モーツァルト・シンガーズ・ジャパン Vol.4
《魔笛》ハイライト(字幕付き)
2023年2月26日(日) 14:00開演
全席指定 5,500円
パパゲーノ:宮本益光(バリトン・演出・字幕)
ザラストロ:伊藤 純(バス)
タミーノ:望月哲也(テノール)
夜の女王:針生美智子(ソプラノ)
パミーナ:文屋小百合(ソプラノ)
侍女1:冨平安希子(ソプラノ)
侍女2:小泉詠子(メゾ・ソプラノ)
侍女3:杉山由紀(メゾ・ソプラノ)
パパゲーナ:鵜木絵里(ソプラノ)
モノスタトス:伊藤達人(テノール)
石野真穂(ピアノ)
振付・演出助手:成平有子
モーツァルト:歌劇「魔笛」
第1曲 導入「助けてくれ! 助けてくれ!」~「死ね!怪物よ!」
第2曲 アリア「オイラは鳥刺し」
第3曲 アリア「何という美しい絵姿」
第4曲 アリア「恐れることはありません、若者よ!」
第5曲 五重唱「ム、ム、ム」
第6曲 三重唱「さあ、可愛い子、こっちへ来るんだ」
第7曲 二重唱「恋を知る男たちは」
第8曲「何という不思議な笛の音だ」~「早く行きましょう、勇気を出しましょう」~フィナーレ
第2幕
第12曲 五重唱「どうしたことでしょう?こんな恐ろしいところにいるなんて?」
第13曲 アリア「誰でも恋の喜びを知っている」
第14曲 アリア「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」
第15曲 アリア「この聖なる殿堂には」
第17曲 アリア「愛の喜びは露と消えて」
第20曲 アリア「娘っ子か恋女房を」
第21曲 フィナーレ「私のタミーノ!何という幸せ!」~「パ・パ・パ」~「静かに、静かに、静かに、静かに!」~「太陽の輝きが夜を追い払い」
宮本益光(バリトン/構成・演出) 東京藝術大学卒業、同大学院博士課程修了。学術(音楽)博士号取得。2003年『欲望という名の電車』スタンリーで一躍注目を集め、以降二期会『ドン・ジョヴァンニ』(宮本亞門演出)タイトルロール、『こうもり』ファルケ、新国立劇場『鹿鳴館』清原栄之輔、日生劇場『メデア』イヤソン、神奈川県民ホール『魔笛』パパゲーノ等話題の公演に出演。『金閣寺』溝口役では、神奈川県民ホール及び二期会にて主演、高い評価を得た。作詞、訳詞、執筆、企画、演出等でも多彩な才能を発揮、創造性あふれるステージで聴衆を魅了している。テレビ愛媛賞25、09年よんでん芸術文化奨励賞受賞。MOZART SINGERS JAPAN主宰。桐朋学園大学准教授、聖徳大学客員准教授。二期会会員。 |
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伊藤 純(バス) 東京藝術大学卒業、同大学院修了。50を超えるレパートリーで多数のオペラに出演。特に『ラ・ボエーム』コッリーネ、『魔笛』ザラストロでの出演は圧倒的回数を誇る。二期会『マクベス』医者・暗殺者・伝令、同『ドン・カルロ』フィリッポⅡ世、同『リゴレット』スパラフチーレ、同『イル・トロヴァトーレ』フェルランド、同『魔弾の射手』クーノー、びわ湖・神奈川県民ホール共同制作『ばらの騎士』警部等出演。またイギリスにて『カーリュー・リヴァー』修道院長を演じた。コンサート・ソリストとしても評価が高く、バッハ「マタイ受難曲」、ハイドン「天地創造」等の他、ウィーン楽友協会大ホールでのモーツァルト「レクイエム」にも出演している。二期会会員。 |
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(c)Yoshinobu Fukaya/aura Y2 |
