完奏する。10年より日本大学芸術学部非常勤講師。 |
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依田真宣(ヴァイオリン) 東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター。東京藝術大学音楽学部器楽科卒業、同大学院修士課程を修了。在学中に「福島賞」、「安宅賞」を受賞。更に、国内の主要オーケストラのゲストコンサートマスターとして出演し、2014年から横浜シンフォニエッタのシーズンメンバー、コンサートマスターも務めている。 |
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川邉宗一郎(ヴィオラ) 東京藝術大学大学院2年在籍。第32回日本クラシック音楽コンクールヴィオラ部門第3位(最高位)。第28回 コンセール・マロニエ21入選。木曽音楽祭、ルポン音楽祭、北九州音楽祭、ヴィオラスペースなどに出演。クァルテット風雅として第13回秋吉台音楽コンクール 室内楽(弦楽四重奏)部門第1位。併せてベートーヴェン賞、山口県知事賞を受賞。ヴィオラを佐々木 亮、市坪俊彦に師事。 |
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鈴木康浩(ヴィオラ) 読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者。桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て桐朋学園大学卒業。卒業後ヴァイオリンからヴィオラに転向。第12回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽部門第1位他、受賞多数。2001年からベルリンのカラヤン・アカデミーで学び、ベルリン・フィル契約団員を経て04年に帰国。王子ホールでは“銀座ぶらっと”シリーズ「お昼の名曲サロン」の顔でもある。 |
![]() (c)Ayane Shindo |
中村翔太郎(ヴィオラ) NHK交響楽団首席代行ヴィオラ奏者。4歳よりヴァイオリンを始め、東京藝大附属高校入学を機にヴィオラに転向。東京藝大卒業。2010年、第15回コンセール・マロニエ21弦楽器部門第1位。東京ジュニアオーケストラソサエティ講師。藝大同期による弦楽アンサンブル「TGS」代表。Alto de Campagne(ヴィオラ四重奏)メンバー。 |
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伊藤文嗣(チェロ) 東京交響楽団ソロ首席チェロ奏者。東京藝術大学を経て、同大学大学院修士課程修了。チェロを山崎伸子、河野文昭、藤森亮一に師事。これまでに、紀尾井ホール室内管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラなど多数出演。ソリストとして、東京交響楽団とJ・ノット指揮のもと「R.シュトラウス:ドン・キホーテ」「ブーレーズ:メサジェスキス」他、多数共演。また、客演首席奏者として国内主要オーケストラに招かれている。 |
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松谷壮一郎(チェロ) 福井県出身。第15回ビバホールチェロコンクール第3位。第75回全日本学生音楽コンクール全国大会第2位、横浜市民賞。第36回京都芸術祭にて京都府知事賞。第13回秋吉台音楽コンクール弦楽四重奏部門第1位。セントラル愛知交響楽団、藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演。中木健二に師事。東京藝術大学音楽学部卒業時に同声会賞受賞。現在同大学大学院音楽研究科修士課程在学中。 |
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水野優也(チェロ) 第76回プラハの春国際音楽コンクール チェロ部門優勝。第89回日本音楽コンクール第1位、第13回東京音楽コンクール第1位、第31回青山音楽賞新人賞など多数受賞。ソリストとして東響、東京フィル、日本フィル、読響、大阪響、京響などと共演。ジャパン・ナショナル・オーケストラコアメンバー。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コース修了。ハンガリー・リスト音楽院にてミクローシュ・ペレーニに師事。現在、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学にてクレメンス・ハーゲンに師事。 |
![]() (c)New Japan Philharmonic |
菅沼希望(コントラバス) 東京藝術大学を卒業後、同大学院修士課程在学中に渡独し、フランクフルト音楽・舞台芸術大学にて学ぶ。大学在学中に新日本フィルハーモニー交響楽団のオーディションに合格し入団。これまでに池松 宏、C.Schmidt、永島義男、西山真二、村上満志、山谷明恵、吉田 秀に師事。新日本フィルハーモニー交響楽団首席奏者。紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。 |