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Concert  コンサート情報

ティモシー・リダウト ~無伴奏の夕べ~

2024年104日(金) 19:00開演

全席指定 5,000

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ティモシー・リダウト(ヴィオラ)

コロナ禍の2021年6月、2週間の隔離をものともせず颯爽とtransitシリーズにデビューしたイギリスの若きヴィオリスト、ティモシー・リダウトが帰ってきます。今回のプログラムは、ウィグモア・ホールはじめヨーロッパでも披露予定の、現在の彼自身を表現する無伴奏作品で構成されています。しっかりした立ち位置に居ながら17~18世紀時代のテレマンとバッハに20世紀から今を生きる作曲家を行き来するティモシー。真の音楽を追及する孤独を覚悟している若者の姿がここにあります。

 

ティモシー・リダウト
J.S.バッハ:パルティータ 第2番より シャコンヌ
(2023年10月27日 ウィグモア・ホール)

プログラム

キャロライン・ショウ:In Manus Tuas
テレマン:12のファンタジーより 第1番 変ホ長調(ヴィオラ版)
サリー・ビーミッシュ:Ariel
テレマン:12のファンタジーより 第7番 変イ長調(ヴィオラ版)
クルターグ:サイン Op.5
テレマン:12のファンタジーより 第10番 ト長調(ヴィオラ版)

 

********** 休憩 **********

 

ブリテン:エレジー
J.S.バッハ:パルティータ 第2番 ト短調 BWV1004(ヴィオラ版)

プロフィール

ティモシー・リダウト(ヴィオラ)

1995年ロンドン生まれ。英国王立音楽院で学び、最優秀の成績で卒業。クロンベルク・アカデミーでは2019年に今井信子に学び、18年は同アカデミーのプロジェクト、チェンバー・ミュージック・コネクツ・ザ・ワールドに参加した。19年にBBCニュー・ジェネレーション・アーティストにも選ばれた同世代で最もすぐれたヴィオラ奏者の一人。タベア・ツィンマーマンおよびアントワン・タメスティに師事し、その才能を開花させた。16年、ライオネル・ターティス国際コンクールで優勝、ヤング・クラシカル・アーティスツ・トラスト(YCAT)のアーティストに選出された。19年にはグシュタード音楽祭においてティエリー・シェルツ賞を受賞。14年にはセシル・アロノヴィッツ国際コンクールでも優勝している。19年ハンブルク交響楽団にデビューし、バーデン=バーデン・フィルにレジデント・アーティストとして出演、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団とはウォルトンの協奏曲を演奏した。18年リール国立管弦楽団、カメラータ・ザルツブルク、フィルハーモニア管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団、タピオラ・シンフォニエッタとも競演し、ハルモニア・ムンディのノヴァ・シリーズおよびClavesレコードに録音する。またスティーヴン・イッサーリス、ジョシュア・ベル、ジェレミー・デンク、カルテット・アロド、ナッシュアンサンブルとウィグモア・ホールで共演。ベルリン・コンツェルトハウス、ハイデルベルクの春音楽祭、モンペリエ音楽祭、アスペン音楽祭、内田光子に招かれマールボロ音楽祭にも参加し、ルツェルン音楽祭をはじめヨーロッパの音楽祭にも招待されている。日本にも協奏曲で22年に東京都交響楽団との競演で来日していることは記憶に新しい。ベアーズ国際ヴァイオリン協会より貸与されたペレグリーノ・ディ・ザネット製作(1565-75年頃)のヴィオラを演奏している。

https://www.timothyridout.com/