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Concert  コンサート情報

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クリスティアーネ・カルク

2019年330日(土) 14:00開演

全席指定 6,500 【公演中止】

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クリスティアーネ・カルク(ソプラノ)
マルコム・マルティノー(ピアノ)

2016年に王子ホールで日本初リサイタルを行ったドイツの素敵な歌姫クリスティアーネ・カルク。完璧なまでにコントロールされた歌唱力と3分間のドラマを演じきる表現力で、卓越したリート歌手でもあることを強烈に知らしめてくれました。3年ぶり、待望の再登場となる今回は、クララ&ロベルト・シューマンとアルマ&グスタフ・マーラーの二組のカップルの愛の在り方を歌で描きます。


【クリスティアーネ・カルク 来日中止のお知らせとお詫び】
2019年3月に来日を予定していたクリスティアーネ・カルクは、妊娠および出産のため、来日が不可能となりました。予定していた330日(土)のリサイタルはやむを得ず中止とさせていただきます。コンサートを楽しみにされていたお客様には心よりお詫び申し上げます。何卒ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。

プログラム

クララ・シューマン:雨風の中を彼はやってきた
         :美しいために私を愛するのなら
         :なぜ他の人にたずねるのか
ロベルト・シューマン:女の愛と生涯

********** 休憩 **********

グスタフ・マーラー:春の朝
         :私は緑の森を楽しく歩いた
         :ハンスとグレーテ
アルマ・マーラー:私の父の花園にて
         :あなたの傍らでは心おきなく
         :頌歌
グスタフ・マーラー:リュッケルト歌曲集

プロフィール

クリスティアーネ・カルク(ソプラノ)

バイエルン州フォイヒトヴァンゲン(ドイツ)に生まれ、ザルツブルク・モーツァルテウム大学とヴェローナ音楽院で声楽を学ぶ。2009年には、「オペルンヴェルト」誌の「ヤング・パフォーマー・オブ・ザ・イヤー」(年間最優秀新人賞)に選ばれ、18年に権威ある「ブラームス賞」を受賞。ハンブルク州立歌劇場のインターナショナル・オペラ・スタジオのメンバーを経て、08年にフランクフルト歌劇場のアンサンブル・メンバーとなる。06年にザルツブルク音楽祭にデビュー。アン・デア・ウィーン劇場、バイエルン国立歌劇場、ドレスデン国立歌劇場、英国ロイヤル・オペラハウスなどに出演。16年には、《ばらの騎士》のゾフィーでミラノ・スカラ座デビューを果たした。17/18シーズンのハイライトには《ペレアスとメリザンド》のメリザンドによるウィーン国立歌劇場デビュー、《フィガロの結婚》のスザンナによるメトロポリタン歌劇場デビューが挙げられる。コンサートでは、アーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、ハーディング指揮ロンドン交響楽団、ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団(東京公演)、ティーレマン指揮ドレスデン国立歌劇場管弦楽団およびベルリン・フィルハーモニー管弦楽団などと共演。リサイタル歌手としても傑出しており、ウィーンの楽友協会ホール、シュヴァルツェンベルクのシューベルティアーデ音楽祭、ウィグモア・ホールなどに出演。

マルコム・マルティノー(ピアノ)

エジンバラに生まれ、ケンブリッジ大学のセント・キャサリンズ・カレッジと英国王立音楽大学に学ぶ。同世代の中でもトップレベルの伴奏者と目されており、ボストリッジ、ゲオルギュー、S.グラハム、ハンプソン、キーンリーサイド、コジェナー、F.ロット、ネトレプコ、フォン・オッター、ターフェルら数多くの世界的名歌手たちと共演している。これまでにウィグモア・ホール(ブリテンとプーランクのシリーズ、ドイツ歌曲シリーズ「デケイド・バイ・デケイド~ドイツ歌曲の100年」、BBCで放送された「ソングライヴ」シリーズ)や、エジンバラ・フェスティバル(フーゴ・ヴォルフの歌曲の全曲リサイタル)で自身のコンサート・シリーズを行っている。録音には、クリスティアーネ・カルクとの共演によるリヒャルト・シュトラウス歌曲集およびベートーヴェン、ハイドン、メンデルスゾーン、モーツァルトのアリアを収録したアルバム「シーン!(Scene!)」のほか、ターフェル、キ-ンリーサイド、F.ベッシュ、レシュマン等との共演による歌曲集のCDがある。2004年、英国王立スコットランド音楽院より名誉博士号を授与され、09年に同音楽院伴奏科の「インターナショナル・フェロー」に任命される。11年には、リーズ・リーダー(歌曲)・フェスティバルで音楽監督を務めた。16年、新年に発表される大英帝国勲章において、オフィサー(将校)の勲章を受ける。