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Concert  コンサート情報

キアロスクーロ・カルテット

2024年328日(木) 19:00開演

全席指定 6,500

ご好評につき完売いたしました
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アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)
ベンジャミン・マーキーズ=ギルモア(ヴァイオリン)
エミリエ・ヘーンルント(ヴィオラ)
クレール・ティリオン(チェロ)

※出演者変更のお知らせ
パブロ・エルナン・ベネディ(ヴァイオリン)は、一身上の理由により来日できず、ベンジャミン・マーキーズ=ギルモアが代役を務めることになりました。

人気・実力共に兼ね備えているヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァを筆頭に、ヨーロッパで高い評価を得ているキアロスクーロ・カルテット。イタリア語の「明暗」という意味どおり、ガット弦による斬新かつ知的なアプローチでバロック絵画の光と影を現代に生き生きと描き出します。今回のプログラムは、アリーナのヴァイオリンが鮮やかにメロディーを描き出すであろうパーセルの4声のファンタジア、ユーモアを感じさせるハイドンの『冗談』から一変して、人間の心の内に深く入り込んでいくベートーヴェンの『ラズモフスキー第2番』。2016年4月に王子ホールで日本デビュー以後、3度目の来日です。

Message from the Artist

今月28日に開催されるキアロスクーロ・カルテットからメッセージが届きました!パンデミックを超えての来日、待ち遠しいですね!

 

3月に再び日本を訪れることをとても楽しみにしています。前回のツアーはパンデミックのために延期されただけにとても嬉しいです。日本にはたくさんの素晴らしい思い出があります。
私たちが演奏した日本のコンサート・ホールはどれも音響が良いだけでなく、聴衆の皆さんが熱心に耳を傾けてくれるので、日本で演奏することは私たちにとって特別なものだと感じています。これこそが音楽のすべてであり、皆さんと一緒に体験することです。演奏はもちろんですが、日本の文化や美味しい食べ物もとても楽しみにしています!

キアロスクーロ・カルテット

プログラム

パーセル:4声のファンタジア
  第7番 ハ短調 Z738
  第8番 ニ短調 Z739
  第11番 ト長調 Z742

ハイドン:弦楽四重奏曲 第38番 変ホ長調 Op.33-2, Hob.Ⅲ:38 「冗談」

 

********** 休憩 **********

 

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第8番 ホ短調 Op.59-2 「ラズモフスキー第2番」

プロフィール

キアロスクーロ・カルテット

ヒストリカルで新鮮なアプローチをガット弦で演奏するキアロスクーロ・カルテットは2005年に結成。そのしなやかで優雅でダイナミックな演奏は、並外れたユニークな音色だけでなくアンサンブルに知性ある姿を兼ね備え、ヨーロッパの聴衆から高い評価を受けている。近年の主な活動は、15年6月ウィーン・コンツェルトハウスのデビュー、この他ロンドンのウィグモア・ホール、パリのルーヴル・オディトリウム、リスボンのグルベンキアン財団、オールドバラ音楽祭等で演奏。また16年、初めての日本ツアーで東京、神奈川、兵庫で演奏会を行う。22/23シーズンのハイライトは、ロンドンのウィグモア・ホール、ベルリンのブーレーズ・ホールでの再演の他、北米ツアーで、ボストンのジョーダン・ホールを含むサンフランシスコ、バンクーバー、モントリオール等の各都市で公演を行う。16年、スウェーデンのBISレーベルと録音契約を結び、ハイドン弦楽四重奏曲作品20/1-6「太陽四重奏曲」をリリース。21年ベートーヴェン弦楽四重奏曲集作品18の1番~3番を、22年ベートーヴェン弦楽四重奏曲集作品18の4番~6番をリリース。2023年モーツァルトのプロシャ王セットとハイドンの弦楽四重奏曲作品33「ロシア四重奏曲」1番~3番をリリース。最新の録音は、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第10番「ハープ」&第13番。09年からポール・ロワイヤル修道院のレジデントとしてモーツァルト弦楽四重奏曲のチクルスを行っている。

アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)

ロシア生まれ。モスクワのグネーシン音楽学校で学ぶ。1995年、イギリスに転居しメニューインスクール、ロンドン王立音楽学校、クロンベルク・アカデミーで研鑽を積む。ウィグモア・ホール、アムステルダム・コンセルトヘボウ、モーツァルテウム、ウィーン・ムジークフェライン、カーネギー・ホール、ザルツブルク音楽祭、オールドバラ音楽祭に出演。ソリストとして、ロンドン交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団等と共演。

(c)Marina Vidor

ベンジャミン・マーキーズ=ギルモア(ヴァイオリン)

ベンジャミン・マーキーズ=ギルモアは、ユーディ・メニューイン音楽学校でナタリア・ボヤルスカヤに、ウィーンでパヴェル・ヴェルニコフに師事、後にジュリアン・ラクリンとミリアム・フリードに師事する。 オスカー・バック・コンクール、ヨーゼフ・ヨアヒム・コンクール、ザルツブルク・モーツァルト・コンクールで入賞、ヨーロッパ室内管弦楽団のメンバーになる。現在、フィルハーモニア管弦楽団とスコットランド室内管弦楽団のジョイント・コンサートマスターを務めている。

エミリエ・ヘーンルント(ヴィオラ)

スウェーデンのエーテボリ生まれ。ファルン音楽学校、ギルドホール、ロンドン王立音楽学校で研鑽を積む。ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の正式メンバーで、2010年からスウェーデン王立歌劇場の首席ヴィオラ奏者を務めている。イギリス室内管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、オーケストラ・オブ・ジ・エイジ・オブ・エンライトゥメント、スウェーデン放送交響楽団等の主要オーケストラのメンバーとしても活動している。

クレール・ティリオン(チェロ)

フランス生まれ。パリ国立高等音楽院、ロンドン王立音楽院で研鑽を積む。2006年、タゴール・ゴールド・メダルを授与。08年から10年まで、エマニュエル・アイムのアンサンブル、ル・コンセール・ダストレの首席コンティヌオ奏者を務める。また、ロンドン交響楽団、オーケストラ・オブ・ジ・エイジ・オブ・エンライトゥメントのメンバーとして、また数多くの古楽プロジェクトにゲスト・リーダーとして招待されている。