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Concert  コンサート情報

MAROワールド Vol.39
“ベートーヴェン Part Ⅵ” by 篠崎“まろ”史紀

2020年924日(木) 14:00※追加/19:00 開演

全席指定 8,000

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篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)
鈴木康浩(ヴィオラ)
伊東 裕(チェロ)
菅沼希望(コントラバス)
近藤千花子(クラリネット)
吉田 将(ファゴット)
日高 剛(ホルン)

※定員の50%にするため、14:00(追加公演)/ 19:00の1日2回公演の開催となります。また、出演者との距離を確保するため最前列は使用いたしません。チケットをご購入済みの方へは下記の対応をいたします。
①左右の間隔をとった席をご希望の方へは、19:00公演から14:00公演への変更を承ります。
②ご希望の方へはチケットの払い戻しをいたします。

◆チケット変更・払戻しのご連絡先:王子ホールチケットセンター 03-3567-9990

王子ホールが、“まろ”の愛称で親しまれているN響コンサートマスター、篠崎史紀と創る音楽の社交場、“MAROワールド”第39回は、ベートーヴェン・イヤー企画の第2弾。2011年の名演再び。3本の弦が織りなす美しいセレナーデから、その後のベートーヴェンらしい作風を随所に感じる若かりし頃の傑作、七重奏へと繋ぎます。名手たちの妙技をご堪能下さい。

プログラム

ベートーヴェン:セレナーデ ニ長調 Op.8
       :七重奏曲 変ホ長調 Op.20


プロフィール

篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)

愛称“まろ”。NHK交響楽団第1コンサートマスター。北九州市小倉出身。1963年、両親共にプロの幼児教育者の家に生まれ、3歳より父、篠崎永育にヴァイオリンの手ほどきを受ける。15歳の時に毎日学生音楽コンクール全国第1位。16歳で単身3ヶ月のザルツブルク夏期講習に参加。高校まで地元で過ごし卒業と同時に8年間に及ぶウィーン留学へ。師トーマス・クリスティアンの門戸を叩き、ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾り、その後ヨーロッパの主要なコンクールで数々の受賞を果たす。88年帰国後、群馬交響楽団、読売日本交響楽団のコンサートマスターを経、97年、34歳でNHK交響楽団のコンサートマスターに就任。以来、“N響の顔”として、ソリスト、室内楽奏者、指導者として、国内外で活躍中。現在NHK「クラシック音楽館」に案内人MAROとして出演している。96年より東京ジュニアオーケストラソサエティの音楽監督を務める他、WHO評議会委員を務め、そのコンサートにも熱心に取り組んでいる。2014年、第34回有馬賞受賞。ヴァイオリン・ピアノ楽譜集「MARO’s Palette」(監修)、エッセイ「ルフトパウゼ ウィーンの風に吹かれて」が出版されている。現在、桐朋学園大学及び東京藝術大学非常勤講師、昭和音楽大学客員教授。

鈴木康浩(ヴィオラ)

桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て桐朋学園大学卒業。卒業後ヴィオラに転向。第12回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽部門第1位他受賞多数。2001年からベルリンのカラヤン・アカデミーで学び、ベルリン・フィル契約団員を経て04年に帰国。06年より読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者。 王子ホールでは“銀座ぶらっと”シリースの「お昼の名曲サロン」の顔でもある。

伊東 裕(チェロ)

東京藝術大学器楽科を首席で卒業。同大学音楽研究科修士課程を経て、現在ザルツブルク・モーツァルテウムにてエンリコ・ブロンツィに師事している。日本音楽コンクール チェロ部門他、第1位受賞多数。2018年、葵トリオのメンバーとしてミュンヘン国際音楽コンクールピアノ三重奏部門第1位を受賞。王子ホールレジデント「ステラ・トリオ」メンバー。

菅沼希望(コントラバス)

14歳よりコントラバスを始める。東京藝術大学を卒業後、同大学院修士課程在学中に渡独し、フランクフルト音楽・舞台芸術大学にて学ぶ。これまでに池松 宏、C.Schmidt、永島義男、西山真二、村上満志、山谷明恵、吉田 秀に師事。第5回秋吉台国際音楽コンクール入選。新日本フィルハーモニー交響楽団正団員。

近藤千花子(クラリネット)

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、2005年同大学音楽学部を首席卒業。安宅賞、アカンサス音楽賞受賞。第78回日本音楽コンクール第2位。第22回日本木管コンクール第1位、聴衆賞。これまでにクラリネットを磯部周平、山本正治、村井祐児に師事。13年アフィニス文化財団海外研修員として英国王立音楽院修士課程修了。在学中、クラリネットをクリス・リチャーズ、エスクラリネットをチーユー・モーに師事。ロンドン交響楽団に客演。現在、東京交響楽団クラリネット奏者。横浜シンフォニエッタ シーズンメンバー。洗足音楽大学、昭和音楽大学、東京藝術大学非常勤講師。

吉田 将(ファゴット)

武蔵野音楽大学卒業後、ハノーファー音楽大学ソロクラス卒業。岡崎耕治、クラウス・トゥーネマンに師事。ベルギー王立フレミッシュオペラ首席奏者等を経て、1989年より読売日本交響楽団首席ファゴット奏者に就任。読響にはソリストとしても出演している。現在、武蔵野音楽大学、日本大学芸術学部、洗足学園音楽大学、国立音楽大学講師。サイトウ・キネン・オーケストラ首席奏者。

日高 剛(ホルン)

宮崎市出身。1990年長崎大学経済学部に入学。卒業後、東京藝術大学にてホルンを学ぶ。96年よりオランダ・マーストリヒト音楽院に留学。帰国後、2000年広島交響楽団に入団。その後、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、NHK交響楽団ホルン奏者を歴任した。音楽と美術のコラボレーション、アウトリーチなど多彩な演奏活動を行う。また、ロサンゼルス、オランダ・マーストリヒト、フィンランド・シベリウス音楽院、台湾にてリサイタルやマスタークラスを開催した。ホルンアンサンブル「つの笛集団」、The Horn Quartet、Tokyo G Brassメンバー。霧島国際音楽祭、木曽音楽祭に参加。現在、東京藝術大学准教授、国立音楽大学講師、日本センチュリー交響楽団首席客演奏者。