望月哲也(テノール) 東京藝術大学卒業、同大学院、二期会オペラスタジオ修了後、文化庁在外研修員としてウィーン国立音楽大学研究課程リート・オラトリオ科にて研鑽を積む。二期会『皇帝ティトの慈悲』ティト、新国立劇場『魔笛』タミーノ、びわ湖ホール『ワルキューレ』ジークムント、日生劇場『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ等で活躍。2018年上海交響楽団定期演奏会に招聘され、C.デュトワ指揮『サロメ』ナラボートで出演。20年新国立劇場『アルマゲドンの夢』(世界初演)歌手/冷笑者で出演。コンサートでも、オラトリオ等40作品以上のレパートリーを有し、バッハ「マタイ受難曲」エヴァンゲリスト等で高い評価を得ている。国立音楽大学、同大学院准教授。二期会会員。 |
(c)Yoshinobu Fukaya/aura Y2 |
針生美智子(ソプラノ) 札幌大谷短期大学音楽科卒業、同専攻科修了。文化庁オペラ研修所修了後、北海道文化財団、文化庁在外研修員としてローマに留学。第2回藤沢オペラコンクール第1位。第5回道銀芸術文化奨励賞、小樽文化奨励賞。オペラでは、二期会『魔笛』夜の女王、日生劇場『セビリアの理髪師』ロジーナ、日生劇場及び新国立劇場鑑賞教室関西公演『夕鶴』つう、グランドオペラ共同制作A.バッティストーニ指揮『アイーダ』巫女長の他、新国立劇場でも『イェヌーファ』『ジャンニ・スキッキ』『夜鳴きうぐいす』等多数出演。コンサート・ソリストとしても、メンデルスゾーン「讃歌」、モーツァルト「レクイエム」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」等で高い評価を得ている。二期会会員。 |
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文屋小百合(ソプラノ) 国立音楽大学卒業、同大学院オペラコース及び二期会オペラ研修所修了。第3回東京音楽コンクール第1位受賞。二期会『ポッベアの戴冠』ポッペア、同『ジュリアス・シーザー』クレオパトラ、新国立劇場『セルセ』アタランタ等数多くのオペラに出演。また、二期会及び西本智実プロデュース 座オペラ『蝶々夫人』タイトルロールで出演する他、二期会創立60周年記念公演『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナ、二期会<三部作>『外套』ジョルジェッタ、『修道女アンジェリカ』タイトルロールで好評を博す。コンサートでは、モーツァルト「レクイエム」、ドヴォルザーク「スタバト・マーテル」等のソリストとして、主要オーケストラとの共演を重ねている。二期会会員。 |
(c)Yoshinobu Fukaya/aura Y2 |
冨平安希子(ソプラノ) 東京藝術大学卒業、同大学院修了後渡独。シュトゥットガルト州立音楽大学オペラ科を最優秀の成績で修了。2005年リヒャルト・ワーグナー協会奨学生。ヴィルトバート・インターナショナル・ベルカントコンクール第二位、聴衆賞受賞。バイエルン州立歌劇場オペラ研修所で学び、同劇場『ばらの騎士』『魔笛』『ヘンゼルとグレーテル』およびドイツ各地で『フィガロの結婚』『メリー・ウィドー』等多数出演。国内では、宮本亜門演出『魔笛』『金閣寺』の他、二期会『魔弾の射手』エンヒェン、『後宮からの逃走』ブロンデ、『フィデリオ』マルツェリーネ、日生劇場『ラ・ボエーム』ムゼッタ等出演。二期会『ルル』タイトルロールでも好評を博した。二期会会員。 |
小泉詠子(メゾ・ソプラノ) 東京藝術大学大学院博士課程修了、博士号取得。二期会オペラ研修所修了後、文化庁在外研修員として渡伊。二期会『ファウストの劫罰』マルグリート、同『リゴレット』(A.バッティストーニ指揮)、新国立劇場『イェヌーファ』バレナ、日生劇場『ルサルカ』、同劇場及びサイトウ・キネン・フェスティバル松本『ヘンゼルとグレーテル』ヘンゼル等多くのオペラに出演。近年、二期会『ノルマ』アダルジーザ、新国立劇場『魔笛』侍女Ⅱ、グランドオペラ共同制作『カルメン』メルセデス等に出演、いずれも好評を博している。また、プラハ国立歌劇場管弦楽団、コソボ交響楽団とのモーツァルト「レクイエム」等、コンサート・ソリストとしても活躍している。二期会会員。 |
