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Concert  コンサート情報

王子ホール ニューイヤー・スペシャルコンサート

MAROワールド Vol.37
by 篠崎“まろ”史紀&MAROカンパニー

2020年
111日(土) 18:00開演 
112日(日) 14:00開演 

全席指定 各日8,000円

完売
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篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)

MAROカンパニー
﨑谷直人(ヴァイオリン)
中村翔太郎(ヴィオラ)
桑田 歩(チェロ)
菅沼希望(コントラバス)
竹山 愛(フルート)
古部賢一(オーボエ、イングリッシュッホルン)
豊永美恵(クラリネット、バスクラリネット)
鈴木一成(ファゴット)
福川伸陽(ホルン)
植松 透、篠崎史門(パーカッション)
山中惇史(ピアノ)
山口綾規(ハルモニウム)
冨山みずえ(ソプラノ)

王子ホールが、“まろ”の愛称で親しまれているN響コンサートマスター、篠崎史紀と創る音楽の社交場“MAROワールド”第37回は、MAROカンパニーによるマーラーの交響曲第4番室内楽版をお届けします。当時マーラーの交響曲を広めるために編曲されたシュタインによる室内楽版。MAROワールドでは、近年ホルンを加えてより魅力的な作品となったジモン版をご披露。ニューイヤーに相応しいワルツの旋律と共に、何時しか世紀末ウィーン、ユーゲント・シュティールの時代へMAROカンパニーがお連れします。
プログラム

J.シュトラウスⅡ
 :南国のバラ Op.388(シェーンベルク編)
 :『ジプシー男爵』より 宝石ワルツ Op.418(ウェーベルン編)
 :酒、女、歌 Op.333(ベルク編)

マーラー:交響曲 第4番 ト長調 室内楽版(K.ジモン編)

プロフィール

篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)

愛称 "まろ"。NHK交響楽団第1コンサートマスター。北九州市小倉出身。1963年、両親共にプロの幼児教育者の家に生まれ、3歳より父、篠崎永育にヴァイオリンの手ほどきを受ける。15歳の時に毎日学生音楽コンクール全国第1位。16歳で単身3ヶ月のザルツブルク夏期講習に参加。高校まで地元で過ごし卒業と同時に8年間に及ぶウィーン留学へ。師トーマス・クリスティアンの門戸を叩き、ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾り、その後ヨーロッパの主要なコンクールで数々の受賞を果たす。88年帰国後、群馬交響楽団、読売日本交響楽団のコンサートマスターを経、97年、34歳でNHK交響楽団のコンサートマスターに就任。以来、"N響の顔"として、ソリスト、室内楽奏者、指導者として、国内外で活躍中。96年より東京ジュニアオーケストラソサエティの音楽監督を務める他、WHO評議会委員を務め、そのコンサートにも熱心に取り組んでいる。14年、第34回有馬賞受賞。ヴァイオリン・ピアノ楽譜集「MARO’s Palette」(監修)、エッセイ「ルフトパウゼ ウィーンの風に吹かれて」が出版されている。現在、桐朋学園大学及び東京藝術大学非常勤講師、昭和音楽大学客員教授。

﨑谷直人(ヴァイオリン)

ケルン音大、パリ音楽院、桐朋学園ソリストディプロマコースを経て、バーゼル音楽院修了。メニューイン国際コンクール第3位。2006年、ウェールズ弦楽四重奏団結成。現在、神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスター。

中村翔太郎(ヴィオラ)

4歳よりヴァイオリンを始め、東京藝大附属高校入学を機にヴィオラに転向。東京藝大卒業。2010年、第15回コンセール・マロニエ21弦楽器部門第1位。東京ジュニアオーケストラソサエティ講師。現在、N響次席ヴィオラ奏者。

桑田 歩(チェロ)

NHK交響楽団次席チェロ奏者。東京音大からウィーン市立音楽院に留学。帰国後、群馬交響楽団及び新星日本交響楽団(現東フィル)で首席を務める。N響チェロ奏者で結成したラ・クァルティーナのメンバー。最新CDは「ポーランドの歌~ショパン・チェロ作品集~」。

