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Concert  コンサート情報

MAROワールド Vol.44
“ドホナーニ Part Ⅱ” by 篠崎“まろ”史紀

2022年421日(木)19:00 開演
全席指定 7,000

ご好評につき完売いたしました
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篠崎“まろ”史紀、小林壱成(ヴァイオリン)
鈴木康浩(ヴィオラ)
佐山裕樹(チェロ)
入江一雄(ピアノ)

王子ホールが、“まろ”の愛称で親しまれているN響コンサートマスター、篠崎史紀と創る音楽の社交場、“MAROワールド”第44回は、ハンガリーの作曲家ドホナーニの第2弾。2010年3月、没後50周年にお届けした際にシリーズ最大のマイナー作曲家と言われましたが、そのロマンティックな旋律に当夜のお客様は大いに感銘を受けられました。今回のピアノ四重奏曲は14歳から3年をかけた、この年齢で書いたと思えない発想の世紀末の雰囲気を湛えた大曲。そして大好評だったブラームスが惚れ込んだほど魅力的な五重奏曲を再びお届けします。当時聴き逃した方も是非ご一聴ください。
プログラム

ドホナーニ
 :ピアノ四重奏曲 嬰ヘ短調
 :ピアノ五重奏曲 第1番 ハ短調 Op.1

プロフィール

篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)

北九州市出身。NHK交響楽団コンサートマスター。愛称 “まろ”。3歳より両親の手ほどきを受け、1981年ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾る。その後ヨーロッパの主要なコンクールで数々の受賞を果たしヨーロッパを中心にソロ、室内楽と幅広く活動。88年帰国後、群響、読響のコンサートマスターを経て、97年N響のコンサートマスターに就任。以来“N響の顔”として国内外で活躍する。2004年より銀座・王子ホールでスタートした『MAROワールド』。このシリーズから弦楽合奏団「MAROカンパニー」が結成され、これらの功績により、「2020年度 第33回 ミュージック・ペンクラブ音楽賞」受賞。その他、79年史上最年少で北九州市民文化賞、01年福岡県文化賞、14年有馬賞受賞。東京藝大、桐朋学園、昭和音大で後進の育成にも力を注いでおり、19年には日本人ヴァイオリニストとしては初めてリスト音楽院より招聘されマスタークラスの指導を行う。WHO国際医学アカデミー・ライフハーモニーサイエンス評議会議員、北九州文化大使。使用楽器は1735年製ストラディヴァリウス((株)ミュージック・プラザ 神田侑晃氏より貸与)。

小林壱成(ヴァイオリン)

Gyarfas Competition 2019(ベルリン)最高位、青山音楽賞新人賞、日本音楽コンクール、松方音楽賞ほか、入賞受賞多数。ロームミュージックファンデーション、明治安田QOL文化財団等奨学生。カーネギー・ホール、東京・春・音楽祭、ヴァディム・レーピン監督のトランス=シベリア芸術祭、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」等に出演し、2019年にはドイツの名匠セバスティアン・ヴァイグレに才能を高く認められ、読売日本交響楽団と共演。王子ホールのレジデント「ステラ・トリオ」メンバーを務める。21年9月より東京交響楽団コンサートマスター。

鈴木康浩(ヴィオラ)

5歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て桐朋学園大学卒業。卒業後ヴィオラに転向。読売新聞社新人演奏会出演。第47回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部第1位。第9回クラシックコンクール全国大会ヴィオラ部門第2位(1位なし)。第2回淡路島しずかホールヴィオラコンクール第2位。第12回宝塚ヴェガコンクール弦楽部門第1位。2001年よりドイツのカラヤン・アカデミーで研鑽を積んだ後ベルリン・フィルの契約団員となり、04年秋帰国。現在読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者を務めている。

佐山裕樹(チェロ)

第13回ビバホールチェロコンクール第1位。第70回全日本学生音楽コンクールチェロ部門大学の部東京大会及び全国大会第1位。第29回青山音楽賞新人賞。チェロを宮田 豊、林 峰男、倉田澄子に師事。室内楽を山崎伸子、堤 剛、伊藤亮太郎、練木繁夫に師事。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を経て、桐朋学園大学音楽学部チェロ科を首席で卒業。ロームミュージックファンデーション2021年度奨学生。桐朋学園大学チェロアンサンブル・サイトウ奨学生。現在、桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマコース在籍。

https://www.yuki-sayama.com/

入江一雄(ピアノ)

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て同大学・同大学院を首席で卒業・修了。2012年9月よりモスクワ音楽院研究科に在籍。16年夏に同課程を修了しディプロマ取得。留学に際して、ロームミュージックファンデーション、文化庁より助成を受ける。第77回日本音楽コンクールピアノ部門第1位、第1回CWPM(ポルトガル)第5位入賞他受賞多数。プロコフィエフの作品演奏を自身のライフワークとし、ピアノソナタ全曲演奏会(全3回)を成功させた。これまでに植田克己、エリソ・ヴィルサラーゼらに師事。現在、桐朋学園大学及び昭和音楽大学ピアノ科非常勤講師。王子ホールレジデント「ステラ・トリオ」メンバー。