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Concert  コンサート情報

《バロック・ライヴ劇場》第8回公演
ファミ・アルカイ&アカデミア・デル・ピアチェーレ
~スペイン再発見~

2018年1113日(火) 19:00開演

全席指定 6,500

公演終了
2018年6月30日(土)
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ファミ・アルカイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ/芸術監督)

アカデミア・デル・ピアチェーレ(古楽アンサンブル)
 ヨハンナ・ロセ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ラミ・アルカイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ハビエル・ヌニェス(チェンバロ)
 ミゲル・リンコン(バロック・ギター)

2016年に王子ホールでセンセーショナルな初リサイタルを行ったスペイン古楽界の次代のエース、ヴィオラ・ダ・ガンバの鬼才ファミ・アルカイが、自身の古楽アンサンブル、アカデミア・デル・ピアチェーレを従えてバロック・ライヴ劇場に登場。“スペイン再発見”というテーマの元、16~17世紀スペイン音楽を情熱的かつ斬新にお届けします。
プログラム

《スペイン再発見》
作曲者不詳(16世紀頃):ディ、ペーラ・モラ
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566)&ファミ・アルカイ:ラ・ダマ・レ・デマンダ
ハインリヒ・イザーク&ファミ・アルカイ:ラ・スパーニャに基づくグロサーダ
ジャック・アルカデルト(1505-1568)、ディエゴ・オルティス(1510頃-1570頃)&ファミ・アルカイ:「おお幸福な私の目」
即興&ファミ・アルカイ:「牛を見張れ」によるディフェレンシアス
アントニオ・デ・カベソン:第1旋法によるティエント 第3番
ファミ・アルカイ:ジョスカンの「はかりしれぬ悲しさ」によるグロサ
サンティアゴ・デ・ムルシア(1673-1739):ファンダンゴ
エルナンド・デ・カベソン(1541-1602)、ファミ・アルカイ編曲:グロサーダ「ある日シュザンヌが」
作曲者不詳&ファミ・アルカイ:ハカラス&フォリアス
ガスパール・サンス(1640-1710)&ファミ・アルカイ:パッサカリア、マリオナス、カナリオスに基づく即興

 

※本公演には休憩がありません

プロフィール

ファミ・アルカイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ/芸術監督)

1976年生まれ。現代のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の中でもっとも才気あふれる名高い若手演奏家と評されると同時に、その独特で伝達力に長けたアプローチによって、古楽レパートリーのすぐれた解釈者として広く認められている。セビリャおよびスイスでベントゥーラ・リコ、ヴィットリオ・ギエルミにヴィオラ・ダ・ガンバを師事。その頃からエスペリオン XXI(ジョルディ・サヴァール)など世界的に名高い古楽アンサンブルと演奏してきた。2002年に、ソプラノのマリビ・ブラスコとともにアカデミア・デル・ピアチェーレを創設、音楽監督を務める。14年、グロッサ・レーベルでソロ・ヴィオールのためのCD「ア・ピアチェーレ」を初録音、英国のグラモフォン誌は、このCDは“並外れた特別なもの”であり、“ファミ・アルカイはヴィオラ・ダ・ガンバを喜びの可能性に満ちた新境地へと導き”、“ヴィオラ・ダ・ガンバの過去と未来への素敵なトリビュート”と絶賛。16年には、これまででもっとも個人的な作品「バッハ・アルバム」をグロッサ・レーベルからリリース。09年以来、スペインでもっとも古く重要な古楽音楽祭であるセビリャ古楽音楽祭(FeMAS)の芸術監督を務めている。

アカデミア・デル・ピアチェーレ(古楽アンサンブル)

アカデミア・デル・ピアチェーレはスペインの古楽シーンの最前線に立つヨーロッパ有数のアンサンブルで、ユニークで斬新なプロジェクト、音楽家の技量の高さ、そして芸術監督ファミ・アルカイの強い個性で知られている。これまでベルリンのコンツェルトハウス、ケルンのフィルハーモニー、マドリードの国立音楽堂、リスボンのグルベンキアン財団コンサートホール、ウィーンのコンツェルトハウスなど、ヨーロッパおよび世界各地の名門ホールで公演を行い、古楽の主要レパートリーにさまざまな新しい光を当ててきた。CD「スペイン再発見」(2013年、仏ショク・ド・クラシカ賞、ドイツ・トッカータ誌推薦盤)では1600年代のスペインの即興音楽の熱い世界、「天国と地獄のヴィオール」(11年インターナショナル・クラシカル・ミュージック・アワードにノミネート)ではルイ14世時代のフランス宮廷の室内楽を取り上げた。16年、スペインのGEMA賞において最優秀バロック・アンサンブル賞を受賞。