キアロスクーロ・カルテット
2024年3月28日(木) 19:00開演
全席指定 6,500円


パーセル:4声のファンタジア
第7番 ハ短調 Z738
第8番 ニ短調 Z739
第11番 ト長調 Z742
ハイドン:弦楽四重奏曲 第38番 変ホ長調 Op.33-2, Hob.Ⅲ:38「冗談」
********** 休憩 **********
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第8番 ホ短調 Op.59-2 「ラズモフスキー第2番」
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キアロスクーロ・カルテット ヒストリカルで新鮮なアプローチをガット弦で演奏するキアロスクーロ・カルテットは2005年に結成。そのしなやかで優雅でダイナミックな演奏は、並外れたユニークな音色だけでなくアンサンブルに知性ある姿を兼ね備え、ヨーロッパの聴衆から高い評価を受けている。近年の主な活動は、15年6月ウィーン・コンツェルトハウスのデビュー、この他ロンドンのウィグモア・ホール、パリのルーヴル・オディトリウム、リスボンのグルベンキアン財団、オールドバラ音楽祭等で演奏。また16年、初めての日本ツアーで東京、神奈川、兵庫で演奏会を行う。22/23シーズンのハイライトは、ロンドンのウィグモア・ホール、ベルリンのブーレーズ・ホールでの再演の他、北米ツアーで、ボストンのジョーダン・ホールを含むサンフランシスコ、バンクーバー、モントリオール等の各都市で公演を行う。16年、スウェーデンのBISレーベルと録音契約を結び、ハイドン弦楽四重奏曲作品20/1-6「太陽四重奏曲」をリリース。21年ベートーヴェン弦楽四重奏曲集作品18の1番~3番を、22年ベートーヴェン弦楽四重奏曲集作品18の4番~6番をリリース。2023年モーツァルトのプロシャ王セットとハイドンの弦楽四重奏曲作品33「ロシア四重奏曲」1番~3番をリリース。最新の録音は、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第10番「ハープ」&第13番。09年からポール・ロワイヤル修道院のレジデントとしてモーツァルト弦楽四重奏曲のチクルスを行っている。 |
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アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン) ロシア生まれ。モスクワのグネーシン音楽学校で学ぶ。1995年、イギリスに転居しメニューインスクール、ロンドン王立音楽学校、クロンベルク・アカデミーで研鑽を積む。ウィグモア・ホール、アムステルダム・コンセルトヘボウ、モーツァルテウム、ウィーン・ムジークフェライン、カーネギー・ホール、ザルツブルク音楽祭、オールドバラ音楽祭に出演。ソリストとして、ロンドン交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団等と共演。 |
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パブロ・エルナン・ベネディ(ヴァイオリン) マドリード生まれ。サンロレンツォ・デ・エル・エスコリアルのアントニオ・ソレール音楽学校、ロンドンのギルドホールで研鑽を積む。カザルス・カルテットとキロガ・カルテットのマスタークラスに参加。キアロスクーロ・カルテットのメンバーであると同時に、ピアノ三重奏団イシムシズ・トリオのメンバーでもあり、このトリオは2018年ボルレッティ・ブイトーニ・トラストのフェローシップを受賞した。 |
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エミリエ・ヘーンルント(ヴィオラ) スウェーデンのエーテボリ生まれ。ファルン音楽学校、ギルドホール、ロンドン王立音楽学校で研鑽を積む。ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の正式メンバーで、2010年からスウェーデン王立歌劇場の首席ヴィオラ奏者を務めている。イギリス室内管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、オーケストラ・オブ・ジ・エイジ・オブ・エンライトゥメント、スウェーデン放送交響楽団等の主要オーケストラのメンバーとしても活動している。 |
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クレール・ティリオン(チェロ) フランス生まれ。パリ国立高等音楽院、ロンドン王立音楽院で研鑽を積む。2006年、タゴール・ゴールド・メダルを授与。08年から10年まで、エマニュエル・アイムのアンサンブル、ル・コンセール・ダストレの首席コンティヌオ奏者を務める。また、ロンドン交響楽団、オーケストラ・オブ・ジ・エイジ・オブ・エンライトゥメントのメンバーとして、また数多くの古楽プロジェクトにゲスト・リーダーとして招待されている。 |