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杉山由紀(メゾ・ソプラノ) 武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所修了。二期会『ジューリオ・チェーザレ』タイトルロールで好評を博し、以後二期会では『ナクソス島のアリアドネ』作曲家、『アルチーナ』ルッジェーロ、『サロメ』『ルル』『パルジファル』、東京・春・音楽祭『ローエングリン』、日生劇場『コジ・ファン・トゥッテ』ドラベッラ、日本オペラ協会『紅天女』しじま、びわ湖ホール『神々の黄昏』ヴェルグンデ、まつもと市民オペラ『山と海猫』花月等出演。コンサートでも、バッハ「ロ短調ミサ」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」、メンデルスゾーン「エリア」等出演。今後益々の活躍が期待されている。二期会会員。 |
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(c)Yoshinobu Fukaya/aura Y2 | 鵜木絵里(ソプラノ) 東京藝術大学卒業、同大学大学院および二期会オペラスタジオ修了後、イタリア政府給費生としてミラノへ留学。イタリア・オルヴィエート国際コンクール第2位。マンチネッリ劇場『ファルスタッフ』ナンネッタ、佐渡裕指揮・宮本亜門演出『キャンディード』クネゴンデ、二期会『コジ・ファン・トゥッテ』(2006年度文化庁芸術祭大賞)デスピーナ、『ホフマン物語』オランピア、新国立劇場『魔笛』パパゲーナ、日生劇場および神奈川県民ホール『ヘンゼルとグレーテル』グレーテル等を演じ、卓越した歌唱と演技力で好評を博す。テレビ朝日「題名のない音楽会21」、BSプレミアム「クラシック倶楽部」、NHK-Eテレ「シャキーン」等メディアにも数多く出演。二期会会員。 |
伊藤達人(テノール) 東京藝術大学卒業、同大学院および新国立劇場オペラ研修所修了。文化庁在外研修員としてベルリンにて研鑽を積む。これまでに、《魔笛》《リタ》《ナクソス島のアリアドネ》等出演。2016年二期会《ナクソス島のアリアドネ》ブリゲッラ、18年日生劇場《魔笛》武士Ⅰ、19年同《ヘンゼルとグレーテル》魔女、20年日生劇場《ルチア》アルトゥーロ等出演。21年は新国立劇場《夜鳴きうぐいす》漁師の他、同『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ダーヴィットで急遽出演し話題を呼んだ。22年1月オーケストラ・アンサンブル金沢 オペラ『禅』鈴木大拙にて主演、さらに7月には、二期会創立70周年記念公演『パルジファル』にてタイトルロールを務めた。二期会会員 |
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(c)篠原栄治 |
石野真穂(ピアノ ) 桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻卒業。同大学アンサンブル・ディプロマ修了。その後、笹川日仏財団の研修生として、パリ市立シャトレ劇場に於いてサビーヌ・ヴァタンのもと、コレペティトゥーアの研鑽を積む。在仏中、劇場主催コンサート「les midi musicaux」を始め、数々の演奏会に出演。帰国後はコレペティトゥーアとして活動し、二期会、新国立劇場、びわ湖ホール、日生劇場などのオペラ公演に関わる。また共演ピアニストとして、多くの演奏家から信頼を得ている。近年では静岡国際オペラコンクールで公式伴奏者を務める他、東京NHK児童合唱団の録音に携わるなど、多方面において活躍している。二期会オペラ研修所ピアニスト。新国立劇場オペラ研修所ピアニスト。 |