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Concert  コンサート情報

transit Vol.12
ヴィジョン弦楽四重奏団
~王子ホール開館記念日コンサート~

2019年1025日(金) 19:00開演

全席指定 4,000(開館記念日特別価格)

完売
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ヤーコブ・エンケ(ヴァイオリン)
ダニエル・シュトル(ヴァイオリン)
ザンダー・シュトゥアート(ヴィオラ)
レオナルド・ディッセルホルスト(チェロ)

昨今、若手の弦楽四重奏団の台頭は目を見張るものがあり、いずれも個性的で実力伯仲。こうなったら片っ端から聴いて楽しみたいものです。今回transitに登場するヴィジョン弦楽四重奏団もその急先鋒のひとつ。2016年に2つの主要なコンクールで第1位ならびに聴衆賞と特別賞を総ナメにして以来、彼らの演奏には、電流が走るような、開放的な躍動感、ほとばしる若さ、溢れる生命力、恐れ知らずetc.と言った言葉が寄せられています。暗譜と立奏スタイルが話題に上っていますが、半端ない技術の高さの上で自信を持って自らを開放して楽しんでいるのでしょう。そこで私たちが目にするのはまさにライヴそのもの。王子ホール27年目の開館記念日を祝して、特別価格にてご提供します。この凄い才能をお見逃しなく、お聴き逃しなく!

プログラム

シューベルト:弦楽四重奏曲 第12番 ハ短調 D703 「断章」
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲 第2番 イ短調 Op.13
シューベルト:弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 D810 「死と乙女」

プロフィール

ヴィジョン弦楽四重奏団

2012年結成、ベルリンに拠点を置くヴィジョン弦楽四重奏団(以下VSQ)は、数ある同世代の弦楽四重奏団の中でもとりわけ優れたクァルテットとして注目を浴びている。レパートリーは、クラシックに加えて、自分たちのオリジナル楽曲やジャズやロック、ポップス等、多岐にわたる。プログラムは全て暗譜、立奏するという独特の演奏スタイルは、音楽とのより強い一体感を感じさせ、鮮烈な印象を与えるとして賞賛を集めている。16年、メンデルスゾーン全ドイツ音楽大学コンクール(ベルリン)と、ジュネーヴ国際音楽コンクールで優勝。メックレンブルク=フォアポメルン音楽祭で聴衆賞、栄誉あるヴュルト賞も受賞。18年にはユルゲン・ポント財団より室内楽賞を授与された。ゲヴァントハウス(ライプツィッヒ)、トンハレ(デュッセルドルフ)、コンツェルトハウス(ベルリン)、フィルハーモニー(ルクセンブルク)といった格式あるコンサートホールの他、ラインガウ、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン、ルツェルン等の国際音楽祭に引っ張りだこだ。「コンサート・イン・ザ・ダーク」と題して真っ暗闇の中で演奏したり、ジョン・ノイマイヤーや照明デザイナーとコラボレーションするなど、実験的なスタイルを次々に取り入れ、斬新な斬り口で自分たちの表現を広げている。北ドイツ放送、南西ドイツ放送、バイエルン放送、西部ドイツ放送といった主要放送局でもライブ録音が紹介されている。15年には南西ドイツ放送の「ニュータレント」に選抜された。18/19 シーズンは6月に英国デビューを予定。ウィグモアホール、セージ・ゲーツヘッドに出演する他、スコットランドのパース・コンサートホールでの公演の模様はBBCラジオ3 「ランチタイム・コンサート」シリーズで放送される。この他、フィレンツェのアミーチ・デッラ・ムジカでの公演に加え、テルアビブ、エルサレム、ハイファのイスラエルの3都市にツアーを行う。またコペンハーゲンのDRコンサートホールでデンマーク弦楽四重奏団による室内楽プロジェクト「シリーズ・オブ・フォー」に出演。ドイツ国内ではベルリン、ケルン、ハンブルク、エッセン、バーデン・バーデン、ブレーメンで演奏する他、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、ラインガウ音楽祭にも招待されている。ブリュッセルのフラジェ・コンサートホールと提携し、クララ・フェスティバル、ミュージック3・フェスティバルへの出演を含む、今後3シーズンに公演を予定している。4人はベルリンでアルテミス・カルテットに、マドリードのソフィア王妃高等音楽院でギュンター・ピヒラーに師事。さらにハイメ・ミュラー、ゲルハルト・シュルツといった音楽家に特待生として迎えられ、ジュネス・ムジカーレや、フランスのプロ・クァルテットの教育プログラムにも参加。19年春にはデビューCDの録音を予定している。