菅沼希望(コントラバス )

14歳よりコントラバスを始める。東京藝術大学を卒業後、同大学院修士課程在学中に渡独し、フランクフルト音楽・舞台芸術大学にて学ぶ。これまでに池松 宏、C.Schmidt、永島義男、西山真二、村上満志、山谷明恵、吉田 秀に師事。新日本フィルハーモニー交響楽団正団員。

竹山 愛(フルート)

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団首席フルート奏者。東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。同大学院音楽研究科修士課程修了。第79回日本音楽コンクール第1位、第8回神戸国際フルートコンクール第3位など受賞歴多数。洗足学園大学非常勤講師。

古部賢一(オーボエ、イングリッシュホルン)

東京藝術大学在学中、小澤征爾率いる新日本フィルハーモニー交響楽団首席オーボエ奏者に就任。ミュンヘン音楽大学大学院にて学ぶ。ハンブルク北ドイツ放送響、ベルリン・ドイツ響等にも客演首席奏者として招かれ、ソリスト、室内楽奏者としても国内外で活躍中。

豊永美恵(クラリネット、バスクラリネット)

ハンガリー政府給費奨学生、文化庁新進芸術家海外研修員としてハンガリー国立リスト音楽院を修了。ブダペスト春の音楽祭、北九州国際音楽祭など多くの主要音楽祭にソリスト出演する。岩城宏之音楽賞2009受賞。D'Addario Woodwinds専属アーティスト。福井大学非常勤講師。CD「Memories of Hungary」発売。

鈴木一成(ファゴット)

三重県出身。愛知県立芸術大学卒業。桐朋学園大学研究生修了。第13回東京音楽コンクール、第29回宝塚ベガ音楽コンクール木管部門第1位、第1回日本ファゴットコンクール第2位等受賞多数。神奈川フィルハーモニー管弦楽団、THE ORCHESTRA JAPAN各首席ファゴット奏者。木管5重奏団Ensemble Le Creusetメンバー。

福川伸陽(ホルン)

NHK交響楽団首席奏者。第77回日本音楽コンクール・ホルン部門第1位受賞。ソリストとして国内外のオーケストラとの共演をはじめ音楽祭にも多数出演。彼のために書かれた作品、CDも数多いスペシャリストである。東京音楽大学兼任准教授。

植松 透(パーカッション)

NHK交響楽団首席ティンパニ奏者。国立音楽大学、同大学院にて打楽器を学ぶ。軽井沢国際音楽祭では「子供たちの音楽会」の中心的存在として活躍、またNHK音楽祭で初めての「こども音楽祭」をプロデュース。洗足学園音楽大学客員教授、国立音楽大学講師。

篠崎史門 (パーカッション)

学習院高等科、上野学園大学卒業。桐朋学園大学研究科修了。東京芸術劇場ウインドオーケストラアカデミー第1期生。現在、神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席打楽器奏者(ティンパニ)及び横浜市神奈川区民文化センター かなっくホール・レジデンスアーティスト。

山中惇史(ピアノ)

東京藝術大学院音楽学部作曲科を経て、 同大学音楽研究科修士課程作曲専攻修了。令和元年度第26回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第1位。現在、東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻に在学し研鑽を積む。

山口綾規(ハルモニウム)

東京藝術大学大学院を修了。東京を中心に、欧米、東南アジア各地で積極的に演奏活動を続ける。クラシックからジャズ、ポピュラーまで、ジャンルの垣根を超えた多彩なレパートリーには定評があり、各地で新たなオルガンファンを生み出している。昭和音楽大学講師。

冨山みずえ(ソプラノ )

東京音楽大学卒業。京都バッハ・ゾリステンに所属し、J.S.バッハの宗教曲のソリストおよび合唱として活動。2010年にリュートソングでのリサイタルを行い、デビューCD「柳の歌」を発表。「忘れがたい印象」と専門誌で絶賛を浴びる。現在はヘンデルの「メサイア」やオラトリオのソリスト、ハイドンの歌曲、日本の叙情歌など、澄明な声質を生かして活動の場を広げている。