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Concert  コンサート情報

≪バロック・ライヴ劇場≫第13回公演
ジャン・ロンドー&トーマス・ダンフォード
〜仮面舞踏会〜

2021年124日(土) 14:00開演
全席指定 6,000
【公演中止】>>公演中止のお知らせ

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ジャン・ロンドー(チェンバロ)
トーマス・ダンフォード(アーチリュート)

2019年、王子ホールに初登場し、あっという間に聴衆を虜にしたチェンバロの奇才、ジャン・ロンドーが、今回はリュート界のエリック・クラプトンと評されるトーマス・ダンフォードを伴って《バロック・ライヴ劇場》に登場します。2人の奇才が創るライヴは時空を超えたヴェルサイユ宮殿と化し、無二の美しい音楽体験の場となることでしょう。

 

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プログラム

ロベール・ド・ヴィゼー:組曲 ニ短調
マラン・マレ:「人間の声」(ヴィオール曲集 第2巻)
フランソワ・クープラン
 :プレリュード ハ長調(クラヴサン奏法)
 :「メヌトゥ嬢」 (クラヴサン曲集 第2巻 第7組曲)
 :「子守歌、または ゆりかごの中のいとし子」(クラヴサン曲集 第3巻 第15組曲)
 :「テネブレーゼ」/「お気に入り」(クラヴサン曲集 第1巻 第3組曲)
ジャン=アンリ・ダングルベール:プレリュード/サラバンド・グラーヴェ(クラヴサン曲集 第3組曲 ニ短調)
アントワーヌ・フォルクレ
 :「ポルトゥゲーズ」(ヴィオール曲集 第1組曲 ニ短調)
 :「シルヴァ」/「ユピテル」(ヴィオール曲集 第5組曲 ハ短調)

プロフィール

ジャン・ロンドー (チェンバロ)

B.ヴェルレのもとで10年以上にわたってチェンバロを学び、その後、通奏低音、オルガン、ピアノ、ジャズと即興演奏、作曲、指揮の研鑽を積んだ。さらに、パリ国立高等音楽院でB.ランヌーとケネス・ワイスに師事して優等で卒業し、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校で、チェンバロと通奏低音の優秀賞を受賞した。ソルボンヌ(パリ大学)では音楽学の学位を取得している。2012年、弱冠21歳という若さでブルージュ国際古楽コンクール・チェンバロ部門優勝。13年RFP(ラジオ・フランコフォン・パブリック)新人賞、15年には、ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ムジーク・クラシックのソロ楽器部門賞を受賞。エラート・レーベルの専属アーティストとして、15年にバッハのチェンバロ独奏曲集『Imagine』でメジャー・デビュー。これまでにラモーとロワイエの作品集『Vertigo』、『王家~ディナスティ』、『スカルラッティ・ソナタ集』など6枚のCDをリリース。5枚目となる『バリケード』では、リュート奏者、トーマス・ダンフォードも参加、フランス国内でのCDの月間売上が第2位となる。バロック・クヮルテット「ネバーマインド」で頻繁に演奏するほか、チェンバロ奏者としての活動とは別に、ジャズ指向の自作曲をピアノで表現する場として、アンサンブル「Note Forget」を結成。バロック、クラシック、ジャズへの情熱と好奇心にあふれたロンドーは、哲学、心理学、教授法の要素を少しずつ織り交ぜ、多様な文化や芸術形態、専門分野の間にある音楽的な関係性を常に追求している。16年クリスティアン・シュヴォホー監督によるドイツの画家パウラ・モーダーゾーン=ベッカーの伝記的映画『パウラ』の音楽を作曲。

トーマス・ダンフォード(アーチリュート) 

「リュート界のエリック・クラプトン」(BBCミュージックマガジン)と評される。1988年、フランス・パリ生まれ。9歳でリュートを始める。パリ国立音楽院で学び、2006年にシャルル=エドゥアール・ファンタンのクラスで最優秀賞を獲得。その後、バーゼル・スコラ・カントゥールムに進学。高名なリュート奏者ホプキンソン・スミスに師事し、多くのコンクールで優勝。フランス古楽界の大御所ガンバ奏者ジョナサン・ダンフォードを父に持つ。すでにソリストとしてニューヨークのカーネギー・ホールやロンドンのウィグモア・ホールをはじめ世界各国で演奏するほか室内楽やオーケストラで共演者としても活動している。クリスティ指揮レザール・フロリサン、ヘレヴェッヘ指揮コレギウム・ヴォカーレ・ゲントなど数多くの古楽名門オケとも協演している。自身が主宰するアンサンブル「ジュピテール」の通奏低音にジャン・ロンドーも参加するなど、2人の結びつきは強く、ロンドーのCD『バリケード』でも共演している。